瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

歌え!!アニソン!!~みゆき~

2007年11月09日 23時06分26秒 | アニソン
――全国のお兄ちゃん、お元気ですか?(←義妹違い)




フォンフォンフォン♪(アアアア~~~♪)

フォンフォンフォンフォンフォンフォ♪フォンフォンフォン♪

――パッパッパァ~~♪

はだぁしの・まぁま♪ おっどりたぁ・いね♪ 今日はブルースカァ~~~イ♪(ポッポポッポッポポゥ♪)

白いくぅもぉはぁ♪ アックゥセサァ・リィ♪ 流れてぇ・くぅ…♪(ポッポポッポッポポゥ♪)

乙女ごぉころはぁ♪ 不思ぃ議ぃさ♪
(ア~~~~~~~~♪  ア~~~~~~♪)

雲行きぃが直ぅぐ変ぁ~るよ♪
(ア~~~~~~…♪)

さぁっきまっでは♪ 幸せの♪ 高・気圧さぁ…♪(ポッポポッポッポポゥ♪)

何をか・ん~が・えてぇ~・いるの♪

君の・ひとぉみの・なぁかに・はぁ~♪

10%の雨予報~ぉ♪

涙が・隠されているぅ♪

みゆきぃ♪ ユー・アー・マイ・エンジェ~ル♪

みゆきぃ♪ ユー・アー・マイ・デェ~ビルゥ♪

移り気ぃにぃ♪ 惑わさぁ~れて♪
(ア~~~~~♪   ア~~~~~~~♪)

僕だぁって♪ 晴れ後・あ・め♪
(ア~~~~♪  ア~~~~~~~♪)

みゆきぃ♪ ユー・アー・マイ・エンジェ~ル♪

みゆきぃ♪ ユー・アー・マイ・デェ~ビルゥ♪

気紛れぇは♪ 君の・魅力の1つさぁ~~~~…♪
(ア~~~~~♪  ア~~~~~~~…♪)

フォンフォンフォフォンフォンフォ♪フォンフォンフォンフォン♪


エ~ブリデェイ♪ ユー・アー・マイ・エンジェ~ル♪

エ~ブリナァ~イト♪ ユー・アー・マイ・デェ~ビルゥ♪

気紛れぇは♪ 君の・魅力の1つさぁ~~…♪
(ア~~~~~♪  ア~~~~~~~…♪)

――ジャンジャンジャン…♪




1983年3/31~1984年4/20迄、フジ系で放映。
アニメ『うる星』のヒットで味を占めたキティフィルムが、再びのヒットを狙い、初めて自社内にスタジオを構えて制作したTVアニメ。
そんな訳で制作スタッフの殆どが、『うる星』に引き続きスタジオ『ぴえろ』から参加してたもよう。

OPタイトルは『10%の雨予報』、作詞は阿木燿子氏、作曲は鈴木キサブロー氏、歌っているのはH2O
主題歌としてはEDのが有名でしょうが、流される映像が作風に合った爽やかさで好きでした。
滑る様な動かし方が心地良い。
風で捲れる頁に落描きしてあるのが細かいな~。


原作はラブコメ学園青春モノの大家あだち充氏が、少年ビッグコミック誌上で1980年17号~1984年18号迄連載していた漫画。


主人公『若松真人』が2人のみゆきに振り回される。

1人は血の繋がらない元気で可愛い妹、『若松みゆき』。

もう1人はおしとやかで美人の同級生、『鹿島みゆき』。

『みゆき』と『みゆき』、真人が本当に好きなのはどっち?


