朝、メッスを出て09時過ぎから一時間半ほどナンシーへ滞在。世界遺産にも指定されているスタニスラス広場は一見に値する。
雨もあがり、少し濡れた石畳がきれい。雲はだんだんと流れて青空が見えてきた。空気は冷たいが、人もすくなく、なんと素晴らしい朝なのだろう。
フランスはロレーヌ地方の町、ナンシー。ここは神聖ローマ帝国の一角であったが、ルイ15世がロレーヌ公フランツ・シュテファンがハプスブルグ家のマリア・テレジアとの結婚を認める代償としてフランスのものになった。
領主となったのは、ルイ15世の舅である元ポーランド王スタニスラスである。故国での権力闘争に敗れた彼の引退地がナンシー。そこで彼は娘婿をたたえるロワイヤル広場を建設したわけだが、これが現在のスタニスラス広場である。
106×124mという広さは、周りの建物が高すぎないので心地よい。
さて、この写真を見て、なぜこの広場がこれほど美しいのか、だんだんと気付いてこないだろうか?あるいは、次の写真、この広場の北に接しているカリエール広場を見ても同じことが言える。
★余計な建物が視界に入らない★
この広場四方どこを見回しても、高層ビルというものが見えない(注:例外は駅前の建物、少しだけ見えてしまっています)。これだけきびしく景観を守っているからこそ、このスタニスラス広場は美しいと感じられる。
カリエール広場を出ると、かつてのロレーヌ公の宮殿がある。
10時になって、広場に面したナンシー美術館が開館すると思ってドアをたたいたが…あれあれ、よく見ると修復により閉館中!再オープンは2012年の6月と書かれておりました。
ナンシーはアールヌーボーの町としても知られている。今回は行くことのできなかった「ナンシー派美術館」もある。しかし、ちゃんと目を開いて歩けば、こんなふうに銀行のATMだって美しいアールヌーボーが施されているのです。
観光局に少しだけ売っているお土産、カワイイ缶に入ったベルガモット味のキャンディを見つけた。
「あ、これお土産にちょうど良い」と、いうことでみなさん大量買いをしようとしたのですが…全部で十個しかストックがありませんでした(笑)
雨もあがり、少し濡れた石畳がきれい。雲はだんだんと流れて青空が見えてきた。空気は冷たいが、人もすくなく、なんと素晴らしい朝なのだろう。
フランスはロレーヌ地方の町、ナンシー。ここは神聖ローマ帝国の一角であったが、ルイ15世がロレーヌ公フランツ・シュテファンがハプスブルグ家のマリア・テレジアとの結婚を認める代償としてフランスのものになった。
領主となったのは、ルイ15世の舅である元ポーランド王スタニスラスである。故国での権力闘争に敗れた彼の引退地がナンシー。そこで彼は娘婿をたたえるロワイヤル広場を建設したわけだが、これが現在のスタニスラス広場である。
106×124mという広さは、周りの建物が高すぎないので心地よい。
さて、この写真を見て、なぜこの広場がこれほど美しいのか、だんだんと気付いてこないだろうか?あるいは、次の写真、この広場の北に接しているカリエール広場を見ても同じことが言える。
★余計な建物が視界に入らない★
この広場四方どこを見回しても、高層ビルというものが見えない(注:例外は駅前の建物、少しだけ見えてしまっています)。これだけきびしく景観を守っているからこそ、このスタニスラス広場は美しいと感じられる。
カリエール広場を出ると、かつてのロレーヌ公の宮殿がある。
10時になって、広場に面したナンシー美術館が開館すると思ってドアをたたいたが…あれあれ、よく見ると修復により閉館中!再オープンは2012年の6月と書かれておりました。
ナンシーはアールヌーボーの町としても知られている。今回は行くことのできなかった「ナンシー派美術館」もある。しかし、ちゃんと目を開いて歩けば、こんなふうに銀行のATMだって美しいアールヌーボーが施されているのです。
観光局に少しだけ売っているお土産、カワイイ缶に入ったベルガモット味のキャンディを見つけた。
「あ、これお土産にちょうど良い」と、いうことでみなさん大量買いをしようとしたのですが…全部で十個しかストックがありませんでした(笑)