Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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GPファクトリー 1/43 ヒノサムライ その2

2015-05-23 19:46:24 | 最近手に入れたキットのご紹介
先日、静岡ホビーショーから帰ってから1通のメールが来ました。

15日に静岡でオフ会をした事はどこかに書きましたが、あの時にお酒を飲みながらGPファクトリーの日野サムライのお話をしたんですね。
前の担当者から聞いた所では最初の1ロット分しか作られなかった・・・しかもその後すぐにGPファクトリーさんには連絡がつかなくなってしまい次のロットが入荷する事は無かったらしい・・・などと話したのです。
オフ会に参加していたYさんは翌日の16日は別件でボビーショーには参加されず17日の参加だったのですが、会場の一角でモデラーズフリマが有った事はご存知でしょうか?
何と「侍さんを見つけました」と言うメールだったのです。
良ければそのままのお値段でお譲りしますと・・・
お値段ですか?ここには書きませんが・・・とっても安かった(笑)有り難うございますYさん!!

もちろん断るはずが無いじゃないですか~!!(笑)
速攻譲って頂きました。

ここで私のブログをご訪問頂いている方なら日野サムライは前に一度買っていたはず・・・と思われるでしょうね。
確かにそうなんです、こちらをご覧頂ければわかりますね。
今度のキットは箱も元々のオリジナルですね。
前回のは箱のラベルも無かったので箱はオリジナルかどうか不明だったんです・・・

中身も未開封全ての袋に開封の跡は有りません

デカールも今回のは大丈夫ですね
前回のキットでは箱はまだしもデカールは一度水に濡れて流れてしまっていましたからね~まあ作れるんですけど・・・
オリジナルが入手出来たのでより精度の高いデカールが出来る様になりました。

エッチングが無くて少々探しましたらデカールの袋に同梱されていました(笑)
このエッチングですが前にも書いたかもしれないけどコクピット内の仕切り部分にはアルミのエッチングが入っているんですね

アトランティック4号車ボディ加工及びボンネットの製作

2015-05-23 19:18:10 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は雲が多いながらも雨は降りませんでしたね。
昨日の天気予報では日曜日は雨が降る予定だったのですが、今明日の天気予報を見ますと晴れらしい・・・一体どうなっているのでしょう??
そう言えば午前中にブルーインパルスが頭の上を飛んでいました途中少しスモークを出していたという事は明日は米子市の自衛隊美保基地で航空祭が有るのかな?
大体この時期なのですが・・・
この航空祭は随分子供の時に一度だけ両親に連れられて行った事が有ります。
もう余り記憶は無いんですが・・・F86Fセイバーが現役の頃だったと思います、それから数年後に確かショーの最中に島根半島のどこかに1機墜落した悲しい思いでもありますね。

さて今日も微速前進で制作開始です。

昨日からボディを触り始めている4号車ですがコクピットの前側のボンネッとの下側になる部分をハンダ付けしましたがその余分なハンダを削ってゆく所から本日の仕事が始まります。
少し前側の絞りが不足していたのでもう一度ハンダ付けをやり直したのは内緒ですね。
ここの絞り込みが少ないとボンネットの裏側に干渉してしまいますからここの絞り込みは大切なんです。

次はいつもの様にボンネットの素材になる0.3mmの真鍮板にケガキを致しましょう。
ケガキをする場合にボンネットの両肩の肩の部分から下側は少し長めに残しておきましょう、短かったら使い物にならないですからね~。

鋏を使って大体の形状に切り出しますが先端の丸い部分は鋏を使わずヤスリで削って仕上げてゆきます。
ちょっと面倒なのは中央部分のヒンジの部分でして左右が組み合わさる様に凹と凸の形状に仕上げてゆきますが凸は両側から鋏が入りますが凹の中央の部分はなかなか鋏が入り難いですね~こんな時は曲線鋏を使って大体の形状に切ってゆきます。
直線の鋏では切れませんが曲線鋏を使えば意外と簡単に切る事が出来ます。

この凹と凸の組み合わせですが余り限界的にきちんと合わせる必要は有りません、ヒンジとして実際に機能するのはパイプの部分がメインだからですね。
まあ塗料の厚み分は考慮してクリアランスをとっておけば良いのでは無いでしょうか!?

前側の曲線部分をヤスリで削って仕上げます、この場合に使うヤスリは三角と平(角の部分が削れる形状のもの)で大体削る事が出来ると思います。

この後はひたすら曲げてゆきます。
時計ヤットコを使って大体の形状に曲げてみます、前側はRを付けて後側の部分は少し強めに角が付く様に曲げます。
ただ、ここで全てを合わせようとしますとまだ余分な部分が有りますので奇麗に合わせられません・・・削り/曲げ/確認を繰り返してボディに合わせてゆきます。

大体の形状に曲げられたら今度は金床とハンマーを使って叩きます。
著しく凹んでいる部分は裏から表側に・・・
角の部分は全体のラインが揃う様に裏から少しづつ叩き出してゆきます。
一撃で形状を出そうとせず弱めに打って少しづつ合わせます、この作業は焦りは厳禁ですね。

最初に右側を作りましたが完成しましたら今度は左側ですね・・・昨日もこの順番で作りましたね。
同じ様な画像になりますからこの間の画像は有りませんが・・・左側のボンネットもたたき出しをする所まで来ています。
ボンネットの真鍮板の表面を注意深くご覧頂きますとハンマリングの跡が付いているのがわかりますね。
全体を少しづつ叩く事で叩いただけでも滑らかなRを付ける事が出来る事がご理解頂けますでしょうか?

次はボンネットをボディにフィッティングさせてゆきますまずヒンジ無しでボディの上に乗せて合い具合を確認します。
この時点で真中のヒンジの部分の高さが均一になっていないと後で必ず問題を起こします。
多くの場合は前側はラジエターグリルにフィットしていますが後側の中央側か外側の片側が浮いた感じになっている事が多いですがそんな状態ですとボンネットを外して少しねじって調節すれば意外と簡単にフィットしたりします。

次はヒンジの取り付けです。
2枚のボンネットの中央部分が一直線になる様にヒンジを取付けるだけですが・・・コレが意外と難しい(笑)
まずは中央部分から取付けてみました。

その前後のヒンジもハンダ付けしまして中央にステンレス線を入れてからボディに取り付けますとこんな感じでピッタリと収まります。

これでやっと4台のアトランティックの上側のボンネットが完成致しました明日からは下側のボンネットを作らなくてはなりません。製作台数が多いのも製作が一気に進まない原因では有りますが、このボンネットの製作はこのアトランティックの製作の中で肝の部分の一つなのです。
作った物を見ると何て事が無い様に見えますが・・・(笑)


そうそう。モデルアート111のフェラーリ375MMの5ヴァージョンキットと追加のエンジンキットですが少し前にフランスを出発している様ですがどうやら税関でストップになっている様ですね・・・(笑)
ご注文を頂いている皆さん今しばらくお待ちください。