――マリンルックが流行ってた時代でした。
ズン♪ズズズズズズン♪――ズズズズン♪
おっ洒落お洒ぁ~落っ♪ アハンハン♪
お洒落召さるなっ♪
おっ洒落お洒ぁ~落っ♪ アハンハン♪
お洒落召さるなっ♪ お洒落召さるぅ~なっ♪
――ジャージャ・ジャンッ♪
まぁ~ちぃ~はっ♪ 陽ぃ~射しのパレット♪
パ~ステルカラーァのっ♪ プゥ~リズムッ♪
カ~タカナッ♪ こぉ~とばを喋っるっ♪
熱帯魚みたいなっ♪ 女の子達…♪
――パパパンッ♪パパパンッ♪
私と貴方はっ♪ と言えばぁ~初めてのデェト♪
ちょおっぴり♪ 気取ってるかしらっ♪
ときめきぃ♪ ハート縁取るぅ~~~~♪
おっ洒落お洒ぁ~落っ♪ アハンハン♪
お洒落召さるなっ♪
おっ洒落お洒ぁ~落っ♪ アハンハン♪
お洒落召さるなっ♪ お洒落召さるぅ~なっ♪
――ジャーン♪ジャーン♪ジャーン♪ジャーン♪
――ジャカジャッジャッジャッ♪
おっ洒落お洒ぁ~落っ♪ アハンハン♪
お洒落召さるなっ♪
おっ洒落お洒ぁ~落っ♪ アハンハン♪
お洒落召さるなっ♪ お洒落召さるぅ~なっ♪
――チャ・チャ・チャンッ♪
後半流れたOPタイトルは『おしゃれめさるな』、作詞は秋元康氏、作曲は古田喜昭氏、編曲は馬飼野康二氏、歌ってるのはMINA氏。
太田貴子ちゃんの時と違い、岡本舞子ちゃんに対してプッシュが控え目だったのは何故だろう?
可愛いし歌ってる人自体はこちらの方が巧いけど、作品OPとしては最初のが好きでした。
毎度映像はようつべにて。(→http://www.youtube.com/watch?v=zcXg2LHumzA&feature=related)
ファッションが世相を現しててノスタルジーを感じる、 ぴえろ魔女っ娘シリーズは時代の流行を率先して取り入れた為、後年見返すと放送された当時が透けて見えて面白いのだ。
例えば『マミ』が放送された当時は、クレープが原宿の若者達に大人気を呼んでいた。
リカちゃん人形の如く少女の身近に在り、流行を写し取ってたアニメシリーズなのです。
さて前編で書いた通り、『ペルシャ』は前半と後半で作風が全く違う。
だから通して観ると初期設定に矛盾を感じるかもしれない。(通しては観ちゃ居らんが…)
前半は一応存在する原作品の設定&作風を意識してしまい、スタッフが自由に動かせなかった印象が持てたです。
逆に後半は監督の開き直りが感じられた、元在った「愛のエネルギー集め」の使命は徐々にフェードアウト、叶わぬ恋を知って大人の女に成長するペルシャの物語に変化してったという。
中盤ラブリードリームが何故凍り付いたか謎が明かされる。
愛の国(星?)ラブリードリームは、かつて「プリンセスフェアリ」と言う女性に統治されていた。
彼女は人間界に愛のエネルギーを集めにやって来た時、偶然出会ったピアニストの沢木研二に恋をしてしまう。
だが異なる世界の者との恋は叶えられぬ運命…絶望したプリンセスフェアリは内に閉じ篭り、結果ラブリードリームは凍り付いてしまう。
困った妖精は偶々世界に飛び込んで来たペルシャに、プリンセスフェアリの代理を求めたという訳だ。
だからペルシャが魔法で変身した姿は、彼女ではなくプリンセスフェアリなのである。
…後付設定に思えるけど、良くぞドラマティックな下敷きを創ったなと感心してしまう。(笑)
変身したペルシャを見て、沢木研二はプリンセスフェアリと勘違いする。
彼はプリンセスフェアリの為に曲を作り、彼女に詩を付けて貰う約束をしていた。
事情を聞いたペルシャは何とか2人の恋を成就させようと奔走する。
けどどうする事も出来なかった。
ペルシャは気付く、貰った魔法が万能ではない事に…。
この頃って躊躇わず子供に「無理」を教えるアニメが多かった気がする。
此処までは頑張れば出来るかもしれない、でもその先は難しいよ、希望の反対側には絶望が隠れてるんだよ。
けどそれは絶望の反対側に希望が隠れてる事も意味してるんだ…そんな作り手の意図を自分は子供の頃感じて居たなぁ。(笑)
「子供相手に絶望なんて教える事無い、夢だけで充分」って大人には余計なお世話だったろうけどね。
――ベェ~ンベベェ~ン♪
ヒィ~ゲを…♪ クルリン…♪ ゴメンねシン~バ~♪
――フヨフヨフヨフヨフヨ……!!
