瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

愛の公開日誌その2

2006年07月03日 20時26分32秒 | ワンピース
名台詞で綴る、『ナミ~彼女の軌跡~』――



「私が世界で1番嫌いなものはね、海賊なの!!!!好きなものはお金と蜜柑!!」(2巻9話)


…台詞後半、事情知らないと「ギャグ?」と捉えてしまうかも。
しかし事情を知った後でこれ読むと……号泣ものでしょう。

お金が有れば、愛する母親を失わずに済んだかもしれない。
そして蜜柑はその『母親』の象徴。
この台詞を叫んだ時、彼女の脳裏に一体何が浮んでいたのか?…考えるだけで泣けて来ます。



そんな彼女の、金への執着が強く見える台詞――


「ああっ!!私の宝が散らばってるっ!!」(3巻20話)


…散らばってる物は他にも有ると思いますが。(笑)


「そうよね、立派なキッチンが在るんだもん。有料なら私やるけど」(5巻42話)


…ワンピース総集編2ND LOGによると、サンジがコックとして船に乗船する前、1度だけ彼女が皆に料理を作ってくれたらしい。
その『1度』が、一体どういう状況から作ってくれたものなのか…ちょっと気になりますね~。
実は彼女は料理が上手いって設定は、結構嬉しかったりv


ルフィ「お前は冒険と命とどっちが大事だァ!!!」
ナミ「命よ!!!その次はお金」(26巻243話)


…そりゃそうだ(笑)


ナミ「あーもーバカねー!!私のお金は私の物だけど、私の契約はあんたら全員の契約なのよ!!」
ゾロ「何処のガキ大将の理屈だそりゃあ!!!」(13巻111話)


ナミ「空島の冒険が遂に実を結んだわ!!!大金持ちよ私っv」
ウソップ「私達だろ!!(汗)」(34巻325話)


…「俺の物は俺の物、お前の物も俺の物」(by.ジャイアン)


とは言え私には彼女が守銭奴だとは思えないんですがね~。
大体、本当に守銭奴だったなら、とっくにルフィ達と縁切ってるんでないかい?(ツンデレ??)
この辺り、アニメスタッフさんの中に解ってない方がいらっしゃる気がして麩饅頭。



ワンピ界最強の女王様…もといお姫様、ナミ――

巻を重ねる毎に強者共が出て来ようとも、彼女に対抗出来る人間は居ないらしい。


「殴っても効かないから刺すしか無いでしょ!?」(3巻22話)


…針で刺されてそう言われて、「ああそりゃそうか!」と納得しちまうルフィも凄い。(笑)


ナミ「よし…行けっ」(とん!と肩叩きつつ)
ルフィ「俺が行くのか(汗)」(3巻22話)


…あのルフィが汗じと。(笑)


「あァそれと貴方達は吹く権利を持っていませんから!!もし吹いたら地の果てまで蹴り飛ばすわよ!!」(27巻247話)


…自分がチーム最弱と言い張っての一言。


「煩いってのよあんた達!!!調子に乗ってんじゃないわよ」(33巻313話)


…敵海賊団もビビル、鶴の一声。


「神!?…ああ…ナンボのもんよ!!金より値打ち有んの!?」(27巻252話)


神様すらも一刀両断。

此処で彼女に問いたい…『信じる心』って…何ですか?


「私の言いたい事は3つよ…鑑定士さん。

 1つ…言い忘れてたけど、コイツは1億の賞金首。
 2つ…今の鑑定に私は納得しない。
 3つ…もう1度嘘を吐いたら、あなたの首を貰う!!

 以上…」(34巻325話)


…最早向う所敵無し!!



誰よりも美しく、強かに――


「この戦い…絶対に負ける訳には行かないものね!!…宝の為に!!」(4巻34話)


…それが貴女だ!!(笑)


「服を着替えたいの!恥しいからあっち向いてて」(6巻50話)


…当初はそう言ってた娘さんが、今では皆の前で頗る度胸の良い脱ぎっぷり……


「仕方ないじゃない。一車輌しか無いんだもん」(39巻368話)


…成長したな~~!!(しみじみ)(笑)



…いいかげん取り止めが無いんで、ベスト5を独断で――


5位…「相手が風と海なら航海してみせる!!この船の『航海士』は誰!!?」(25巻203頁)


…古来より『魔女』は天候を左右したり、人の運命を掌ったり等の力を持ってたっつう伝説が有る。

尾田氏がそれを知っててナミを『魔女』と呼んでるのかは知らんけど。
彼女がこの船で(もっと言えば作品内で)どんな役所なのか?――全て語ってる台詞だと思うのだ。


4位…「…これでも泥棒やってた8年間、どんな死線も1人で潜り抜けて来た…」
   …その辺の小娘達と一緒にされちゃ、たまんないのよね!!!」(21巻97頁)


…何度も言うけど彼女は強い!
ワンピ世界でも最も強い。
そりゃ腕っ節では劣るけど、精神的に物凄く強いと思うのだ。

尾田氏自身「彼女が最強」だと作品中で謳ってるのは、ナミファンの自分としちゃとても嬉しい。



ちょっと話逸れるけど、『ワンピース』って2つの生き方がぶつかり合ってる気がする。

ルフィ「俺がなるって決めたんだから、その為に戦って死ぬんなら別に良い」(1巻2話)
ゾロ「生恥を晒すくらいなら死ぬ方が良い」(33巻306話)

ナミ「死んじゃいけない…!!全て終っちゃう!!!生き抜かなきゃ…!!何もかも終っちゃう!!!」(9巻81話)

己の誇り守る為なら死んでも構わずな生き方と、生き抜きゃきっと良い事有るさな生き方…云わば『死』と『生』の対立。

生き方対照的なヒーローとヒロインが船乗って一緒に旅してるって、考えてみるとドラマティックだよな~。



3位…「…あら、男をくどくのに許可が必要なの?」(16巻79話)


チョッパーを『男』として扱うナミさん…好い女だわ~~!
こんな嫁が欲しい、マジで。
っつかチョッパーにもビビにもロビンにも、ナミは母親の如く思い遣り深いよなぁと思う。
人は涙を知った分だけ優しくなれるとは良く言ったもんだ。(←誰が言ったんだっけこの台詞??)