↑ウィキに紹介されてた粗筋が、身も蓋も無く面白かったんで、ほぼ忠実に抜粋してみた。(笑)
いやホント…正にその通りのお話でしたよ!
粗筋書いた方、偉い!(大笑)

現在まで綿々と続く萌え漫画の元祖に当る様な存在でしょうね~。

何故か都合良く複数の美少女に好かれる優柔不断な主人公。
何故か都合良く大人の居ない主人公の家庭。
てゆーか信じられないくらい、「大人」が出て来ない漫画だった。
出て来ても皆「子供」っぽい。
「都合良く大人が排除された世界…さながら子供の王国だ」なんて書評が出てたような。

あだち氏曰く、この設定は計算ずく…元より「H漫画」を描こうと考えての設定だったらしい。

「自分はHを描いても嫌らしくならない自信が有ったんで…。」

…確かに……こんだけ御都合主義的設定ながら、嫌らしさを感じさせず面白く読ませるのは、あだち氏くらいだろう。
萌えでもエロでも、巧い人が描く作品は面白いっつうこった。

ただ最終回は、もちっとこう…何とかならんかったんかな~と…。(あのラストが気に入ってる方には失礼すいません)(汗)
フラレた者同士を纏めようってのは、自分あんま好きでないんですよ。


あだち作品のラストって、良く言えば個性的でシュール。
悪く言えばどれも曖昧として煮え切らないものが多いっすよね…。
「え!?此処で(これで)終るの!?」と、唖然呆然しちまう様な。(笑)
これは氏がAB型だからですか?
「血液型占いなんて非科学的かつ根拠の無いもの信じてんのか」と非難する向きも御座いましょうが、作中でネタにしてるトコ見るとあだち氏は意識してるっぽい。
『みゆき』に登場するキャラ、漏れなくAB型らしいっすよ。
描いてる作者がAB型な点を考えれば筋は通ってるが…しかし日本人の血液型比率を恐ろしく無視してますな。(大笑)


んでも血液型っつうのは、赤血球中に抗原を持っているかいないか、抗体を形成するかしないかによって分類する方法の事を言うんでしょう?
もしも血液型占いが本当だっつうなら…人間は赤血球で思考している事になり、ちょっと情けなく思わないか?
「いやでも実際私の周りでは~」なんてムキになる方も居られるかもしれんが…一体どん位データを蓄積・分析しての論だろうか?
書籍からの受け売りになってやしませんかい??


現在迄、血液型占いを実証する説は皆無なのですよ。


…と、こんだけ意地の悪い言葉並べてアレなんすが…12タイプも有る星占いより当る気がするから不思議だ。(笑)
心理学的思い込みが作用してるのだとしても…例えば自分の友人は殆どB型なのだが…これは単なる偶然と流してしまって良いものだろうか??
日本人で1番多いのはA型だと言われてるのに。
いっそ全国規模で血を採集して、大々的に調査してみれば良いと思う。
採集した血液は献血に回せば一石二鳥じゃないか。
…なぞと考えてしまったり。(本気にしないように)(笑)


ちなみに自分が知ってる漫画家の血液型を挙げると――


・A型…高橋留美子氏、尾田栄一郎氏
・O型…宮崎駿氏、中津賢也氏
・B型…竹本泉氏、浦沢直樹氏
・AB型…あだち充氏


――嗚呼、せめて……嗚呼、せめて…!!

クレオパトラの鼻が後5mm低かったら…じゃなくって…

せめて、あだち充氏がO型だったら、「血液型占いは全くの的外れである」という根拠になったものを!!

神様…此処までのデータでは、むしろ当ってるという風にしか思えないです。(笑)


…どんどん話がズレてくんで、アニメの話に参りましょう。(汗)


アニメ『みゆき』は、正直今一でした。
先ず演出がこなれてなかった。
「あだち氏の作品をアニメ化するのは難しいだろう」と放送前から不安視されてたが、その通りになってしまったという。

作画も今一だった。

キャラデザを担当した遊佐和重氏は、テンポ良く絵を動かす技術から、アニメうる星ファンの間で定評の有ったアニメーター。
…ただ、この原作者の描く作品は動きが無いのが特徴なんで……正直遊佐氏の技法は、残念ながら活かせなかったんじゃないかと。(汗)
作画スタッフも、あの評判の宜しくなかったアニメうる星初期の方々だったもんで…。

極め付けに声優の演技が下手過ぎた。(汗)
主役2人があまりに棒読みド素人。
『若松真人』役は、この後『バイファム』のスコット役で名を売る鳥海勝美氏。
『若松みゆき』役は、この後アイドルとして売り出す荻野目洋子氏。
フレッシュさを狙ってのキャスティングだったんでしょうが……出番の多い役所が素人演技って、聴くに堪えんかったです。(汗)

