土用の丑の日は悩みます。どんな鰻〔うなぎ〕の蒲焼きを選べばよいかを思案して決めるのに、あちらの店、こちらの店と渡り歩いてどうするかがなかなか決められないからです。先ず、朝の新聞の折り込み広告チラシでどこのお店に行くかを決めます。愛知産か、鹿児島産か、サイズをどうするか、何匹買うか、値段は?と悩みは尽きません。今年は値段も1割ほど高くなったとお店の人は言いますが、それ以上に高くなった気がします。何処のお店も今朝、鰻を調理して開き、炭火焼きとこだわっています。1,2年前はそんなお店は1軒だけでしたから、いろいろ検討後にそのお店で購入していたのですが、こだわって売るお店が多くなるとさらに悩みが増えます。本来はいつ鰻を食べても良いのですが「土用の丑の日には鰻を」と平賀源内さんも罪作りなことを言ってくれたものだと恨みます。でも、小豆餡で包〔くる〕んだ土用餅も頂きました。こう言うイベントがあるから鰻と土用餅が食べられたと家人は満足そうに言います。
◆鰻丼 ◆炊き合わせ ◆だし巻き卵 ◆三色なます ◆しじみ汁
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