【前回の続き】
※ル=ルフィ、ゾ=ゾロ、ナ=ナミ、ウ=ウソップ、サ=サンジ、チ=チョッパー、ロ=ロビン、フ=フランキー、ブ=ブルック、の台詞です。
ナ「トリはブルックね。いらっしゃい!」
ブ「ヨホホホホ♪ご指名を今か今かと胸膨らませてお待ちしてました!御覧下さい、この鳩胸!上着を開くと――」
――ポッポー!ポッポー!――バサバサバサバサ…!
ブ「ほ~らビックリ!鳩が飛び出した♪ヨホ!ヨホ!ヨホホホホ!!…ウケました?」
ウ「ちなみにブルックの胸に鳩を仕込んだのは誰あろう俺だ!」
チ「ウソップすげー!!」
ナ「……アルカイックなギャグは海に流して、さっさと質問してくれない?そろそろ陸が見えて来るだろうから、終らせて上陸の準備しなくちゃ」
ゾ「こんな上から目線のアドバイザー見た事無ェ」
ブ「質問ですか…何を訊いてもよろしいんでしょうか?ならば今はいてるパンツの色は何色――」
――ドガッ!!!
ナ「あんたの頭蓋骨の中には脳味噌の代りにパンツが満タンか!!!」
ル「サンジー!!ハトつかまえたぞー!!」
サ「よぅし!本日のディナーはハトのローストで決まりだな!」
ウ「おまえら俺の可愛い鳩を食おうとするなんてどんだけ鬼畜だ!?」
ル「つかまえたらそいつのもんになるのが当り前だろ?いやなら手放さなきゃいいんだ!」
サ「船長の言い分は至極正しいぜ」
ブ「…ヨ……ヨロホホホホホ…生憎パンツは入ってませんが――ナイス名案!ナミさんロビンさん!どうか私の頭の隙間を満たすパンツを提供して――」
――ゲシッ!!!!
ナ「己のパンツで満たさんかい!!!!」
ロ「加入してく順にクルーの変態度が上昇してくのは何故かしら?」
フ「オイ待てだったら俺は2番目か!?冗談じゃねェ、船1番の変態の座を譲ってたまるか!!」
チ「変態に誇りを持ってる!!超変態だ!!」
フ「おうよ!!――ん~~~~~~~スゥーーパァーーーー!!!!」
ル「つまりこの船で1番まともなのは俺って事か?そっかそっか、やっぱなァ~~~♪」
ウ「てかそれだとロビン、おまえは3番目に変態って事になるんじゃ……良いのか?」
ゾ「おまえら変さに誇りを持ち過ぎだろ」
ナ「まったくパンツパンツと毎回飽きもせず…お生憎さま!今日はパンツはいてません!」
ブ・サ「「鼻血ブウウウゥ~~~~~~~~~!!!!!」」
ウ「ここでお約束の如く血柱2本噴出したァ~~~~~!!!」
チ「ゆゆ輸血ゥ~~~~~!!!!」
ナ「だって今日はスカートだもんvなーんちゃって、ウケた?」
ゾ「アルカイックなギャグは海に流して真面目にやれ!話進まねェだろが!」
チ「サンジもブルックも血を無駄遣いし過ぎだ!!何時大怪我人が出るか分らないんだから節血しろ!!」
フ「体中の穴という穴に栓でも詰めとくか」
ル「ブルックは死んで骨だけなんだから、輸血のしようがねーだろ?」
ロ「船内1まともな人らしいツッコミね」
ウ「無い筈の物が大量に流れ出す。姿形に似合ったオカルトさだよな…」
――輸血が終るまで暫くお待ち下さい――
ナ「で、質問は?」
ブ「ハイ…近頃私、肩こりが酷くて…」
チ「サンジがまだ目を覚まさねェ」
ゾ「気絶させとけよ。起きてても血を無駄に遣うだけだ」
ブ「肩だけでなく、体中硬くて困っているのです」
ナ「確かに見るからに硬そう。お酢にでも浸かったら?」
ブ「場内に、美しい女性がこった体を優しく隈なくマッサージしてくれる所は有りませんか?」
ナ「あんたが想像してるようないかがわしい場所じゃないけど2ヵ所有るわ、『RINウェルネス』と『RINホテル・ヨーロッパ』。