結局アニメ『みゆき』は、途中放送時間変更を挟み、僅か37話で打ち切りとなってしまったのでした。


ただアニソン史に於いて、この作品はくっきりと名を刻んでいる。
うる星』同様、母体がレコード会社のキティフィルム制作アニメらしく、主題歌が頻繁に変る番組でした。
放送期間が短かった割に、3回もED変更したし。(笑)
挿入歌もバンバン流れてた…ちょっとしたミュージックビデオを観ている気分でしたよ。(どの歌も作品に合ってた為、悪い演出には思えんかったけど)
確か放送終了後、アニメ映像と歌を合わせたミュージックビデオが発売されてたと記憶している。

中でも初代EDとして流れた『想い出がいっぱい』は、オリコンシングルチャートで最高6位にランクインしたそうな。
アニメから離れて人気を呼んだ、アニソンの先駆けと言えましょう。

好きな歌なんで、マイ・ルール破って歌ってみましょうかね。
ではでは皆様!ノスタルジーに浸りつつ、御一緒に♪




古い♪ アルバムの中ぁ~にぃ~~~♪
隠れてぇ~~~♪ 想い出ぇ~がぁ~~い~っぱぁい♪

無邪気な♪ 笑顔の下ぁ~のぉ~~~♪
日付は~♪ 遥かぁ~なぁメェ~モリィ~~~♪

時は♪ 無限の繋がりでぇ~~~♪
終わりを~♪ 思いも~しぃ~ない~ねぇ~♪

手に届く宇宙~はぁ♪ 限り無ぁ~くぅ澄~んでぇ…♪
君を~包んでいたぁ~~~~♪

大人の階段の~ぼるぅ~~~♪ 
君はまだ…♪ シンデレラっさぁ~~♪

幸せは誰かがきっとぉ~~~♪
運んでくれると信じてるね♪

少~女だったと…♪ 何~時のぉ日ぃかぁ~~~♪
思う時ぃ~がぁ~来るぅのさぁ~~~~~♪




OP同様、作詞は阿木燿子氏、作曲は鈴木キサブロー氏、編曲は萩田光雄氏…はっきり言って「H2O」は、これ1本発表して走り去ってしまった…。
まぁでもホント、良い歌だよ。
今でもカラオケ行って歌います。




参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』等。

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2 コメント

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動かないアニメ(^o^; (urouro)
2007-11-14 19:57:02
みゆきと言うとこのことを思い出します。。

まぁ今なら絶妙な間と言われるのでしょうけど・・
当時はアニメ=よく動く、が一般的でしたからね。。

確かどこかのアニメ番組(ラジオ)でワースト1になった事があったような。。。
その理由が「動かない」(^o^;鹿島兄妹の声が(^o^;

・・・でしたね。

タッチとは、また毛色の違う作品でしたね。
出来ればもう一度完全版が見たいです。
(鹿島兄妹の声は変えてね(^o^;)


そういえば周りの声優がうまい人ばっかりだったものなぁ・・・余計に・・・


この原作の作者、自分と同郷なので初期の作品では、知っている建物などがよく出てきて好きでした。。
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「原作らしさ」というものを、 (びょり)
2007-11-14 21:52:05
どう表現しようか試行錯誤してたみたいで…。
あだち氏の作品って、とことん『動画』に不向きだよなぁと。
成功したと言えるのって『タッチ』ぐらいじゃないでしょか?
せめて声優さんの芝居で観せて貰えたら良かったんだけど…それも無かったから。(汗)

ただ打ち切られる寸前、スタッフがコツを多少なりとも掴んだ様に感じられたんで…後半年続いてたら、面白くなったかも知れないと考えると残念無念。

そうですか、同郷でしたか!
漫画の背景は、作者の郷里をモデルにしてる場合が多いと聞きますが(原風景はリアルに表現し易いだろうからね)…じゃあ読んでてかなり懐かしく感じられたでしょうな。(笑)

コメントどうもサンキューでした~♪
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