――アナウンスの練習に御利用下さい。
――ズバァーーン!!!――ズバァーーン!! …ゴオォォオ…!
チャチャチャ~~ン♪――ツッチャンツッチャンツッチャンツッチャン♪
――ルルルルルル♪
こ・い・の・呪・もぉんは♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
さ・か・さ・に・読ん・でも♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
さ・す・が・の・溜息♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
こ・い・の・に・ん・じゅ・つぅ♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
心・ウキウキ♪ でもさり気無くぅ♪
貴方の腕にぃ♪ 掴まればぁ♪
肩にこ・ぼぉれるぅ♪ 不思議な・フィーリング♪
キュンと♪ ハートを痛くするぅ…♪
そうねぇ…♪ 女の子ぉ…♪
幾つにぃ…♪ なぁってぇもぉ…♪
恋したぁ~♪ 人のぉ♪ プリティー♪ ベイビィ♪
毎日キスミー♪ 何時でもフルタイム♪
見詰てラ~ヴミ・スゥイ~~~ト♪
――ティロロロロロ…♪
こ・い・の・呪・もぉんは♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
さ・か・さ・に・読ん・でも♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
さ・す・が・の・溜息♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
こ・い・の・に・ん・じゅ・つぅ♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
こ・い・の・呪・もぉんは♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
さ・か・さ・に・読ん・でも♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
さ・す・が・の・溜息♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
こ・い・の・に・ん・じゅ・つぅ♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
こ・い・の・に・ん・じゅ・つぅ♪
――ズバァーーーーー……ン!!!…ゴオォォオ…!
ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
ス・キ・ト・キ・メキト・キスッ…♪
――チャン♪
1982年10/17~1984年3/11迄、フジ系で放映されたTVアニメ。
制作は旭通信社&NAS、制作協力は土田プロダクション、他に作画協力として、カナメプロダクション、あにまる屋、アニメアール等、複数のスタジオが関ってたようで。
OPタイトルは『恋の呪文はスキトキメキトキス』、作詞は康珍化氏、作曲&編曲は小林泉美氏、歌ってるのは伊藤さやか氏。
背景で踊ってるペンギンさんが可愛い。
微妙に歌とズレてる「スキトキメキトキス」が微笑ましい。
『忍ノ者(しのびのもの)高校』――それは国が極秘で忍者を養成している学校だ。(表向きは私立だが)
そこに創立者『猿飛八宝斎』の孫、『猿飛肉丸』と言う少年が転入して来た。
所がこの肉丸…忍者には有るまじき肥饅頭なスタイル。
忍術のレベルは最高で、必殺技『神風の術(人工的に台風を作り出す術だそうな)』を会得してるのだが、精々スカート捲りにしか使わない。
しかしそんな彼を、校長の娘で幼馴染の『霧賀魔子』は、ひたすら恋い慕っている。
一方肉丸はと言えば、生来のスケベさから、魔子ちゃん以外の女の子にもチョッカイ出してばかり。
しかし一度彼女がピンチに陥れば、「魔子ちゃん、いじめた…!」と、普段の温厚さが嘘の様に豹変する。
この2人を軸に、その他個性的なキャラ達が次々登場し、無茶苦茶な学園劇が繰り広げられるのであった――
――と此処までの粗筋を読んで、「なんだか『うる星』に似てるな~」と感じた方、多いに違いない。
原作は細野不二彦氏が1980~1984年迄、『増刊少年サンデー』と言う月刊誌で連載していた漫画。
月刊誌と週刊誌の違いは有れど、『うる星』と同じサンデー雑誌で発表してた作品。
つまりは二匹目のドジョウを狙ったって訳で。(笑)
アニメ化の際も、アニメ版『うる星』を目一杯意識し、制作してた様に思えました。
アニメ『うる星』の影に隠れ勝ちだけど、「原作通りにしなかった」点では、このアニメも張っている。
原作には出ない、近代スパイ養成学校『スパイナー高校』をライバルとして登場させ、2つの高校の対決を軸に据えたり。
『00893』、『004989』なる00ナンバーを持った2人の生徒が、毎回敵っつうかやられ役っつうか…兎に角活躍してたのですよ。
ちなみにこの2人の口癖「メカは友達スパイナー!」ってのは、シリーズ構成を担当した首藤剛志氏の代表作『ゴーショーグン』から来てる、言わばセルフパロ。
1話丸々使っての『ミンキーモモ』パロも同様…いや、あれを観た時はマジ驚いた。
違う局で放送したアニメのパロを許すなんて、当時のTV局は寛大だったんだなぁと感心したり。(笑)
「ワープギャグ・スピリッツ」を掲げ、パラレル劇が多かったのもアニメ版の特徴。
八犬伝、少年ケニヤ、大奥、スターウォーズ等々…なんと全体の約1/3がパラレルだったという。
特に最終回間際は、本編からず~~~っと離れて、パラレルばっかやってた印象が有りまする。
まぁ『うる星』同様、キャラ主体の筋書きの無い話だったからね。
それを良い事に、負けず劣らず好き勝手やってたなと。(笑)
うろ覚えなんですが…最終回が特に凄かった。
国家転覆を企む『黒い旅団』の一味が登場。
これに対抗し、忍ノ者高校とスパイナー高校が手を組み、命を賭して戦う訳だけど…。
偉い人の「お国の為に、愛する者の為に、死んでくれ!!」なる言葉を聞き、オールキャラ全員、特攻をかける。(詳しくはウロウロさんのコメントを参照の事)
しかしそこで、「愛する人なら皆此処に居るじゃないか!」と肉丸が止める。
「ああそうか、なら死ぬの止めるべ~!」と皆して逃亡。
――結果、日本は焼け野原。
でも大丈夫、忍法「振り出しに戻る(だったか?)」で、皆元通り~!