『RINウェルネス』は場内の高台フォレストパークに建つウェルネスセンター内のリラクゼーション施設。
服を着たまま、希望する部位にトリートメントマッサージを行うコースや、個室でオリジナルブレンドオイルを使う等しての全身マッサージコース、他フェイシャルマッサージコースも有」
フ「俺も時々チンコがこるんだが、希望しても構わねェか?」
ナ「いやらしいオヤジは専門の店へ行け!!!」
ロ「流行のエステサロンというわけね。ホテルの方は1室を借り切ってのコースになるの?よりきめの細かいサービスを受けられそう」
ナ「そうじゃない?90~120分という、比較すると長時間なコースで、全身トリートメント+全身パック等が受けられるって、パンフに載ってるわ」
ブ「パックですか、それは良い!私、美白には自信が有りますが、この機会により磨きをかけたい」
ナ「あんた、今のままでも充分輝いてるわよ」
ウ「夜に月光を受けて薄らぼんやり白光りしてる様なんか、ハッとさせられるんだよなァ…磨く必要無ェよ、ぶっちゃけ」
ブ「そそそれは褒め過ぎですよウソップさん!!私、照れてしまって頬が熱い!!ヨホ♪ヨホ♪ヨホホホホ♪」
ル「ホントだ!おまえのほっぺリンゴみてーに赤くなってる!」
フ「だから流れる血も、頬すら無ェ筈なのに、どうやって赤くなるんだよ!?」
ロ「存在から矛盾してる人に言ってもしょうがないわ。一度内部の精密調査をすべきじゃないかしら?」
チ「うん!骨を1本貰って研究してみようと思う!」
ナ「リラクゼーションメニューと一緒にランチやカフェやセグウェイがセットになったプランも有るんだって、お得かもしれないわ」
ル「セグウェイって前におまえが話した立って乗る車だろ?」
ナ「そ!立ち乗り電動スクーター、セグウェイに乗っての園内ツアー50分に、ボディトリートメント45分がセットになって9,000円!
スパ&ランチは格調高いホテル・ヨーロッパでのランチが付いて9,500円!
スパ&カフェはアンカーズラウンジor花の家での優雅なティータイムと、服を着たまま受けられるマッサージがセットになって5,500円!」
ブ「恥ずかしがりやの私としては服を脱がずにして頂けるマッサージを選びたいところ、加えて紳士ですから優雅なティータイムは非常に好ましい。
ナミさん、重ねての質問になってしまいますが、場内オススメのカフェの紹介もお願い出来ますか?」
サ「オイこらエロドクロマン!!!ナミさんへの質問は1人1ジャンルまでというルールを守りやがれ!!!」
チ「あ、気絶してたサンジがガバッと起きた」
ゾ「エロガッパにエロと言われちゃ、ブルックだって気を悪くするだろ」
ル「サンジ!生き返ったんなら早くハトを焼け!!」
ウ「俺の鳩を食うなと言ったろうがこのド鬼畜!!!!」
ナ「いいわよ!これでラストだし、おまけで場内のカフェを紹介したげる!」
サ「そんなナミさん!!俺の時はきっぱりはねのけたクセに…!」
フ「虐められてんじゃねェの?おめェ」
サ「そうか、解ったよナミさん…!好きな男が相手だと素直になれない乙女心だね?可愛い女だなァ…君はv」
ロ「果たしてそうかしら?」
ゾ「そう思わせとけ。アホの幸せの為に」
ナ「キンデルダイクの『CAFFEST』は花畑の中の野外カフェ。
ニュースタッドの『エバーカフェ』は運河のほとりの眺めの良いカフェ。
同地区の『チョコレートハウス』はバラエティ溢れるチョコメニューが自慢。
ビネンスタッドのカフェテリアレストラン『グーテンアペティート』は、美味しいパンが並ぶベーカリーでもあるんだって。
