ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

変わる食卓の雰囲気

2008年05月25日 | Weblog
小中高生の子供のいる家庭での食卓は、しつけより楽しさを優先させている傾向にあるようだ。
家族みんながそろって食事することが少なくなった現代、マナーの注意をして雰囲気が悪くなるより楽しい雰囲気を優先させるほうがいいというわけだ。
朝食を抜く子供や親が増えているとも聞くし、昼は学校と会社とでみんなバラバラ。夕食時も子供の部活や塾、親の残業などでみんながそろわない。
努力しないと家族そろって食卓に着くことが難しいのが現状だろう。

ババが幼少のころは、ご飯時は父親が先に座るのを見計らってから、飯台に正座して着席したものだ。狭い我が家ではあったが父親はもちろん上座。
ご飯中のおしゃべりは叱られた。
いただきます、ご馳走さまはもちろんのこと、きちんと正座しないで姿勢を崩すなんてことはできなかった。
また、箸で皿をたたくとか茶碗に米粒を残しても叱られた。御飯茶碗と味噌汁椀は必ず片手で持った。これらは全て躾だった。

しかし、うるさく厳しかったのにババだけは箸使いが下手だ。物をつまもうとすると指が余計な動きをしてしまう。結婚後、義姉に指摘されて初めて気付いた始末。直そうと試みたものの腱鞘炎を起こしそうでやめた。
箸の持ち方で親に注意された記憶は無い。行儀よりも箸使いをもっと注意してくれてたらよかったのにと思う。
子供たちにはジジが持ち方を教えたから大丈夫だ。いずれババは孫たちに指摘されそうだ。

時代も変わって食事中の携帯着信音が気になる。当時、我が娘も食事中に携帯が鳴ればメールをよんでいた。
苦い顔して注意したこともあったが、そのババも今では着信音に食事を中断してついメールを読んでしまう。
たいていは娘からで孫のこと。それを話題にしてジジとおしゃべりしながらご飯を食べる。
最近の高校生などは、片手でご飯を食べながら片手でメールを打っている姿が珍しくないという。


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