Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボンネットの製作Ver.2

2015-05-10 21:20:57 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は天候も良く気温も低めだったので清々しい感じがしましたね。
午後からは風が強くなりましたし気温も下がったらしく少々涼しくなりましたが、広島からロータスエランでお越し頂いた石川さんにとっては気持ち良く走らせる事が出来たのでは無いでしょうか?
少し古い車ですと気温の上昇は冷却水の上昇につながりますから気になるものですが・・・今日は大丈夫ですね。
夕方お帰りになりましたから今頃は・・・無事にお帰りになっていると思います。

それからもう一組広島からお越し頂きました、残念ながらお名前を伺うのを忘れてしまいましたが広島で自動車関係の仕事をしていらっしゃる方がご訪問頂いております
この方私が大学を卒業してすぐに勤めたトヨタオート(現ネッツトヨタ広島)の営業所の近くにお住まいの方でしたので大変懐かしくお話をさせて頂きました。
トヨタオート広島を退社して以来そちら方面には行く機会が無いのですが・・・当時の所長やお世話になった係長さんは今どうしていらっしゃるんでしょう、お話をしながら顔が浮かんできました・・・短時間でしたがこちらにお越しの折はまたお立ち寄り下さい、お待ちしています。
・・・石川さんの後でお帰りになりましたがもうご自宅に到着されたでしょうか??
どなた様も気をつけてお帰り頂きます様うお願い致します。

さてさて、口は動かしても手は止まらない!?(笑)
今日も製作ですよ~!
さて本日最初にお越になっていたお客様はFB友だちの石川さんとプロモデラーの角本さんでしてどちらの方も模型についてはかなりの経歴の持主ですからその前で手を動かしながらお話をするというのはなかなかプレッシャーがかかりますね~(笑)
昨日は右側のボンネットを作りましたので今日は左側のボンネットの製作から始めます。
素材はすでに切ってありましたので大まかに曲げてゆきます。
こんな形状ではまだまだボディに当ててみても合うはずも無いのですが様子を見ながら曲げてゆきます。

角の部分はこんな風に鉄のブロックの角の部分に当てて叩いてゆきます。
グリル側に近い部分はRが大きくなっていますので後ろ側は固定して前側の方は少しずつずずらしながら叩いてゆきますと大きめのRの部分が作れます。

叩く事数十分・・・これで大体ボディラインと合わせる事が出来た様ですね・・・。
と言っても中央後部が少し凹んでいますね~まあこれ位なら直ぐに合わせる事が出来ると思います。

真鍮板を叩いて整形しますと当たり前ですが多少凸凹致します大きな物はやはり叩いて整形しなければなりませんが小さな凹みはヤスリで削って整えます。
画像は大きめの平ヤスリで削った所です。

細かなペーパーで削って更に表面を整えます
そして左右のボンネットの中央を重ねるようにしてボディの上に載せてみました・・・
なかなか良い感じですね~。


ボンネットはヒンジの部分を作りますがここはボンネットのサイズを1.0mm程大きめに作ってありますからこの部分を細工致します。
ヒンジは真鍮パイプを使って作る予定をしていますがボンネット部分は重なる部分をお互いに嵌め合う様な形状に削りますがその位置関係がずれないように切り込みを入れておきます。
一応4分割して片側2カ所づつ嵌め合いが出来るようにしましょう。

こんな感じになりますね~
ここで心配なのは糸鋸で切り込みを入れた部分が左右とも糸鋸の刃の幅だけ欠落していますのでガタ付きなんですね、ただし実際には真鍮パイプの削る量で調整出来ると思いますのでガタ付きは最小限で出来る・・・はずです。

ヒンジのパイプを作ります
カッターナイフの刃をスペーサーを挟んで固定しておきます
それで真鍮パイプを切らないように転がして線を入れてヒンジに見立てます。

先程作った真鍮パイプをカットしてボンネットにハンダ付けします。
この時に気を付けたいのは一つだけ
一直線に並べる事ですね・・・ただこれも真鍮パイプの中にステンレス線を通しておいてハンダ付けすれば意外と綺麗に揃いますよ・・・・。

ヒンジにステンレス線を通してボディに取り付けてみました。
いかがでしょうか?

左側を開けてみましょう・・・!

ついでに右側も・・・・!(笑)

更に明日はこの下側のボンネットも作って見る事にいたします・・・これは更に難しそうですが・・・。