マルシェ・ド・パラディ内に有る『タンテ・アニー』と『マイスターズドリップ』は土産ショップに併設された小さなカフェスペースで、買い物がてら休憩するのに良さ気。
アムステルフェーン内の『グランキャフェ』は昼は喫茶、夜はバーにチェンジ、喫煙・テイクアウト可な気安さが嬉しいわ。
ホテル・ヨーロッパブランドのスイーツ&軽食が楽しめるユトレヒトの『カフェデリ・プリュ』、
14~17時は和甘味喫茶として営業するスパーケンブルグの『花の家』、
魅力的なカフェが多いようだけど、眺めの良さ、ゆったりスペース、お洒落なメニュー、充実してるサービス等、総合得点の高さで選ぶと、ホテルのラウンジが最もオススメね。
ホテル・アムステルダム内『アクールベールカフェ』と『オークラウンジ』、
ホテル・ヨーロッパ内『アンカーズラウンジ』、
フォレストヴィラ内『トロティネ』は通常ランチタイム迄のレストラン営業だけど、森に囲まれた湖を眺める立地の好さから、喫茶に利用するのも素敵だと思うわ、加えてペット入店可だって言うし」
ウ「良かったなチョッパー!おまえ入店可だぞ!」
チ「オレはペットじゃねェ!!!」
ル「急にスラスラしゃべり出してどーしたんだ、ナミ?」
ゾ「時間が押してんだろ」
ブ「成る程参考になる情報を有難う御座いました!…しかし伺って尚の事何処を選んだものか迷ってしまいます。私、お硬く見えてカステラの様に優柔不断。困ってしまってワンワンワワーン♪――ここで1曲『犬のおまわりさん』をお弾き致しましょう!ヨホホホホホホホホ~~~~♪」
ウ「明るさ百ワットだな!本気で困ってんのかァ!?」
フ「――オイ!!!おまえら直ぐ甲板に出て来やがれ!!!島だ!!!島が見えてるぞ!!!」
「「「「「「「「島!!?」」」」」」」」
――ドタドタドタドタドタドタドタ…!!!!
ル「ホントだ!!!ナミ!!!あれがハウステンボスか!!?」
ナ「間違い無いわ!高い塔が聳えてる!きっとあれがドム・トールンよ!!」
チ「写真で観た通りメチャクチャ綺麗な街だァ~~~♪」
ウ「あのリゾートっぽい街並みから察するに、上陸しても危険は無いようだな!!」
ナ「解らないわよ~?モックタウンの例が有る事だし♪」
ウ「ババ馬鹿!!不安がらせんな!!」
ブ「では島発見を祝して曲を変更!!『よろこびの歌』をお弾き致します!!」
ロ「長い船旅だったわ」
ゾ「ああ、1年近く波に揺られてた気がするぜ」
サ「俺なんか半年以上波間を漂ってた気がするぜ」
ル「よぉぉし、おまえらァ!!!ハウステンボスに、上陸するぞォォ!!!!」
「「「「「「「「オーーーーーー!!!!!」」」」」」」」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「…港から船確認の知らせを受けた。歓迎の準備は終えてるだろうね?」
「御安心下さい社長。…しかし札付の海賊に協力を願うなんて大胆なお人だ」
「案外気の好い者達との評判を聞いてるよ」
「ですがこちらのイベントの為に船を貸して欲しいなんて頼み、いくら気が好い者達といっても応じるとは思えません。話を出したところで怒ってしまい、街で暴れる危険性も無いとは言えんでしょう」
「友好的に話し合えるよう努めるさ」
「相手は懸賞金億を超える海賊な事をお忘れなく」
「貸してくれないなら造って貰えるよう頼めばいい。彼らの船そっくりの物をね。短期間でこしらえる腕を持つ船大工が乗ってるとも聞いた」
「…そこまで詳しく調査済なのですか」
「私はこのプロジェクトに懸けている。
難しいのは承知してるが、攻めなきゃ始まらない。
今迄のハウステンボスに足りなかったもの、それはインパクトだ!