かくして何事も無かったかの様に、日本は平和な毎日が続くのでした。
めでたし、めでたし♪
そんな凄まじい結末だったなと。(笑)
『ミンキーモモ』の首藤氏ならではの、ブラックなオチと言えましょう。
そんな良くも悪くもインパクト強かった作品なのに、不思議とビデオやDVDがあんま出回ってない。
約1年半も放映続いた人気番組だったのに…恐らくは制作会社(土田プロ&カナメプロ)の倒産が関わってるんじゃないかと。
作画も、いのまたむつみ氏、毛利和昭氏、摩砂雪氏等、今揃えるなら夢のスタッフが担当していて、かなりレベルが高かったです。
アニメ『うる星』の影に隠れて凄い事をやらかす辺り、正しく『忍の者』らしく。
参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より。
――ズバァーーン!!!――ズバァーーン!! …ゴオォォオ…!
チャチャチャ~~ン♪――ツッチャンツッチャンツッチャンツッチャン♪
――ルルルルルル♪
こ・い・の・呪・もぉんは♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
さ・か・さ・に・読ん・でも♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
さ・す・が・の・溜息♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
こ・い・の・に・ん・じゅ・つぅ♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
心・ウキウキ♪ でもさり気無くぅ♪
貴方の腕にぃ♪ 掴まればぁ♪
肩にこ・ぼぉれるぅ♪ 不思議な・フィーリング♪
キュンと♪ ハートを痛くするぅ…♪
そうねぇ…♪ 女の子ぉ…♪
幾つにぃ…♪ なぁってぇもぉ…♪
恋したぁ~♪ 人のぉ♪ プリティー♪ ベイビィ♪
毎日キスミー♪ 何時でもフルタイム♪
見詰てラ~ヴミ・スゥイ~~~ト♪
――ティロロロロロ…♪
こ・い・の・呪・もぉんは♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
さ・か・さ・に・読ん・でも♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
さ・す・が・の・溜息♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
こ・い・の・に・ん・じゅ・つぅ♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
こ・い・の・呪・もぉんは♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
さ・か・さ・に・読ん・でも♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
さ・す・が・の・溜息♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
こ・い・の・に・ん・じゅ・つぅ♪ ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
こ・い・の・に・ん・じゅ・つぅ♪
――ズバァーーーーー……ン!!!…ゴオォォオ…!
ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
ス・キ・ト・キ・メキト・キス♪
ス・キ・ト・キ・メキト・キスッ…♪
――チャン♪
1982年10/17~1984年3/11迄、フジ系で放映されたTVアニメ。
制作は旭通信社&NAS、制作協力は土田プロダクション、他に作画協力として、カナメプロダクション、あにまる屋、アニメアール等、複数のスタジオが関ってたようで。
OPタイトルは『恋の呪文はスキトキメキトキス』、作詞は康珍化氏、作曲&編曲は小林泉美氏、歌ってるのは伊藤さやか氏。
背景で踊ってるペンギンさんが可愛い。
微妙に歌とズレてる「スキトキメキトキス」が微笑ましい。
『忍ノ者(しのびのもの)高校』――それは国が極秘で忍者を養成している学校だ。(表向きは私立だが)
そこに創立者『猿飛八宝斎』の孫、『猿飛肉丸』と言う少年が転入して来た。
所がこの肉丸…忍者には有るまじき肥饅頭なスタイル。
忍術のレベルは最高で、必殺技『神風の術(人工的に台風を作り出す術だそうな)』を会得してるのだが、精々スカート捲りにしか使わない。
しかしそんな彼を、校長の娘で幼馴染の『霧賀魔子』は、ひたすら恋い慕っている。
一方肉丸はと言えば、生来のスケベさから、魔子ちゃん以外の女の子にもチョッカイ出してばかり。
しかし一度彼女がピンチに陥れば、「魔子ちゃん、いじめた…!」と、普段の温厚さが嘘の様に豹変する。
この2人を軸に、その他個性的なキャラ達が次々登場し、無茶苦茶な学園劇が繰り広げられるのであった――