こぉ~んなぁ…♪ 姿にぃ…♪ する積りはぁ…無ぁかぁったのよ…♪
と~おくぅ…♪ 離れてぇ…♪ だ・い・す・き・シン~バ…♪
――フヨフヨフヨフヨフヨ……!!
背中にぃ~…♪ 乗~ぉってぇ~…♪ 走りま~わぁっただ・い・草~原~~~~♪
――ベェンベベベベベンベベェ~~~ン…♪――ズズズンッ♪
お前のタテガミにぃ…♪ 埋もぉ・れぇ・ながぁ~らぁ…♪
眠…ったあの頃にぃ~…♪ 帰りったい…♪ もう1度ぉ~~~~~♪
ビーッグキャット♪ ビーッグキャット♪
ブ~タ猫でも♪ 傍に居てぇ~~~~♪
――ンナァ~~~~~~ン!!!
――パーーン…♪パーーン…♪――パンパパーーーン……♪
後半流れたEDタイトルは『だいすきシンバ』、作詞は佐藤純子氏、作曲&編曲は馬飼野康二氏、歌ってるのは主人公ペルシャを演じた冨永みーな氏。
「シンバ」と言うのは前編で紹介した元ライオンのブタ猫です。
河童3匹にシンバに後半は「ボンボン」と言う氷の妖精(??)も加わり、主人公のお目付け役は総勢5匹にまで膨れ上がった。
これって魔女っ娘作品における記録じゃなかろーか?
バトンも新しくなったし…スポンサー様の御意向を汲まねばならん、制作スタッフの苦労が滲み出ていますね。(笑)
重ねて映像はようつべから。(→http://www.youtube.com/watch?v=qURJXFUvBso&feature=related)
使用されてるイラストはキャラクターデザインを担当した岸義之氏が描いたものと思われ。
色鉛筆を用いて描く氏のイラストは神懸りで見惚れる。
最終回間際、今度はペルシャに波乱が訪れる。
疫病からサバンナの動物達を救う使命感より、アフリカ・コンガリア国に永住の決意をするゴーケン。
だが長年の疲労が蓄積して倒れてしまう。
祖父の年齢を考えるに、誰かが付き添ってやらなければ――悩んだ末、学はゴーケンと共にアフリカに永住する事を決めた。
学にばかり苦労は懸けさせられないと力も永住を決意。
その頃までに学に対しての恋心を自覚していたペルシャは猛烈に反対。
だが力の恋人小夜が己の哀しみを隠し、彼の決意を信じる姿に心打たれる。
素直な気持ちは「行かないで欲しい…!」、けどこれは学が決めた道なのだから…。
魔法で解決を求めるも事態は変らない、絶望感に泣き崩れるペルシャ。
研二とフェアリの事を思い出したペルシャは、変身して思い全てをピアノの調べに乗せ、学に届けと願う。
思いは届き、学はドア越しに彼女に語り掛けた。
自分はペルシャが好きだと――だから、さよならは言わない。
丁度その頃研二がアメリカから帰国した。
毎夜プリンセスフェアリの夢を見る…彼の強い思いに呼び覚まされたか、自分の殻に閉じ篭り悲しみに暮れていたフェアリは遂に覚醒。
研二の側に居たペルシャと学も、2人の再会に立ち合せられる。
漸く巡り会えても互いの住む世界が異なる以上、叶わぬ思いに変りは無い。
それでもフェアリは研二の曲に詩を付ける事を約束してくれた。
結ばれない恋人達に自分達の姿を投影する学とペルシャ。
それでも絶望の裏に潜む希望に気付く…自分達は世界を違える訳じゃない、会おうと思えば会えるのだと。
旅立つ学を見送り、家に帰ったペルシャは、もう1つの別離を体験する。
プリンセスフェアリが覚醒した為に、ゲラゲラ・プリプリ・メソメソ・ボンボンのお目付け役としての任務が解かれ、ペルシャに告げる事無く去って行ったのだ。