お客にあっと言わせるビッグなプロジェクトを打ち立ててこそ、ハウステンボスの再建は叶うのだよ!」
「御説は常々拝聴しています。ですが彼らは悪党、善人ではないのです…」
「最初っから私は善人を求めてはいない、求めてるのは英雄さ。
英雄は場内に咲く花の様に人を集める。
それを見込んでの人選、理解して貰いたいね。
さて、もう時間が無い、私達も港へ出迎えに行かなければ…」
港に上陸したサウザンド・サニー号をハウステンボス側は熱烈歓迎、社長は港町のレストランで設けた宴の席で、彼らに船を貸して貰えるよう額をテーブルに擦りつけ頼み込んだ。
勿論彼らにとって船は代わりの利かない仲間、船長から「いやだ」の一言であっさり断られてしまうも、熱意の篭った説得が極めて涙もろい船大工の気持ちを揺り動かし、本物そっくりのレプリカ船を造る約束を取り付けた。
レプリカと言ってもそこは凝り性の船大工が造っただけあって、手抜き一切見られずちゃんと海を走る本物である。
――かくして2011年4/2、ハウステンボスからサウザンド・サニー号が出航した。
【完】
…去年のナミ誕企画を兼ねて始めた筈が、他クルーの誕生日まで延びてしまった。(汗)
本日4/3はブルックさんの誕生日。
ハッピーバースデーブルックさん~~~♪♪
延びたけどサニー号プロジェクト発動のお陰で、上手い事話がオチた気がする。(笑)
サニー号乗船してのレポをkatzeさんがブログに上げてらっしゃいますので是非御覧下さい。
当初は2010年7/15~10/17迄だったイベントが、遂にはサニー号を呼ぶ2011年4/2~の大イベントにまで成長。
有難うハウステンボス、H.I.S、フジTV、集英社、そして尾田先生。(笑)
はっきり言ってガイドの役にはあまり立たない記事だけど(汗)、折角書いた事だし明日にでも全て目次頁に上げる積り。
ちなみにイベントの為の宣伝CMが公式HP右サイドに上がってる。
今度のCMはルフィ達がハウステンボスをバックに動くぞ!
文中に出た「RIN」については、私未だ体験した事無いんで、公式HPの紹介読んで頂きたい。(汗)
(→http://www.huistenbosch.co.jp/stay/#spa)
(→http://www.huistenbosch.co.jp/stay/topics/)
ハウステンボスならではのリラクゼーションを求めるなら、カフェやランチやセグウェイとセットになってるプランがお勧め、料金的にもお得に設定されてます。
特にスパ&カフェは、試しで体験するには最適かと。
トロティネは通常ランチまでの営業だけど、期間限定でディナーを営業する事も有。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/world/000449.html)
また場内ホテルの喫茶ラウンジだけでなく、場外ホテルでお茶を飲むのもお勧め。
ハウステンボスジェイアール全日空ホテル内『カスケイド』なんか、ワッセナーを目の前に眺められて最高に雰囲気良い。
ただここはレストランでバイキングを開催してる事が多く、そういう日はバイキングのみの営業となるらしい。
(→http://www.anahotel-jrhtb.co.jp/guest/restaurant/vol64/lunch.php)
同じ1階にケーキ&ベーカリーカフェ、ホテルのパーク側入口近くには、ショッピングゾーンに併設されたカフェテリアが有るけど、綺麗な景色を眺める事は出来ない。
ただショッピングゾーン併設のカフェテリアは、朝早くから営業してて利便性高いのです。
ケーキ&ベーカリーカフェはテイクアウトOK、サービスデーに行くとお得。
毎月「2」の付く日はパンの日、「7」の付く日はケーキの日、「5」の付く日はパン&ケーキスペシャルデーで、対象商品が20%割引になるのです。
場外のホテル日航ハウステンボス内『ラヴァンドル』も、基本バイキングレストラン営業。
しかし広々としていて、お茶をゆっくり飲むのに適してる。
レジの側で売ってる焼菓子は安くて美味いし。
場外・場内の飲食店については、まったりさんのブログに詳しく紹介されてるので、御参考にされて下さい。
つかシャボンディハウスのワンピースデザートが凝ってて楽しいぞ!(Mr.3のドロドロキャンドルまで…)
写真は深夜営業スポット、アムステルフェーン内のグランキャフェ。
出入口はアムステルフェーン共同玄関から。
※ル=ルフィ、ゾ=ゾロ、ナ=ナミ、ウ=ウソップ、サ=サンジ、チ=チョッパー、ロ=ロビン、フ=フランキー、ブ=ブルック、の台詞です。
ナ「トリはブルックね。いらっしゃい!」
ブ「ヨホホホホ♪ご指名を今か今かと胸膨らませてお待ちしてました!御覧下さい、この鳩胸!上着を開くと――」
――ポッポー!ポッポー!――バサバサバサバサ…!
