ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

金正日は核を手放さない

2006年12月21日 | Weblog
案の定というべきか、6カ国協議は暗礁に乗り上げた。重要なことは何も進展しないだろうと見ていたが、予想していたとおりの展開だ。
北朝鮮は何があっても核を手放さないだろう。恐らくどんな条件であっても核廃棄と取引することはしないに違いない。 
アメリカは、金融制裁は要だから譲れない。結局は、現状のままということにしかならない。
北朝鮮への経済制裁も突破口になるかは疑問だ。基本姿勢を変えるとは思えない。逆に強行に核実験などで対抗するだろう。

核の放棄は、金正日体制が終わらない限り不可能という結論になりそうだ。
一方、北朝鮮国民の中から現政権を打倒するエネルギーが湧き上がることは、なかなか期待できない。 国民に外部の情報が伝わることが鍵だが、これも高い壁がある。
経済交流が拡大して行くことで可能性が開けるのだが、経済的な結びつきが広がる可能性も低い。韓国の太陽政策も今のところ成果はでないままだ。
クーデターとかで、一挙に転覆があるか・・・。

独裁国家の通例で、反対する者は暴力で弾圧する。権力に近いものに特権や優遇を与える。意見を言わせないような仕組みを巧妙に構築する。
個人崇拝させ神格化するような国では、自由な意思表示は許されなくなるので、国民の多くが思考停止におちいる。正常な活力が生まれようがない。
日本だってつい近年の第二次世界大戦が終わるまでは、天皇を神として、今の北朝鮮と変わりないことをしてきたのだから、あまり偉そうなことは言えないということか。



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