――と此処までの粗筋を読んで、「なんだか『うる星』に似てるな~」と感じた方、多いに違いない。
原作は細野不二彦氏が1980~1984年迄、『増刊少年サンデー』と言う月刊誌で連載していた漫画。
月刊誌と週刊誌の違いは有れど、『うる星』と同じサンデー雑誌で発表してた作品。
つまりは二匹目のドジョウを狙ったって訳で。(笑)
アニメ化の際も、アニメ版『うる星』を目一杯意識し、制作してた様に思えました。
アニメ『うる星』の影に隠れ勝ちだけど、「原作通りにしなかった」点では、このアニメも張っている。
原作には出ない、近代スパイ養成学校『スパイナー高校』をライバルとして登場させ、2つの高校の対決を軸に据えたり。
『00893』、『004989』なる00ナンバーを持った2人の生徒が、毎回敵っつうかやられ役っつうか…兎に角活躍してたのですよ。
ちなみにこの2人の口癖「メカは友達スパイナー!」ってのは、シリーズ構成を担当した首藤剛志氏の代表作『ゴーショーグン』から来てる、言わばセルフパロ。
1話丸々使っての『ミンキーモモ』パロも同様…いや、あれを観た時はマジ驚いた。
違う局で放送したアニメのパロを許すなんて、当時のTV局は寛大だったんだなぁと感心したり。(笑)
「ワープギャグ・スピリッツ」を掲げ、パラレル劇が多かったのもアニメ版の特徴。
八犬伝、少年ケニヤ、大奥、スターウォーズ等々…なんと全体の約1/3がパラレルだったという。
特に最終回間際は、本編からず~~~っと離れて、パラレルばっかやってた印象が有りまする。
まぁ『うる星』同様、キャラ主体の筋書きの無い話だったからね。
それを良い事に、負けず劣らず好き勝手やってたなと。(笑)
うろ覚えなんですが…最終回が特に凄かった。
国家転覆を企む『黒い旅団』の一味が登場。
これに対抗し、忍ノ者高校とスパイナー高校が手を組み、命を賭して戦う訳だけど…。
偉い人の「お国の為に、愛する者の為に、死んでくれ!!」なる言葉を聞き、オールキャラ全員、特攻をかける。(詳しくはウロウロさんのコメントを参照の事)
しかしそこで、「愛する人なら皆此処に居るじゃないか!」と肉丸が止める。
「ああそうか、なら死ぬの止めるべ~!」と皆して逃亡。
――結果、日本は焼け野原。
でも大丈夫、忍法「振り出しに戻る(だったか?)」で、皆元通り~!
かくして何事も無かったかの様に、日本は平和な毎日が続くのでした。
めでたし、めでたし♪
そんな凄まじい結末だったなと。(笑)
『ミンキーモモ』の首藤氏ならではの、ブラックなオチと言えましょう。
そんな良くも悪くもインパクト強かった作品なのに、不思議とビデオやDVDがあんま出回ってない。
約1年半も放映続いた人気番組だったのに…恐らくは制作会社(土田プロ&カナメプロ)の倒産が関わってるんじゃないかと。
作画も、いのまたむつみ氏、毛利和昭氏、摩砂雪氏等、今揃えるなら夢のスタッフが担当していて、かなりレベルが高かったです。
アニメ『うる星』の影に隠れて凄い事をやらかす辺り、正しく『忍の者』らしく。
参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より。
ED曲も好きでした。駄洒落で。。。そういえばいただきマンボも駄洒落だなぁ(同じ人が歌っているし)
そうそう最後の方は、ほとんど番外編ばかりでしたね。
いつも予告見るたびに又かと思っていました。
そういえば番外ばかりでごめんと予告で言っていたような(笑)
でも、この作品の予告も好きでした。
最終回は。。確か国が密かに建造した空中戦艦大和(ヤマトじゃないよダイワだよ:笑)に乗ってあのセリフなんですよね。
これもうヤマトのパロですね。。。
あの最後の忍法は反則ですよね。
まさか地下にあんなものが隠れているなんて。。。ってありえない~~~。
そういえばこれでいいのかって忍豚が言っていましたっけ
でも一番印象に残っているのがピアノの曲(曲名が思い出せない(^o^;)だったりします。
よく別れのシーンなどで使われていたんですけど・・
洒落てる歌詞は好みです。
終盤の怒涛のパラレル展開は何の為だったんでしょうね?
最終回に向けてシリアス続きだったから、和ませる目的だったのか…でも正直本編の邪魔してたよなと、自分も感じてたり。(汗)
あの予告も、ミンキーモモと同じく首藤氏が書いてたんだろうな~。
島津冴子氏のDJ風予告が毎回楽しかった。
そうか…そういう最終回だったか…正直本当にうろ覚えなんですよ。
でも焼け野原の地下から、さながら飛び出す絵本の如く、元通りの街が出て来るのには笑撃を覚えました。
ズバリ反則技なんだけど、あれはあれでウケたです。
描いたアニメーターさんも偉いかと。(笑)
クラシックは使用許可料払わんで済むから、この作品だけでなくTV番組のBGMとして頻繁に使われるようで。
魔子ちゃんと肉丸の馴れ初め話とかで使ってたなと…今でも記憶に残ってますね…自分も、そういえば。
コメントどうも有難う御座いました♪