ブ「ほ~らビックリ!鳩が飛び出した♪ヨホ!ヨホ!ヨホホホホ!!…ウケました?」
ウ「ちなみにブルックの胸に鳩を仕込んだのは誰あろう俺だ!」
チ「ウソップすげー!!」
ナ「……アルカイックなギャグは海に流して、さっさと質問してくれない?そろそろ陸が見えて来るだろうから、終らせて上陸の準備しなくちゃ」
ゾ「こんな上から目線のアドバイザー見た事無ェ」
ブ「質問ですか…何を訊いてもよろしいんでしょうか?ならば今はいてるパンツの色は何色――」
――ドガッ!!!
ナ「あんたの頭蓋骨の中には脳味噌の代りにパンツが満タンか!!!」
ル「サンジー!!ハトつかまえたぞー!!」
サ「よぅし!本日のディナーはハトのローストで決まりだな!」
ウ「おまえら俺の可愛い鳩を食おうとするなんてどんだけ鬼畜だ!?」
ル「つかまえたらそいつのもんになるのが当り前だろ?いやなら手放さなきゃいいんだ!」
サ「船長の言い分は至極正しいぜ」
ブ「…ヨ……ヨロホホホホホ…生憎パンツは入ってませんが――ナイス名案!ナミさんロビンさん!どうか私の頭の隙間を満たすパンツを提供して――」
――ゲシッ!!!!
ナ「己のパンツで満たさんかい!!!!」
ロ「加入してく順にクルーの変態度が上昇してくのは何故かしら?」
フ「オイ待てだったら俺は2番目か!?冗談じゃねェ、船1番の変態の座を譲ってたまるか!!」
チ「変態に誇りを持ってる!!超変態だ!!」
フ「おうよ!!――ん~~~~~~~スゥーーパァーーーー!!!!」
ル「つまりこの船で1番まともなのは俺って事か?そっかそっか、やっぱなァ~~~♪」
ウ「てかそれだとロビン、おまえは3番目に変態って事になるんじゃ……良いのか?」
ゾ「おまえら変さに誇りを持ち過ぎだろ」
ナ「まったくパンツパンツと毎回飽きもせず…お生憎さま!今日はパンツはいてません!」
ブ・サ「「鼻血ブウウウゥ~~~~~~~~~!!!!!」」
ウ「ここでお約束の如く血柱2本噴出したァ~~~~~!!!」
チ「ゆゆ輸血ゥ~~~~~!!!!」
ナ「だって今日はスカートだもんvなーんちゃって、ウケた?」
ゾ「アルカイックなギャグは海に流して真面目にやれ!話進まねェだろが!」
チ「サンジもブルックも血を無駄遣いし過ぎだ!!何時大怪我人が出るか分らないんだから節血しろ!!」
フ「体中の穴という穴に栓でも詰めとくか」
ル「ブルックは死んで骨だけなんだから、輸血のしようがねーだろ?」
ロ「船内1まともな人らしいツッコミね」
ウ「無い筈の物が大量に流れ出す。姿形に似合ったオカルトさだよな…」
――輸血が終るまで暫くお待ち下さい――
ナ「で、質問は?」
ブ「ハイ…近頃私、肩こりが酷くて…」
チ「サンジがまだ目を覚まさねェ」
ゾ「気絶させとけよ。起きてても血を無駄に遣うだけだ」
ブ「肩だけでなく、体中硬くて困っているのです」
ナ「確かに見るからに硬そう。お酢にでも浸かったら?」
ブ「場内に、美しい女性がこった体を優しく隈なくマッサージしてくれる所は有りませんか?」
ナ「あんたが想像してるようないかがわしい場所じゃないけど2ヵ所有るわ、『RINウェルネス』と『RINホテル・ヨーロッパ』。
『RINウェルネス』は場内の高台フォレストパークに建つウェルネスセンター内のリラクゼーション施設。
服を着たまま、希望する部位にトリートメントマッサージを行うコースや、個室でオリジナルブレンドオイルを使う等しての全身マッサージコース、他フェイシャルマッサージコースも有」
フ「俺も時々チンコがこるんだが、希望しても構わねェか?」
ナ「いやらしいオヤジは専門の店へ行け!!!」
ロ「流行のエステサロンというわけね。ホテルの方は1室を借り切ってのコースになるの?よりきめの細かいサービスを受けられそう」
ナ「そうじゃない?90~120分という、比較すると長時間なコースで、全身トリートメント+全身パック等が受けられるって、パンフに載ってるわ」
ブ「パックですか、それは良い!私、美白には自信が有りますが、この機会により磨きをかけたい」
ナ「あんた、今のままでも充分輝いてるわよ」
ウ「夜に月光を受けて薄らぼんやり白光りしてる様なんか、ハッとさせられるんだよなァ…磨く必要無ェよ、ぶっちゃけ」
ブ「そそそれは褒め過ぎですよウソップさん!!私、照れてしまって頬が熱い!!ヨホ♪ヨホ♪ヨホホホホ♪」