次々と自分の元から親しい者達が去って行くのに耐え切れず、泣き崩れてしまうペルシャ…ただ1匹残ったシンバが必死に彼女を宥める。
シンバは河童達から密かに彼女への贈り物を託されていた。
それは彼女が心から望んだ時、1度だけ奇跡を呼ぶという魔法…。
この魔法をペルシャが何の為に使ったか、最後まで明かされる事はなかった。
視聴者の想像にお任せする狙いだったのでしょう。
ウィキでは「シンバを元に戻す事では~?」と有ったが…シンバはペルシャの元から離れない決意で居る気がする。
となると「アフリカに行く」か?しかしそれ位なら自分の力だけで行けそうである…。
それにしても最終回には泣かされた。
冨永みーなさんの演技がまた巧いから…再放送で最初適当にポツポツ観ていて、ちゃんと観出したのは最終回間際だってぇのに、泣かされるとは思わなんだ。(笑)
ラストは小夜とペルシャが並んで学と力に呼び掛ける。
大声で呼び掛けながら小夜が投げた石が、遠く離れた力の頭にぶつかるという。
漫画的なんだけど、感動したなぁ。
そしてバックに流れる「見知らぬ国のトリッパー」。
熱い♪ 砂の上から♪
貴方…♪ 1人に贈る♪
笑顔♪ とっておきなの♪
心遥か♪ 貴方の元へ♪ 飛んで行く…♪
もう1度観たいんだけど、一応原作付きなのが災いしてか、ぴえろの勝手には出来ないらしく、30周年記念コンテンツにも含まれてない。
(→http://streaming.yahoo.co.jp/special/spotlight/pierrot_30th/)
内容的には殆どオリジナルなのに…丁寧に作られてた傑作だというに…ネット配信すら無さそうなのが悲しいなぁ。
タイトルイラストが毎回違ってたっつうのも何気に凄かった、せめて何処かの局で再放送心から希望。
参考)…ウィキペディア、ぴえろ魔法少女シリーズ公式サイト。(→http://pierrot.jp/title/magicgirl/index.html)
ズン♪ズズズズズズン♪――ズズズズン♪
おっ洒落お洒ぁ~落っ♪ アハンハン♪
お洒落召さるなっ♪
おっ洒落お洒ぁ~落っ♪ アハンハン♪
お洒落召さるなっ♪ お洒落召さるぅ~なっ♪
――ジャージャ・ジャンッ♪
まぁ~ちぃ~はっ♪ 陽ぃ~射しのパレット♪
パ~ステルカラーァのっ♪ プゥ~リズムッ♪
カ~タカナッ♪ こぉ~とばを喋っるっ♪
熱帯魚みたいなっ♪ 女の子達…♪
――パパパンッ♪パパパンッ♪
私と貴方はっ♪ と言えばぁ~初めてのデェト♪
ちょおっぴり♪ 気取ってるかしらっ♪
ときめきぃ♪ ハート縁取るぅ~~~~♪
おっ洒落お洒ぁ~落っ♪ アハンハン♪
お洒落召さるなっ♪
おっ洒落お洒ぁ~落っ♪ アハンハン♪
お洒落召さるなっ♪ お洒落召さるぅ~なっ♪
――ジャーン♪ジャーン♪ジャーン♪ジャーン♪
――ジャカジャッジャッジャッ♪
おっ洒落お洒ぁ~落っ♪ アハンハン♪
お洒落召さるなっ♪
おっ洒落お洒ぁ~落っ♪ アハンハン♪
お洒落召さるなっ♪ お洒落召さるぅ~なっ♪
――チャ・チャ・チャンッ♪
後半流れたOPタイトルは『おしゃれめさるな』、作詞は秋元康氏、作曲は古田喜昭氏、編曲は馬飼野康二氏、歌ってるのはMINA氏。
太田貴子ちゃんの時と違い、岡本舞子ちゃんに対してプッシュが控え目だったのは何故だろう?
