旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

シャルトルにある有名でない教会

2014-03-07 14:22:23 | フランス
朝、予定の列車より遅いのでパリへ向かう事になり、シャルトルの街のまだいっていなかったあたりをあるくことにした。でも、まず、見えてくるのは大聖堂朝のきりっと冷たい空気にそびえております。広場のブロンズ像にこんないたずらしてるし

St.Aignanサンテニャン教会~現在見えているものは正面入り口あたりだけが14世紀からのもので、あとは16世紀の火事の後に再建されている。

路地の一角に突然姿をあらわす。ファサードには草が生えていたりして、大聖堂ほど手入れがされていないのが残念だが、ゆえの時代の雰囲気も感じさせてくれる。内部は19世紀あたりを感じさせる雰囲気だが、やはりずいぶん劣化している二階部分をマトロネウムが取り囲んでいるのがおもしろい。

彫刻も

実はこの教会のある場所は、シャルトルで最古の教会があったとされているそうな※教会の解説より
西暦400年ごろ、この地にはじめての教会が建設され、ここの司教だった聖テニャンが埋葬されて以降、教会の名前も同じく呼ばれるようになったとされている。

正面向かって左の路地はすぐに階段になって、下の街へおりてゆく。見上げると丘の上の立地は、たしかに教会が建設されるにふさわしい場所にみえる想像するに、現在大聖堂のある場所はまだ異教の神殿があったので、この場所にキリスト教の教会が遠慮がちに建設されたのではないだろうか。

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坂を下りて、こんどはもっと大きなサン・ピエール教会が姿をあらわす。

ここは、シャルトルで大聖堂の次に見るべきステンドグラス群がある事で知られている。小松もずいぶん以前に入った記憶があるが・・・やはりまだ修復の手はまにあっていないようだ天井からはがれた破片がおちてくるからだろう、ネットが張られている。

たしかにたくさんのステンドグラスが見られるが、抜けてしまっている場所が目につくこれらをもとどおり修復することは技術的にも費用的にも簡単でないことは想像できる

ふと、ネコが近くを走った近くの説教壇の下に入っていった。

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10:54の列車でパリ、北駅へ駅目の前のホテルへチェックイン。部屋からの眺めなんです↓


ノートルダム大聖堂とコンシェルジュリとサント・シャペルを見てから夕食へ。
この大好きな赤いエビは剥くのが面倒でもはずせないレモンシャーベットもこんなサイズですが・・・食べちゃいました(^^)

夕景のチュイルリー公園からコンコルド広場
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