ル「ホントだ!おまえのほっぺリンゴみてーに赤くなってる!」
フ「だから流れる血も、頬すら無ェ筈なのに、どうやって赤くなるんだよ!?」
ロ「存在から矛盾してる人に言ってもしょうがないわ。一度内部の精密調査をすべきじゃないかしら?」
チ「うん!骨を1本貰って研究してみようと思う!」
ナ「リラクゼーションメニューと一緒にランチやカフェやセグウェイがセットになったプランも有るんだって、お得かもしれないわ」
ル「セグウェイって前におまえが話した立って乗る車だろ?」
ナ「そ!立ち乗り電動スクーター、セグウェイに乗っての園内ツアー50分に、ボディトリートメント45分がセットになって9,000円!
スパ&ランチは格調高いホテル・ヨーロッパでのランチが付いて9,500円!
スパ&カフェはアンカーズラウンジor花の家での優雅なティータイムと、服を着たまま受けられるマッサージがセットになって5,500円!」
ブ「恥ずかしがりやの私としては服を脱がずにして頂けるマッサージを選びたいところ、加えて紳士ですから優雅なティータイムは非常に好ましい。
ナミさん、重ねての質問になってしまいますが、場内オススメのカフェの紹介もお願い出来ますか?」
サ「オイこらエロドクロマン!!!ナミさんへの質問は1人1ジャンルまでというルールを守りやがれ!!!」
チ「あ、気絶してたサンジがガバッと起きた」
ゾ「エロガッパにエロと言われちゃ、ブルックだって気を悪くするだろ」
ル「サンジ!生き返ったんなら早くハトを焼け!!」
ウ「俺の鳩を食うなと言ったろうがこのド鬼畜!!!!」
ナ「いいわよ!これでラストだし、おまけで場内のカフェを紹介したげる!」
サ「そんなナミさん!!俺の時はきっぱりはねのけたクセに…!」
フ「虐められてんじゃねェの?おめェ」
サ「そうか、解ったよナミさん…!好きな男が相手だと素直になれない乙女心だね?可愛い女だなァ…君はv」
ロ「果たしてそうかしら?」
ゾ「そう思わせとけ。アホの幸せの為に」
ナ「キンデルダイクの『CAFFEST』は花畑の中の野外カフェ。
ニュースタッドの『エバーカフェ』は運河のほとりの眺めの良いカフェ。
同地区の『チョコレートハウス』はバラエティ溢れるチョコメニューが自慢。
ビネンスタッドのカフェテリアレストラン『グーテンアペティート』は、美味しいパンが並ぶベーカリーでもあるんだって。
マルシェ・ド・パラディ内に有る『タンテ・アニー』と『マイスターズドリップ』は土産ショップに併設された小さなカフェスペースで、買い物がてら休憩するのに良さ気。
アムステルフェーン内の『グランキャフェ』は昼は喫茶、夜はバーにチェンジ、喫煙・テイクアウト可な気安さが嬉しいわ。
ホテル・ヨーロッパブランドのスイーツ&軽食が楽しめるユトレヒトの『カフェデリ・プリュ』、
14~17時は和甘味喫茶として営業するスパーケンブルグの『花の家』、
魅力的なカフェが多いようだけど、眺めの良さ、ゆったりスペース、お洒落なメニュー、充実してるサービス等、総合得点の高さで選ぶと、ホテルのラウンジが最もオススメね。
ホテル・アムステルダム内『アクールベールカフェ』と『オークラウンジ』、
ホテル・ヨーロッパ内『アンカーズラウンジ』、
フォレストヴィラ内『トロティネ』は通常ランチタイム迄のレストラン営業だけど、森に囲まれた湖を眺める立地の好さから、喫茶に利用するのも素敵だと思うわ、加えてペット入店可だって言うし」
ウ「良かったなチョッパー!おまえ入店可だぞ!」
チ「オレはペットじゃねェ!!!」
ル「急にスラスラしゃべり出してどーしたんだ、ナミ?」
ゾ「時間が押してんだろ」
ブ「成る程参考になる情報を有難う御座いました!…しかし伺って尚の事何処を選んだものか迷ってしまいます。私、お硬く見えてカステラの様に優柔不断。困ってしまってワンワンワワーン♪――ここで1曲『犬のおまわりさん』をお弾き致しましょう!ヨホホホホホホホホ~~~~♪」
ウ「明るさ百ワットだな!本気で困ってんのかァ!?」
フ「――オイ!!!おまえら直ぐ甲板に出て来やがれ!!!島だ!!!島が見えてるぞ!!!」
「「「「「「「「島!!?」」」」」」」」
――ドタドタドタドタドタドタドタ…!!!!