可愛いし歌ってる人自体はこちらの方が巧いけど、作品OPとしては最初のが好きでした。
毎度映像はようつべにて。(→http://www.youtube.com/watch?v=zcXg2LHumzA&feature=related)
ファッションが世相を現しててノスタルジーを感じる、 ぴえろ魔女っ娘シリーズは時代の流行を率先して取り入れた為、後年見返すと放送された当時が透けて見えて面白いのだ。
例えば『マミ』が放送された当時は、クレープが原宿の若者達に大人気を呼んでいた。
リカちゃん人形の如く少女の身近に在り、流行を写し取ってたアニメシリーズなのです。
さて前編で書いた通り、『ペルシャ』は前半と後半で作風が全く違う。
だから通して観ると初期設定に矛盾を感じるかもしれない。(通しては観ちゃ居らんが…)
前半は一応存在する原作品の設定&作風を意識してしまい、スタッフが自由に動かせなかった印象が持てたです。
逆に後半は監督の開き直りが感じられた、元在った「愛のエネルギー集め」の使命は徐々にフェードアウト、叶わぬ恋を知って大人の女に成長するペルシャの物語に変化してったという。
中盤ラブリードリームが何故凍り付いたか謎が明かされる。
愛の国(星?)ラブリードリームは、かつて「プリンセスフェアリ」と言う女性に統治されていた。
彼女は人間界に愛のエネルギーを集めにやって来た時、偶然出会ったピアニストの沢木研二に恋をしてしまう。
だが異なる世界の者との恋は叶えられぬ運命…絶望したプリンセスフェアリは内に閉じ篭り、結果ラブリードリームは凍り付いてしまう。
困った妖精は偶々世界に飛び込んで来たペルシャに、プリンセスフェアリの代理を求めたという訳だ。
だからペルシャが魔法で変身した姿は、彼女ではなくプリンセスフェアリなのである。
…後付設定に思えるけど、良くぞドラマティックな下敷きを創ったなと感心してしまう。(笑)
変身したペルシャを見て、沢木研二はプリンセスフェアリと勘違いする。
彼はプリンセスフェアリの為に曲を作り、彼女に詩を付けて貰う約束をしていた。
事情を聞いたペルシャは何とか2人の恋を成就させようと奔走する。
けどどうする事も出来なかった。
ペルシャは気付く、貰った魔法が万能ではない事に…。
この頃って躊躇わず子供に「無理」を教えるアニメが多かった気がする。
此処までは頑張れば出来るかもしれない、でもその先は難しいよ、希望の反対側には絶望が隠れてるんだよ。
けどそれは絶望の反対側に希望が隠れてる事も意味してるんだ…そんな作り手の意図を自分は子供の頃感じて居たなぁ。(笑)
「子供相手に絶望なんて教える事無い、夢だけで充分」って大人には余計なお世話だったろうけどね。
――ベェ~ンベベェ~ン♪
ヒィ~ゲを…♪ クルリン…♪ ゴメンねシン~バ~♪
――フヨフヨフヨフヨフヨ……!!
こぉ~んなぁ…♪ 姿にぃ…♪ する積りはぁ…無ぁかぁったのよ…♪
と~おくぅ…♪ 離れてぇ…♪ だ・い・す・き・シン~バ…♪
――フヨフヨフヨフヨフヨ……!!
