ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

高齢になると買い物も一苦労

2010年05月16日 | Weblog
運動がてら歩いたついでにスーパーに寄った。最近は持病の腰痛が顔を出さないから平気で1ℓの牛乳や多少重量があるものも持てるようになった。
荷物が3キロほどになっても平気になったから我ながらすごいと思う。

出入り口が2ヶ所あるスーパーの階段のないほうから入って買い物をすませ、もう一方の出口に向かった。
するとかなり高齢のおばあさんが、ドアを開けようとして四苦八苦しているのが目に入った。
ドアが重いようで、やっと三分の一ほど開けたところに無理やり自分の身体を入れて、手押しカートを引っ張り出そうともがいている。
急いで走りよってドアを開ける手伝いをした。
おばあさんは「すいませんね」と言いながら手押しカーと一緒にドアの外に出た。

出たら3段の階段とスロープがある。スロープは急斜面なのだ。
ババはたまにそのスロープを降りることがあるが、いつも急なスロープだなぁと思う。
もし、車椅子だったなら単身では危ないスロープで、介護者がいても右往左往しそうなのだ。
ドアを開けるだけでは心配になったので、スロープを降りきるまで手押しカートを押さえて手伝った。
弾みがついたら道路まで飛び出してしまいそうなのだ。

「ありがとうございます。年取ったらこうだからねぇ・・・」と苦笑するおばあさん。
「気をつけて・・・」とババは別れた。
途中で振り向くとおばあさんは手押しカートを押しながらゆっくり歩いていた。

それにしても高齢者があの重たいドアを押すなんて大変なことだ。
もう一方の出入り口も中ドアは自動だが外ドアは手で押さないと開かない。
ババも腰痛があったころは重いドアを押すのは一苦労だった。

体調が良くなると他人のことにも目がいく。ドアを押し開けて後ろから人が来ていたら、閉めないで待っててやる余裕もでてくる。
たいていの人は「ありがとう」とか「すいません」などと言う。
まだ他人事だが、やがてババも同じようにドアを開けるのに難儀するときがくるだろう。


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