ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

大黄金展で目が金に

2010年05月18日 | Weblog
デパートで「大黄金展」を開催してると知り、目の保養に姉と行ってみた。
まず、目に入ったのが金糸を反物にして織り上げたという黄金の打ち掛け「飛翔鶴」。
それは、まさに鶴が堂々と羽を広げているふうだった。
京都西陣織で丹念に織り込んだというだけあって豪華絢爛とはこのことだと思った。
本金糸を丹念に織り込んだこの打ち掛けの値段は5250万円也。

溜息しかでない金額相当を、札束でみるか、金塊でみるか、品物でみるか・・・。
打ち掛けに袖を通す人がいたとしたら、倒れてしまうのではないだろうか。
秀吉といえば黄金の茶室だが、当時の秀吉も金の打ち掛けを作らせたらしい。

警備も物々しく、あちこちで目を光らせていた。もちろん手で触れてはならないし、写真撮影も禁止だ。
仏具のりんも多々あり、音の違いを白い手袋をはいた係員がりん棒でたたいてみてくれた。
高い音色、低い音色、落ち着きのある音色とさまざまだった。
仏像、サッカーボール、位牌、湯のみ、急須、干支、ぺんなど多種類のものが24金で作られていて、会場に所狭しと並べられていた。

やはり純金は色合い、つやがいい。やまぶき色の鮮やかな光り具合は18金などとは全く違うのだ。
およそ10cmほどの仏像が90数万円で売却済みになっていた。ご利益ありそうな・・・。
他にも仏具が50万円ほどで売却済みの札がついていた。
姉は「好きな人がいるもんだねぇ・・・」と笑うが、そういう姉も大好きなのだ。
ババは目が点ではなくて目が金に・・・。

他に金製品、プラチナの買取りをしていた。
係員がババたちに近づいてきて話しかけてきた。
このところの金高騰で、24金だと1g3600円ほど、18金だと1g2000円くらいらしい。
家で不要になったものがあれば持ち込んで下さいと言われた。

ひとまわり眺めたババたちはもう一度打ち掛けの前で足を止めた。せめて手で触ってその感触を楽しみたかったなぁ・・・。それだけが心残りだ。
感触を想像しながらも十分に満足したババたちは昼食を食べにレストランに入った。
金もいいけど眺めただけではお腹がいっぱいにならないねと姉と笑いあった。


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