ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

いじめアンケートに協力しない―組合

2007年01月30日 | Weblog
北海道教育委員会が実施した、いじめの実態調査に対して、道教職員組合(北教組)が、協力しないよう先生方に文書で指示していた。
アンケートは「いじめられたことがあるか」、「どんないじめをしたか」などを書面でたずねるもので、封をして集めたという。

組合の判断は、まったくいただけない。こういうことをしているから、先生に対して風当たりが強くなる。
後ろ向きで、いじめに本気で取り組もうとしている気迫が感じられない。自分たち教師のことだけしか考えていないといわれても仕方ない。
教育委員会と教職員組合の長年の不信感が引き起こした問題に見える。

いじめが表ざたになると、学校や教職員の評価が下がるという風潮があり、今回のアンケートでも、“数字が一人歩きして悪用されるという懸念”があったのかもしれない。
また、過去に内密にしてきたいじめがあって、それがぶり返されると、関係した教師に火の粉が降りかかると恐れたのかもしれない。
教育委員会からの一方通行で事が進められ、複雑な問題を引き起こしていることも不信感をぬぐえない関係にあるのだろう。
近年、子供の教育以外のことで、教師がとても忙しくなっているとも言われている。

しかし、アンケートに協力しないのならば、それよりもっとマシな方法を組合が提示しなくては、とても理解されることでない。
アンケートの仕方に問題があると考えるのであれば、具体的にその問題点を提起して改善していくようにすべきだ。
アンケートを、組合が教育委員会と共同で分析する方法だってある。別に組合として分析して教育委員会の結果とつき合わせてみることだって意義がある。




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