kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

鉄道

2009年04月18日 | 熊野
一昨日、兄様が名古屋に来ていて、
昨日、先に熊野に行った。
で、電話で、
体調が良くなったので、
今日、熊野に行ける、
と僕は言い、
「ウコンで治った」と言ったら、
「お前は、やっぱり、気分で治るヤツだ」
と大笑いされ、
「花粉症の薬が効いたんだろうな」
と冷静に兄様は重ね。

朝一のワイドビューで、
熊野に飛ぶ。
レンゲがいっぱい咲いているのを、
車窓から見る。
先頭から二番目の席で、
運転手とほぼ同じ視界を、楽しむ。
僕の前は、
鉄道ファンの人達で、
この路線はいいねー、
と、でかい時刻表を持って、
発していた。
たぶん、勝浦辺りで一泊して、
さらに鉄道の旅を楽しむのだろう。
40代か50代の男性同士で、
鉄道を介して友人になった風。
いいなあ、鉄道って、
と僕も思う。
「多気」という駅で、
運転手が変わった。
藤の花が、これまたきれい。
前方のレールの上を、
キジの雄が歩いていたり、
踏切で電車が通り過ぎるのを待つ老人、
いたる所で、線路横で工事をしているので、
列車監視員が白旗を出していた。
それを確認した運転手が、
「パーン」だか、「パパアーン」だか、
「オーケー、判ったぜ」という合図を返す。
工事人たちは、列車に正対して、
手をあげている。JR専用のオレンジ色のチョッキを着て。
鉄道運転手の目線は、実に新鮮で楽しい。

モンシロチョウが飛び、
春である。

熊野、父宅に着くと、
すでに兄様が作業開始していた。
父は熊野から尾鷲に引っ越し。
昭和一桁の父は、
物を集めるし、捨てない。
やたら、いろいろある。
夕方、なんとか車に荷物を詰め、
ほこりだらけの父宅を出て、
三人で、「みはらし亭」で夕食。
今夜はここで一泊して、
明日、引っ越し先の尾鷲へ。
みはらし亭、のお風呂が広くて、
今度熊野に来たら、
ここに泊まろうと、思。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花粉症かよ馬鹿野郎 | トップ | 尾鷲父 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