旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

クレモナの紋章、洗礼堂と鐘楼にのぼる

2018-04-11 12:12:12 | イタリア
クレモナの紋章は少し変わっている↓右側のボールをつかんでいる手は何?

注意して見ていると、街のいろんな場所に玉を持った人物が居る↓大聖堂の横壁にも

調べてみると、この人物はジョヴァンニ・バルデジオという11世紀クレモナの施政者だった人物。

手に持っているのは、三キロの金の玉。これは神聖ローマ皇帝ハインリッヒ四世がクレモナ市に税金として納めるのを求めていたもの。
バルテジオは皇帝に直談判。騎馬試合?をして皇帝を落馬させ、税金を免除させたと伝えられている。
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洗礼堂に入る↓

洗礼堂の中にある像は、バルテジオの横に同じように玉を持つ女性がいる↓

バルテジオが手に入れた金の玉はこの年ベルタという町の女性の結婚持参金になったというから、彼女にちがいない。
洗礼堂は12世紀、日本でいえば平安時代の姿をよくとどめている。内部を見上げる↓シンプルな八角形



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ヨーロッパで一番高いレンガ造りの塔にも登ろう↓はじめはけっこう広い階段↓

さっきのバルテジオがみえる↓




洗礼堂の頂上に天使ガブリエル↓

螺旋階段になってきた↓

着いた!とおもったら、さらに上がある↓




ここがほんとの頂上!502段、おつかれさま(^.^)


八角形の洗礼堂↓


市庁舎↓





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