ル「ホントだ!!!ナミ!!!あれがハウステンボスか!!?」
ナ「間違い無いわ!高い塔が聳えてる!きっとあれがドム・トールンよ!!」
チ「写真で観た通りメチャクチャ綺麗な街だァ~~~♪」
ウ「あのリゾートっぽい街並みから察するに、上陸しても危険は無いようだな!!」
ナ「解らないわよ~?モックタウンの例が有る事だし♪」
ウ「ババ馬鹿!!不安がらせんな!!」
ブ「では島発見を祝して曲を変更!!『よろこびの歌』をお弾き致します!!」
ロ「長い船旅だったわ」
ゾ「ああ、1年近く波に揺られてた気がするぜ」
サ「俺なんか半年以上波間を漂ってた気がするぜ」
ル「よぉぉし、おまえらァ!!!ハウステンボスに、上陸するぞォォ!!!!」
「「「「「「「「オーーーーーー!!!!!」」」」」」」」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「…港から船確認の知らせを受けた。歓迎の準備は終えてるだろうね?」
「御安心下さい社長。…しかし札付の海賊に協力を願うなんて大胆なお人だ」
「案外気の好い者達との評判を聞いてるよ」
「ですがこちらのイベントの為に船を貸して欲しいなんて頼み、いくら気が好い者達といっても応じるとは思えません。話を出したところで怒ってしまい、街で暴れる危険性も無いとは言えんでしょう」
「友好的に話し合えるよう努めるさ」
「相手は懸賞金億を超える海賊な事をお忘れなく」
「貸してくれないなら造って貰えるよう頼めばいい。彼らの船そっくりの物をね。短期間でこしらえる腕を持つ船大工が乗ってるとも聞いた」
「…そこまで詳しく調査済なのですか」
「私はこのプロジェクトに懸けている。
難しいのは承知してるが、攻めなきゃ始まらない。
今迄のハウステンボスに足りなかったもの、それはインパクトだ!
お客にあっと言わせるビッグなプロジェクトを打ち立ててこそ、ハウステンボスの再建は叶うのだよ!」
「御説は常々拝聴しています。ですが彼らは悪党、善人ではないのです…」
「最初っから私は善人を求めてはいない、求めてるのは英雄さ。
英雄は場内に咲く花の様に人を集める。
それを見込んでの人選、理解して貰いたいね。
さて、もう時間が無い、私達も港へ出迎えに行かなければ…」
港に上陸したサウザンド・サニー号をハウステンボス側は熱烈歓迎、社長は港町のレストランで設けた宴の席で、彼らに船を貸して貰えるよう額をテーブルに擦りつけ頼み込んだ。
勿論彼らにとって船は代わりの利かない仲間、船長から「いやだ」の一言であっさり断られてしまうも、熱意の篭った説得が極めて涙もろい船大工の気持ちを揺り動かし、本物そっくりのレプリカ船を造る約束を取り付けた。
レプリカと言ってもそこは凝り性の船大工が造っただけあって、手抜き一切見られずちゃんと海を走る本物である。
――かくして2011年4/2、ハウステンボスからサウザンド・サニー号が出航した。
【完】
…去年のナミ誕企画を兼ねて始めた筈が、他クルーの誕生日まで延びてしまった。(汗)
本日4/3はブルックさんの誕生日。
ハッピーバースデーブルックさん~~~♪♪
延びたけどサニー号プロジェクト発動のお陰で、上手い事話がオチた気がする。(笑)
サニー号乗船してのレポをkatzeさんがブログに上げてらっしゃいますので是非御覧下さい。
当初は2010年7/15~10/17迄だったイベントが、遂にはサニー号を呼ぶ2011年4/2~の大イベントにまで成長。
有難うハウステンボス、H.I.S、フジTV、集英社、そして尾田先生。(笑)
はっきり言ってガイドの役にはあまり立たない記事だけど(汗)、折角書いた事だし明日にでも全て目次頁に上げる積り。
ちなみにイベントの為の宣伝CMが公式HP右サイドに上がってる。
今度のCMはルフィ達がハウステンボスをバックに動くぞ!
