Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボンネットの製作Ver.5

2015-05-18 22:01:14 | Bugatti Type57SC Atlantic
早いもので静岡ホビーショーから帰ったのが一昨日の夜。
昨日はその前の週に石川さんが来られるからと芝刈りを始めたものの芝刈り機が不調になってしまいまして修理に出しました。
その芝刈り機は静岡に行く前の日の午後に帰って来ましたがその日はもう芝を刈る時間は残っていませんでした。
静岡から帰って来てまず一番始めにしなければならなかったのが芝刈りだったのです、芝は短いうちに刈ってやらないと成長点(葉っぱが成長する場所)が伸びてしまい短くカットしてしまうと成長点をカットしてしまう事になりまして芝に与えるダメージが大きくなってしまうのです。
なるべく早く刈ってやりたかったので昨日は一日中芝刈りをしていました。
そして本日は朝一番で刈った部分に化成肥料を撒いておきました、これで雨が降れば肥料が芝にゆき渡る訳です。
そして画像でわかるかもしれませんが午後からは予報通り雨が降って来ました。

さてホビーショーも終わりまして製作に戻らなくてはなりませんね、他の方の作品を拝見する事で随分エネルギーを頂きましたから・・・頑張らなくては・・・。
静岡に行く前に行っていた作業で公開を忘れていた画像が有りました。
ボンネットにメッシュを付けておいた方が雰囲気が良い事に気が付きました。
そこでステンレスメッシュを使いました。
エッチングメッシュはやたらと平面的になってしまいますので実車がパンチングのメッシュの場合はエッチングのメッシュをそれ以外のメッシュでは普通の編み込みのメッシュを使うようにしています。
実車のメッシュは斜めのクロスになっていますのでメッシュがクロスになるような向きでカットしています。

ボンネットに取り付けますと・・・メッシュが細かいのか斜めになっているのかよくわからないですね。

反対側も・・・この状態で静岡に持ち込む事にいたしました。

静岡へ持ち込んだ時にグリルを止めたネジが緩んでしまいましてボンネットが外れてしまいました、直す時にせっかくなのでグリル自体を少し下に下げてボンネットの前側を下げてみました。
と言うのもご依頼者の方がボンネットの前端が少し上がっているように見えるとおっしゃっていました。
実はリアサスペンションが勝手に可動してしまいますのでリアサスペンションが少し下がっていたのですがこれも調整してみたのですがまだ少し低い様だったのでボンネットを少し下げてみたのです。
この状態ではトースカンで当たってみる限りほぼ水平になっています。下げようと思えばもう少しがゲル事は可能ですがこれは様子を見ながらと言う事にしておきましょう。
ボンネットを余り下げますとスマートには見えますが車自体が小型の車に見えてしまうのです。

2台目のアトランティックのボンネットを作ります。
車体は1号車ですね。
ボンネットの素材となる真鍮板を切って削っています。
この後叩いて曲げてボディに合わせて曲げてゆきます・・・ここからが途方も無く時間がかかりますね。

右側のボンネットはすでにボディに合わせて整形が完了していますね。
左側のボンネットの整形を始めます・・・

何とか形状を整えました・・・

ヒンジを付けます・・・取り付けはハンダで中心のシャフトはステンレス線ですね。

ボディの形状とピッタリと合わせてヒンジが付きました。
ボンネットの難しい所は形状だけ合わせてもヒンジが付かないとその形状も良いのか良く無いのかわかりませんね~。

さて3台目のボンネットをつくります。
これが3号車ですね~。
製作の行程は全く同じですよ。
真鍮板をカットしてゆきます。

このボディはボンネットが重なるボディの前端の部分の角度が少し違っていまして(私の加工がまずかったのか?・・・笑)絞りが足らなかったのですここに切り目を入れて少し絞りの角度を変えてやります。

角度を変えておいてから切り目にメタルを流しまして・・・

削って仕上げてやると曲げたボンネットが綺麗に収まりました。
ここの角度が良く無かったからボンネットの裏側で僅かに干渉していたんですね。
他のも加工した方が良いかもね~。

まだまだ全てのボンネットが完成していません、時間がかなりかかりますね~。