2位…「お生憎…!!あんた達みたいな小物チームには、私は勿体無いわ!!!」(24巻174頁)


…ナミさんツンデレ伝説。(笑)
裏を返せば「私はこいつらに惚れて、ついてってるのよ!!」って言ってるもんだよな~。(惚れるっつうのは人間としてって意味ですぜ…と何故か断る)


1位…「もう少しだけ待ってよ!!私、また頑張るから!!!もう1度お金を貯めるから!!!簡単よ、今度は…」(9巻81話)


…ナミさん……あんたって人は…!!!(号泣)


諦めないコが好きです。
恥掻いても笑われても、挫けない強いコが好きです。
生きてく事は戦いだから。


そんな風に纏めて今回は終了…って、良いですかねェ?ナミさん…こんな感じで…


「いいのよ、こんな感じで」(40巻381話)


…いいそうですんで、お終い。(笑)

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2 コメント

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ゴールデン泡その6 (マサムネ)
2006-08-13 13:21:18
肝心なところで待たせてしまってすいません~今回でゴールデン泡もラストです!

びょりさん初のナミ誕【愛の公開日誌】について

まずはナミ誕お疲れ様でした!

本当に一ヶ月間ナミさんを祝い続けましたね

『愛の後悔日誌』と言うための長い前フリとオチにしては、あまりに愛情がこもってましたな笑

ひたすらナミさんの魅力を語り描いた、紛れもなくナミ誕生祭だったと思います!

ナミ誕前に予\定を話し合ったとき、四条さんへの投稿作品が15話と聞いた時はまさかと思いましたが、本当にキッチリ書き上げたのを見て更に飛び上がりました。

宝探しという一本筋の通った話で分かりやすく、聞いてるだけでおかしくなる3人の会話。ラストは面白いアイテムを手に入れ、次へと繋げる展開

いやはや楽しいお話でした~

鏡や歌の謎が解き明かされてゆく様子は自分も冒険しているような感覚で楽しめました

洞窟の構\造の謎の正体がまさかそんな途方もないものだとは思いませんでしたよ笑。何はともあれヘンリーは最後に想いを伝えることができて良かったと思います

ルフィのプチセクハラシーンは、(見た目)お子様同士と分かっていてもドキドキさせられました

たぶんびょりさんが書いてるからでしょう笑

次回はウソ\ップが登場ということで、早くも来年の予\定がたっていることに驚きですよ!

そして来年のナミ誕タイトル予\定『愛の公開資産』。良すぎる!

なるほど、つまりはこういうことですね。びょりさんにとってナミさんというのはまるで無くてはならない潜在、つまりは心の資産だと。

それを公開するから愛の公開資産、なんと深いタイトル!

そうじゃないって?まぁまぁ。素敵な公開資産に期待しておきます~

それでは、この辺でゴールデン泡もおしまいにします

そもそも言い残してたコメントを後からするコーナーだったんですが、それに対してもずっとコメントしていただき嬉しかったです!



カッコイイあれを最後に笑



Legend of Master...
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最後まで有難う、師匠! (びょり)
2006-08-13 21:21:09
最後の『ゴールデン泡』が一体如何なるものか、心待ちにしておりました♪



ええ、今タイトルは、もしも1ヵ月間無事祝えなかった場合の事を特に考えて決めたものでした、実は。

…で、無事達成しはしても、オチが着かないと落ち着かない性質故、結局使ってみたり。(笑)



師匠には陰に日向にすっかりお世話になりまして。

師匠だけでなく、沢山の方々の見えない力有って、乗り切れた期間だった気が致します。



当初は投稿作に絞って、こっちは適当に~なんて思わなくもなかったんですがね…やっぱナミファンとしての良心が咎めまして。(笑)

そんな訳で、少しは苦労しようと絵を描く事に決めたという…。(苦笑)



『魔女にゃん』については、自分でもよく最後まで書き終えたなと…完成した時には、ほっと安堵したもんです。

わはは♪流石師匠、鋭い!…バラしちゃうと、これからえっちなシーン出したとして、けど子供だったら許して貰えるかな~~と考え、子供設定にしたんですよ。(照笑)

何と言うか、原作よろしくトンデモナイ話を目指して書いてこうと思ってますんで、頑張ってついて来て下さいっつか、見捨てないで下さると嬉しいな~なんて。(汗)



そうそう、自分、何も考えてない様で、その実深~~く考えてたり!(えっへん!)



………いえ嘘です御免なさい、殆どノリなんですが(汗)、また来年も頑張って企画立てたいと思ってまする。



師匠、今日まで沢山のお言葉を、どうも有難う御座いました!(礼)

師匠の企画終了時には、こちらも負けずに気持ちのお返ししたい所。

『ゴールデン』までは行かなくとも、『シルバー』くらいには!!

御多忙な折大変でしょうが、頑張って企画やり遂げて下さいね!



そしてまた来年…新たなる『伝説』を打ち立てられるであろう事を、弟子として信じておりますので!!(礼)



追伸…今夜のワンピ観ましたか!?

   子ロビンの声、全く予想外でしたよ!!
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