ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

有害サイトとどう付き合うか

2008年02月19日 | Weblog
未成年のものが使う携帯電話に、有害サイトが見られないようにするフィルタリングが掛けられて、有害でないサイトも見れなくなったり書き込みできない不便さが苦情としてあがっている。
いまのシステムはジャンルごとに分類する方法をとっているという。個別に有害を判別するのは技術的に難しいということなので、ある程度仕方ないという気もする。
できればもう少し小分類にできたら、不便さはかなり解消されるのだろうが。
だけど親の許可があれば解除できるのだから、これでもよいのではないかと思うのだが。

インターネット社会となってずいぶん便利になった反面、危うさと背中合わせな情報社会。
ネットでの中傷合戦や、興味しんしんでつい有害サイトにアクセスしてしまったりする子供が増えるなど、その影響ははかりしれないものがある。
岩手県では、そんな親からの悩みも絶えないというわけで、ネットの危険性を擬似体験させる試みが始まった。
外部のネットと遮断された独自の方法で、チャット、ネットオークション詐欺、フィッシングなどさまざまな擬似経験ができる教材ソフトだという。
こんないいものが開発されたのなら、子供だけでなく大人にもおおいに必要かも知れない。

擬似画面が進んでいくと「18歳以上ですか?」
はい、いいえのどちらを選んでも「ご利用ありがとうございました。料金はOOOO円です」とくるというから、「え!?」と思ったときはすでに遅し。
興味だけは有り余る怖いもの知らずの子供たちには願ってもない体験だ。

10年も前になるが、ババの友達の次男が中学生のころ、有害サイトに誘い込まれたということがあった。
ババから見ればまだあどけない可愛い坊やなのにやはり男の子だ。
彼女は電話の請求書が数万円だったことにひどく驚いた。長男も長女も同居していないから、思い当たるのはこの次男坊。
問いただすとクリックしていくうちに有害サイトに入りこんだらしい。
結果は、未成年だったし親も承知していなかったということで、話をつけたとのことだったが、そこに至るまでの労力たるや・・・と怒っていたっけ。

岩手県を拠点にすぐにでも各方面に広がっていって欲しい擬似体験ソフト。
情報があふれかえる中、子供たちが怖さも便利さも知って、正しくネット社会と繋がっていけるよう導いていくのも大人の役目だろう。
こういうサイトへ誘い込む迷惑メールも氾濫している。
送りつけた場合の罰則も強化された。だが、迷惑メールは海外からのものが大半だということを知って、これもびっくり。


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