朝9時にボートでラグーナの島々へ出発。大型クルーズ船からの大人数グループがやってくるまえに、先ずはムラーノ島を見学。空いている時間だと、ガラス作りの実演もゆっくり見せてくれる。二種類の技を見ることができた。
次はレース編みの有名なブラーノ島。ここの「プンタ・アエロ《空中編》」は実際目の当たりにしてみるとその技術の高さに驚かされる。この手の手工芸がお好きな向きには必見だろう。
ついつい店にいるだけで時間をつかってしまいそうだが、小松としてはブラーノ島のカラフルな家々とその煙突、運河のつくりだす個性的な路地の風景を楽しんでいただきたい。十分十五分という時間でもこの町並みを歩く時間がほしい。
どうでしょ、ほんとに面白いでしょう。
次のトルチェッロ島は、現在居住民二十二名という「終わってしまった」島である。七世紀にヴェネチアの町がはじまったのがこの島なのだが、現在は葦原の中に二つの古い教会が建っているだけ。ただ、ちかくに雰囲気も味も良いレストランがいくつかある。今日は一昨年とっても当たりだった「悪魔の橋」レストランを再訪する事にした。
前菜盛り合わせには、帆立貝のグリル(最高!)、もんごうイカのサラダ仕立て、クモガニの身をほぐしたもの、茹で小エビ。
定番のボンゴレスパゲッティ
ほたるイカとトマトのパスタにカラスミがのせてある。
次の海鮮フライもりあわせにつづき、季節のフルーツの盛り合わせ。