背中にぃ~…♪ 乗~ぉってぇ~…♪ 走りま~わぁっただ・い・草~原~~~~♪
――ベェンベベベベベンベベェ~~~ン…♪――ズズズンッ♪
お前のタテガミにぃ…♪ 埋もぉ・れぇ・ながぁ~らぁ…♪
眠…ったあの頃にぃ~…♪ 帰りったい…♪ もう1度ぉ~~~~~♪
ビーッグキャット♪ ビーッグキャット♪
ブ~タ猫でも♪ 傍に居てぇ~~~~♪
――ンナァ~~~~~~ン!!!
――パーーン…♪パーーン…♪――パンパパーーーン……♪
後半流れたEDタイトルは『だいすきシンバ』、作詞は佐藤純子氏、作曲&編曲は馬飼野康二氏、歌ってるのは主人公ペルシャを演じた冨永みーな氏。
「シンバ」と言うのは前編で紹介した元ライオンのブタ猫です。
河童3匹にシンバに後半は「ボンボン」と言う氷の妖精(??)も加わり、主人公のお目付け役は総勢5匹にまで膨れ上がった。
これって魔女っ娘作品における記録じゃなかろーか?
バトンも新しくなったし…スポンサー様の御意向を汲まねばならん、制作スタッフの苦労が滲み出ていますね。(笑)
重ねて映像はようつべから。(→http://www.youtube.com/watch?v=qURJXFUvBso&feature=related)
使用されてるイラストはキャラクターデザインを担当した岸義之氏が描いたものと思われ。
色鉛筆を用いて描く氏のイラストは神懸りで見惚れる。
最終回間際、今度はペルシャに波乱が訪れる。
疫病からサバンナの動物達を救う使命感より、アフリカ・コンガリア国に永住の決意をするゴーケン。
だが長年の疲労が蓄積して倒れてしまう。
祖父の年齢を考えるに、誰かが付き添ってやらなければ――悩んだ末、学はゴーケンと共にアフリカに永住する事を決めた。
学にばかり苦労は懸けさせられないと力も永住を決意。
その頃までに学に対しての恋心を自覚していたペルシャは猛烈に反対。
だが力の恋人小夜が己の哀しみを隠し、彼の決意を信じる姿に心打たれる。
素直な気持ちは「行かないで欲しい…!」、けどこれは学が決めた道なのだから…。
魔法で解決を求めるも事態は変らない、絶望感に泣き崩れるペルシャ。
研二とフェアリの事を思い出したペルシャは、変身して思い全てをピアノの調べに乗せ、学に届けと願う。
思いは届き、学はドア越しに彼女に語り掛けた。
自分はペルシャが好きだと――だから、さよならは言わない。
丁度その頃研二がアメリカから帰国した。
毎夜プリンセスフェアリの夢を見る…彼の強い思いに呼び覚まされたか、自分の殻に閉じ篭り悲しみに暮れていたフェアリは遂に覚醒。
研二の側に居たペルシャと学も、2人の再会に立ち合せられる。
漸く巡り会えても互いの住む世界が異なる以上、叶わぬ思いに変りは無い。
それでもフェアリは研二の曲に詩を付ける事を約束してくれた。
結ばれない恋人達に自分達の姿を投影する学とペルシャ。
それでも絶望の裏に潜む希望に気付く…自分達は世界を違える訳じゃない、会おうと思えば会えるのだと。
旅立つ学を見送り、家に帰ったペルシャは、もう1つの別離を体験する。
プリンセスフェアリが覚醒した為に、ゲラゲラ・プリプリ・メソメソ・ボンボンのお目付け役としての任務が解かれ、ペルシャに告げる事無く去って行ったのだ。
次々と自分の元から親しい者達が去って行くのに耐え切れず、泣き崩れてしまうペルシャ…ただ1匹残ったシンバが必死に彼女を宥める。
シンバは河童達から密かに彼女への贈り物を託されていた。
それは彼女が心から望んだ時、1度だけ奇跡を呼ぶという魔法…。
この魔法をペルシャが何の為に使ったか、最後まで明かされる事はなかった。
視聴者の想像にお任せする狙いだったのでしょう。
ウィキでは「シンバを元に戻す事では~?」と有ったが…シンバはペルシャの元から離れない決意で居る気がする。
となると「アフリカに行く」か?しかしそれ位なら自分の力だけで行けそうである…。
それにしても最終回には泣かされた。