文中に出た「RIN」については、私未だ体験した事無いんで、公式HPの紹介読んで頂きたい。(汗)
(→http://www.huistenbosch.co.jp/stay/#spa)
(→http://www.huistenbosch.co.jp/stay/topics/)
ハウステンボスならではのリラクゼーションを求めるなら、カフェやランチやセグウェイとセットになってるプランがお勧め、料金的にもお得に設定されてます。
特にスパ&カフェは、試しで体験するには最適かと。
トロティネは通常ランチまでの営業だけど、期間限定でディナーを営業する事も有。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/world/000449.html)
また場内ホテルの喫茶ラウンジだけでなく、場外ホテルでお茶を飲むのもお勧め。
ハウステンボスジェイアール全日空ホテル内『カスケイド』なんか、ワッセナーを目の前に眺められて最高に雰囲気良い。
ただここはレストランでバイキングを開催してる事が多く、そういう日はバイキングのみの営業となるらしい。
(→http://www.anahotel-jrhtb.co.jp/guest/restaurant/vol64/lunch.php)
同じ1階にケーキ&ベーカリーカフェ、ホテルのパーク側入口近くには、ショッピングゾーンに併設されたカフェテリアが有るけど、綺麗な景色を眺める事は出来ない。
ただショッピングゾーン併設のカフェテリアは、朝早くから営業してて利便性高いのです。
ケーキ&ベーカリーカフェはテイクアウトOK、サービスデーに行くとお得。
毎月「2」の付く日はパンの日、「7」の付く日はケーキの日、「5」の付く日はパン&ケーキスペシャルデーで、対象商品が20%割引になるのです。
場外のホテル日航ハウステンボス内『ラヴァンドル』も、基本バイキングレストラン営業。
しかし広々としていて、お茶をゆっくり飲むのに適してる。
レジの側で売ってる焼菓子は安くて美味いし。
場外・場内の飲食店については、まったりさんのブログに詳しく紹介されてるので、御参考にされて下さい。
つかシャボンディハウスのワンピースデザートが凝ってて楽しいぞ!(Mr.3のドロドロキャンドルまで…)
写真は深夜営業スポット、アムステルフェーン内のグランキャフェ。
出入口はアムステルフェーン共同玄関から。
いや~ほんと、去年夏のイベント開催に合せ当初は書いてて、途中色々有って行き詰って、ああイベント終了しちまう~間抜け~オチどうしよ~と困ってしまってワンワンワワ~ン♪
残りはロビンちゃん編と超アニキ編とブルックさん編、仕方ねぇ取敢えず他キャラ誕に移行だ~なんて迷走してたシリーズですが、神は我を見捨てなかった。
つか、最終的に見えざる手によって、2011年4/3終了に誘われた思いが致します。
くじ運は無いけど、妙な運は持ってるみたいですよ。(笑)
最後までお読み頂き有難う御座いました♪
思い起こせば、去年の夏以来(笑)この記事を楽しみに読ませて頂いておりましたが最後はどんな結末がとアレコレ思っておりましたが
びょりさんはこの事を予想されてたのかはっきり言って神業じゃないでしょうか?コレ以上ない『オチ』の付き方じゃないかと感動してしまいました。(…ひょっとして凄く運がいいのかな?)