スイス航空利用にて「ベルギー、フランス、スイスのクリスマス市をめぐる7日間」へ出発。メッス、ナンシー、バーゼルを訪れる珍しいコースであります。
スイス航空機内食、カレーを選んだけれど、もうひとつはスイスらしく「アルペンマカロニ」でした。
**
機内映画。
英語の題名が「Someday」となっていたので、これが日本映画の「大鹿村騒動記」であると最初気付かなかった。
原田芳雄の遺作となった作品である。
内容の短い解説に「18年前に逃げた妻が突然帰ってきて…」となっていた。
http://ohshika-movie.com/
長野県の南アルプスのふもと大鹿村に三百年伝承されている実在の村歌舞伎を舞台にしている。http://www.vill.ooshika.nagano.jp/kyouiku/oosikakabuki/
18年後にちょっとおかしくなって村へ戻ってきてオットを翻弄する妻を大楠道代さんが演じている。若い。実年齢においても、映画の設定においても、六十歳は充分越しているわけだが、演じているにしても動きが少女の様だ。恋している人は若くいられるのだろう、心が躍動している事が結局若さを手放さずにいる動機になる。
オトコはオンナに翻弄されて生きて、オンナもまたオトコに翻弄されて生きていく。一度きりの人生、せっかくならめくるめく翻弄されて生きていくのが正しいのかもしれません。
スイス航空機内食、カレーを選んだけれど、もうひとつはスイスらしく「アルペンマカロニ」でした。
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機内映画。
英語の題名が「Someday」となっていたので、これが日本映画の「大鹿村騒動記」であると最初気付かなかった。
原田芳雄の遺作となった作品である。
内容の短い解説に「18年前に逃げた妻が突然帰ってきて…」となっていた。
http://ohshika-movie.com/
長野県の南アルプスのふもと大鹿村に三百年伝承されている実在の村歌舞伎を舞台にしている。http://www.vill.ooshika.nagano.jp/kyouiku/oosikakabuki/
18年後にちょっとおかしくなって村へ戻ってきてオットを翻弄する妻を大楠道代さんが演じている。若い。実年齢においても、映画の設定においても、六十歳は充分越しているわけだが、演じているにしても動きが少女の様だ。恋している人は若くいられるのだろう、心が躍動している事が結局若さを手放さずにいる動機になる。
オトコはオンナに翻弄されて生きて、オンナもまたオトコに翻弄されて生きていく。一度きりの人生、せっかくならめくるめく翻弄されて生きていくのが正しいのかもしれません。