冨永みーなさんの演技がまた巧いから…再放送で最初適当にポツポツ観ていて、ちゃんと観出したのは最終回間際だってぇのに、泣かされるとは思わなんだ。(笑)
ラストは小夜とペルシャが並んで学と力に呼び掛ける。
大声で呼び掛けながら小夜が投げた石が、遠く離れた力の頭にぶつかるという。
漫画的なんだけど、感動したなぁ。
そしてバックに流れる「見知らぬ国のトリッパー」。
熱い♪ 砂の上から♪
貴方…♪ 1人に贈る♪
笑顔♪ とっておきなの♪
心遥か♪ 貴方の元へ♪ 飛んで行く…♪
もう1度観たいんだけど、一応原作付きなのが災いしてか、ぴえろの勝手には出来ないらしく、30周年記念コンテンツにも含まれてない。
(→http://streaming.yahoo.co.jp/special/spotlight/pierrot_30th/)
内容的には殆どオリジナルなのに…丁寧に作られてた傑作だというに…ネット配信すら無さそうなのが悲しいなぁ。
タイトルイラストが毎回違ってたっつうのも何気に凄かった、せめて何処かの局で再放送心から希望。
参考)…ウィキペディア、ぴえろ魔法少女シリーズ公式サイト。(→http://pierrot.jp/title/magicgirl/index.html)
…言われてみればペルシャだけ他魔女っ娘よりペナルティの縛りがきつい!
愛のエネルギーを集めなきゃならない上に、出来なかったら罰を与えるって、ペルシャがあんまり可哀想。
強制的に頼んどきながら、失敗したら罰って、ヤッターマンのドクロベエ様並に無慈悲ですわ。
エミも当初は正体を他人に見られたらペナルティって設定有った様ですが、いつの間にか消えてしまいましたね。(笑)
設定縛りが過ぎると作品の自由度が下がる事を、制作スタッフが反省した為でしょうか?
他魔女っ娘より遥かに試練を多く抱えたペルシャ…ドラマティックな展開になるのも頷けます。
愛有るコメント有難う御座いました!
ぴえろ魔法少女シリーズで一番大変で苦労しているのは断じてペルシャだと思います。
正体がばれてはいけないわ、魔法を使う時と変身する時は誰かに見られてはいけないわ、もし正体がばれたり、魔法を使う時と変身する時を誰かに見られたら、魔法が使えなくなるどころか、学と力は女の子になってしまうわ。
よりによってペルシャだけペナルティがこんなに厳しいなんて。
エンディングで学と力と離れ離れになるわ。もうこれって超アンフェアで過酷でうっすらぱーだと憤りを感じる私です。
魔法のスターマジカルエミの香月舞には何のペナルティもないので安心して魔法を使って変身できるし。お目付け役のトポも大っぴらで公の場所で舞に話しかけて会話ができるのに、ペルシャのお目付け役の三匹の河童のゲラゲラ、プリプリ、メソメソはいつも必死に身を隠しながらペルシャの傍についてあげてコミュニケーションをとるので。
こんなのあり?って絶叫したいです。もしかするとこれってぴえろ魔法少女シリーズの特別扱いと格差社会?って思ったりします。
ペルシャ以外の人間キャラは日本でも漢字名ですから、中国人名に変更されてると言っても、元の名前を感じさせるものになってるんでしょうか?
ペルシャが変わらないのは、何だかほっと致しましたv
ペルシャの最終回は泣きましたね~。
私も最初は数話程度しか観ておらず、最終回に感動した事を切っ掛けに、全話観直したのでした。
コメントありがとう御座いました♪
台湾での人気ですが、私みたいなコアなファンも一応いるみたいです。
私が見たのはNHKの衛星アニメ劇場での再放送だったのですが、何話か見ただけでずっと最終回のエンディングが心掛りでいました。
日本版のまま字幕で放送されてるのか、向こうの声優さんが声をアテてるのか、気になります。
ペルシャ可愛いですよね♪
コメントありがとうございました!
「魔法の妖精ペルシャ」は子供の頃の貴重な思い出と宝物です。