kotoba日記                     小久保圭介

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今生の別れ

2009年11月02日 | 生活
朝、道を見ていると、
若い男の子と女の子が向かい合って話していました。
時に笑い、時に黙り、です。
男の子は紺色の服、
女の子はベージュの服を着ていました。
「別れだな」
とオジが言います。
そのうち、
男の子と女の子は、話し終わり、
女の子は東に向かって歩いていきました。
男の子は、後ろ姿をずっと見ていました。
「今生の別れ」
と僕が言います。
きっと、もう二度と会うこともないだろうと思うと、
こっちまで切なくなってきます。
男の子は、女の子の姿が見えなくなるまで、
ずっと立っていて、
ほどなく、南に向かいました。
「あいつは布団を被って、泣く。俺がそうだった」
とオジが言い、
「そして次に行くんだ」
とオジは相変わらず、ャWティブ。
そして、「布団」という田山花袋の、
振られた小説が本当にある、
とオジに言い、
「あー、切ないね」
と皆で言って、僕らは労働に向かいました。
それから、オジは金色夜叉の話をしました。
金色夜叉のあらすじを初めて知りました。

昼から寒くなってきて、
夜はすっかり冷えてきました。
玉ちゃんがふらっと現れて、
「今日は元気でしょ?」
と元気になった玉ちゃんが言いました。

帰ってから、映画「包帯クラブ」を見て、
眠る時間が迫ってきていたので、
途中で寝ました。
コメント
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