ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

素人がプロ占い師に

2006年03月29日 | Weblog
テレビで女性占い師が人気があるようだ。そして彼女の占いは当たらないことでも有名なんだそうだ。
当たるも八卦当たらぬも八卦、というところか。

ジジは占いと聞くと思い出すことがある。
ジジが中学生だった何十年か前、父の数少ない友人がまれに我が家へ顔を見せた。
そのオヤジさんは、占い師をやったことがあると言うのだ。
当時は今のように占い方や流派がいろいろあったわけではなく、占いといえば高島易が中心的存在であった。
高島易を勉強したのか、とオヤジさんに聞いたら、声を出して笑って、「いや、易とか占いについては一切勉強したことはない。」と、とてもおかしそうだった。
勉強をしないのにどうして占い師になれるのか不思議だった。
オヤジさんが次のような話をしてくれたのを印象深く覚えている。

・お客に、「お前はカカア(奥さん)運が悪い。」 と切り出すと、たいていこちらのペースになる。
・“自分はよい女房を貰って幸せだ”などと思っているおめでたい男は、100人に1人もいないから、ずばり的中するんだ。
・もちろん、奥さんには、「オヤジ運が悪い」と言えばよい。
・いや自分はカカア運がよい、と言う男がいたらだって?なに、心配ないさ・・・。 あなたはたいした男だ。こういう良くない運を背負って生まれてきたのに、それをはねのけて幸運をつかんだというのは、あなたの日頃の努力が花咲いたのだ。と持ち上げてやれば、気分よくなって誰も文句は言わない。
・まあ、占いというのは、良いことはあまりしゃべるとだめなんだ。良いことは2・3割程度にして、悪いことや不安になることばかり言えばいいんだ。そうしたら、もっと聞きたい心境になるんだな。



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