ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

フィギュアの2名峰 ヨナと真央

2010年02月25日 | Weblog
キム・ヨナのショートプログラムはすばらしかった。文句のつけようがない。
得点差からみて金メダルはキムヨナにほぼ決まった感がある。
心情的には真央ちゃんに金を取らせたかったが、出来栄えからみてフリーでとんでもないことが起きない限り、キム・ヨナの金は動かない。

キム・ヨナがショートプログラムで見せた演技は、フィギュアシングルの領域を広げた印象を受けた。
ジャンプ、スピン、ステップなどの技術を見せるだけでなく、身体全体で “魅せる”要素を存分に取り入れて、新しいフィギュアを切り開いた新鮮さがあった。小憎らしいほどの19才といえる。
ひるがえって、コーチ陣の勝利でもある。“魅せる”演技を際立たせる工夫をしている。
とりもなおさず、キム・ヨナがそのプログラムを消化できる技術があってのことであるが。

浅田真央の柔らかで滑らかなスケーティングも美しかった。
ジャンプ失敗にはまり込んで抜け出せないでいたあの時期、いったいどうしてしまったんだろうとやきもきした。
真央ちゃんの全体に漂うやさしい雰囲気に好感が持てただけに痛々しく感じたことだった。
そんな不安を乗り越えて、オリンピックの大舞台でほぼ実力を出し切って高得点をあげた。これまたなんてしなやかで強い19才だろう。

世界の女子フィギュアはアジアの二人が、2大名峰のようにそそり立った感じだ。
これからもこの二人は、国内外のさまざまな大会で競い合う運命だ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