Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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Plan X 1/43 Sigma No.004

2015-05-25 20:04:44 | 最近手に入れたキットのご紹介
Sigma・・・と言ってこの車を思い出される方はほぼいないんじゃないかな?
Sigmaと言いますと「Σ」ですからちょっと年配の方ならMITSUBISH自動車が出していたギャランΣ思い出されるかな??
僕は子供の時にプラモデルで発売されていたシグマグランプリという名前のフォーミュラーカーを思い出すのですが・・・
今回ご紹介するこのキットはそのシグマグランプリという名前でプラモデルで発売されていた車そのものなんですね。
当時の記憶ですから間違っていたらすみません。
確かフェラーリV12エンジンを使って近未来的なフォーミュラーマシンをピニンファリーナが提案したショーカーだったはずです。
どの呼び方が正しいのかはわかりませんが確かプラモデルではシグマグランプリだったはず・・・
出していたのはどのメーカーだったのか記憶が無いですね・・・

で!本日ご紹介するこのキットはPlanXというシリーズで出されていた物です。

このPlanXですがルフ工房がレジンボディのプリペイントキットとして発売していたシリーズでしてどちらかと言えばルフの歴史の中では最後頃の物と言って良いと思います。
内容的にはボディはレジン製ですがプリペイントですのでボディは塗装済です
今回はたまたまシルバーに塗ってありますからメタル素材の様に見えますが持ってみますと少し軽いのでレジンとわかりますね。
細かな部品はレジンでは無くメタル製の部品ですねそしてエッチングが一枚付属しています。
他はデカールとタイヤ(ホイールは何故だかレジンの未塗装です)そして透明部品のバキューム部品ですね。
この構成ですとたまに有るのがボディ中央部に付いているウイングステーがボディと一体のレジン製なんですがここが非常に折れやすいのです。今回入手した物は大変ラッキーな事にここは折れていませんでした。
このボディの素材ですがレジン製と書いていますがプロバンスなどの一般的なレジンでは無くどちらかと言えばBBRなどの硬質なレジン素材の様ですね、だから衝撃にはちょっと弱くて今まで私が見たボディは大体ここが折れています。
その昔ミスクラのレンタルボックスで見た物もここが片側折れていましたね。

これがボディの下側の部分です持ち手を接着していた部分に塗料が付いていないのでレジンがホイールと同じ素材である事がわかります。
この形状なのでボディ下面のシャーシは幅の狭い物になりますね。

これがエッチングの拡大画像ですが、名前は「Sigma F-1」になっていますね。
PININFARINA 1969とありますから1969年に発表されたんでしょう・・・今はまだピニンファリーナが持っているのかな?

よく見ますとMichael-A-Craig氏の名前も有りますから原型はマイケル氏が担当したんですね。
マイケルクレイグ氏はこの後ピラニアモデルを始めたのかな?
PlanXはルフ工房だったはずですからこのモデルはピラニアを始める前と思っても良いのかな??
誰かご存知の方が有りましたらコメント欄で教えて頂けると嬉しいけど・・・。

下側ボンネットの製作Ver.2

2015-05-25 19:30:21 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日も良い天気で暑い一日でした。
でも明日はもっと気温が上がるらしいのですが・・・まあ明日の事は明日心配すれば良い訳でして(笑)

そんな中また沢山のお客様がいらして頂きまして大変有り難い限りでございます。
朝一番で今年初めて花が咲いたバラの木をガーデンに植え替える作業をしておきました。
特に頂いたバラは名前がしっかりとわかる物なら良いのですが名前がわからない場合には花を咲かせてみてからでないとガーデンの方に定植してやる事が出来なかったのです。
この冬の間に寒肥をしておいたのでこの時期になりますと次々と花を咲かせます・・・つまり私が非常に忙しくなる訳です。
この時期の植え替えにはリスクも伴う事はどこかに書きましたよね、そう根がついていないので乾燥に非常に弱くなるのです。
植え替えたら当分の間は潅水が欠かせません。

さてそれが完了してホッとしたのも束の間、私に会う為にお客様がいらっしゃいました。
お昼前までお客さんと打ち合わせ・・・昼前に再び畑に・・・
今日はK子さんは出勤だから厨房は大丈夫と思っていましたが、予想を上回るご来店に思わず呼び出しが来ました。
クタクタになりつつも厨房で再び汗を流す事に・・・。
14時頃からはまたアトリエにご来店が有りまして16時頃までお客様の相手を・・・
16時になってやっと製作の時間が取れると思ったら自治会の副会長の仕事で防犯灯をLED照明に変える為の見積もり依頼やら何やらで気が付けば一般の方が終業される様な時刻になってしまっていました。
これでは更新が空いてしまいますので気を取り直して制作開始を致します。
今日は昨日に続いて下側のボンネットを作ります
最初は昨日の続きで1号車のボンネットを削っています、熱気抜きの穴もこの通りです。
一番前側の熱気抜きは上下寸法が小さいので普通のヤスリでは整形出来ないのです、なので一旦穴の下側の部分を抜いてしまいまして削って整形し改めて真鍮線で作り直して取付けるという方法で加工しました。

上下と前後の部分を削り合わせれば下側のボンネットの完成です。
この通り・・・指を外しても落ちない位奇麗に合わせられています・・・塗装の厚みを考えて少し空いていた方が良いのですけどね。

2号車は既に完了していますので、今度は3号車ですねおおまかな形状に真鍮板を削り出しています・・・

この通りまだ熱気抜きの穴はまだ開けていませんが、まず外形を合わせて削ってみる事に致します。
難しいのは下側のフェンダーのラインに沿ってRを仕上げる事ですね。
真っすぐとか垂直というのはまだ簡単なんですけどね~。

こちらはボディの様子が上のとはちょっと違いますからわかるかもしれませんが、4号車ですね。
まず下側のRを合わせて削ります
下側のRは予々良く有っていますね、それに比べて前側の上側のボンネットとの合わせはかなり食い違いが有りますね。
前側はかなり削らないとダメそうです・・・。

削るラインの目安になる様にマスキングテープの細切りを貼ってみました。
一応このラインで削ってみます・・・

これで大体OKの様ですね~。
明日はこれに穴を開けて削って仕上げなきゃ~!
まだヒンジも作らないとダメですよね~(汗)