ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

組織対策費35億円は小沢氏の裏金に消えた?

2010年09月04日 | Weblog
民主党の組織対策費が35億円もの大金が使途不明になっている。
カネにまつわる不明朗な実態の一端がベールを脱ぐことになるかもしれない。

代表選で小沢一郎氏が立候補した大きな理由のひとつではないだろうか。
小沢グループにとって、組織対策費の実態が暴かれることは痛手だ。なんとしても阻止したいことの一つ。

小沢一郎前幹事長が党代表だった06~08年、党本部から組織対策費の名目で党財務委員長あてに計約22億円が支出され使途が不明になっている。
09、10年も同様に計約13億7000万円の支出があったが、この使途も不明という。

06年以降、財務委員長だった山岡賢次氏と後任の佐藤泰介前参院議員に、08年11月までに計約22億円が支出され、使途が明らかにされていないという。
佐藤氏に対しては09年、10年に、菅政権発足まで計13億7200万円が同様に支出されていたことが判明したという。
このため、菅直人政権が誕生した以降、組対費などを調査していた。

この組織対策費は、元になる公金が党の正式口座である「財務委員長口座」に入金された後、「財務委員長口(ぐち)口座」という別口座に移され、すぐに引き出されて財務委員長室の金庫でプールされていた。
別口座は山岡氏が財務委員長のときに党職員に指示して開設された。
具体的使途に関する帳簿類も残っていないという。

組織対策費は主に国から支給される公金(立法事務費)で、政治資金規正法の適用を受け、政治資金収支報告書に記載される。
しかし領収書があれば議員ら個人に支出することも可能で、使途を明らかにする必要はなく、議員側が自身の収支報告書に記載する義務もないというもの。

小宮山洋子財務委員長は組対費や党の資金について「今まで一切情報公開してこなかったが、現執行部はすべてにわたって説明できるお金の使い方をする」としたうえで、今後組対費としての支出はしないと述べている。
また「過去の会計帳簿を専門家に再チェックしてもらっている」と述べ、組対費を含めた過去の支出について調査していることを明らかにした。

いわば裏金を選挙資金に回して、小沢グループが子飼いの新人議員を当選させてきた、という構図が浮き彫りになる。
このあたりにも小沢氏と側近に、不明朗な政治とカネがまとわり付いている感が否めない。
当然のことながら、小沢氏が代表に当選したら、もみ消してしまうに違いない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