「
71 SS 1×1とりあえず完成」で取り合えずの完成をみた、シングルスピードの1×1(変な言い回しですけど、元々
オートマで組んでいたンです。)を、いつものトレールに持ち込みます。サリーちゃんをここのトレールに持ち込むのは初めてです。
こうやって見ると、ハンドル位置低いですねぇ。でも、実際に乗って見ると、ここのトレールでもさほど違和感は感じません。少しライズがあった方が乗りやすそうなのは確かなのですけど、もう少しこのまま乗ってみたいと思います。
ここのトレールは、廃道を走れるようにしたトレールで、ハイカーの方は殆ど入ってきません。また、殆ど毎週誰かしら走っているので、結構荒れてます。410さんが定期的にメンテしてくれていますけど。よって、結構ハードなコースになっています。(「荒れた路面がテクニカルで面白い」てっことと、「トレールのメンテによる路面整備」の関係については、面白い主題なので、別途記事にしたいと思います。)
ウチの近所の裏山ハイキングコースを走った感じから、ガレガレの急坂スイッチバック以外は、それなりに走れるだろうと考えていたのですが、考えが甘かったようです。
ブレーキングポイントには、
DMRでも分からないほどのウォッシュボードが出来ていたンですね。1×1でいつものスピードで進入すると、ガクガクガクって物凄い振動を食らいます。意識して体を柔かくしてみても、腕と上体が追いつかなくて、視線が安定しません。これはちょっと鍛錬が必要みたい。でも、この感じ、なんか懐かしくて楽しいです。
次にロックセクション。ここはFサスがないので、岩のギャップでコツンと止まってしまうと思っていたのですが、意外と走れます。スピードがとてもゆっくりなので、上体の動きでカバーできるのだと思います。
でも、少し登りになるとギア比的につらい部分があるので、リアを12Tから15T辺りに変更しようと考えています。(フロントは24T)
それから、BB位置が低い(ごくスタンダードな位置)なので、写真にあるように小さいバッシュガードでも、尖がり岩を乗り越える時は、バッシュガードを「ガリンッ!」って擦ってしまいます。お陰で綺麗だったバッシュガードが傷だらけ。まあ、その為のバッシュガードなので、仕方ありません。
お次は、DMRでもツライ、ガレガレの急坂スイッチバックです。ここは止まりそうなスピードで、トコトコ降りていくしかありません。と言う事でブレーキがツライ。翌日、右手だけ筋肉痛になってしまいました。(他の筋肉痛は無し。よ~し、まだまだ行けるぞ!って、もしかして三日目にくるのか?)
それから、上の写真のサドル位置では、下腹にボディーブローを食らいっぱなし。サドルのセッテイングをDMRのような前上がり設定にしました。
タラァ~ン!ここのトレールの目玉、三連ジャンプです。ダートジャンパーにはリップの立ちが甘く見えるでしょうが、初心者から玄人まで楽しめるセッティングになってます。技を繰り出すには、それなりのスピードで突っ込んで、自分の力でそれなりに高く跳ぶ必要があります。
ナンなんでしょう?このピンクとベージュの肩がガチガチに固まった物体は?辛うじてブレーキを握っていないのが救いです。いやぁ~、みっともない姿をお見せしました。一応これでも跳んでいるンですよ。
フロントが軽いので、自然とリア着地になってしまいます。フロント、リア同時着地するには、フロントを意識的に抑える必要があります。
最後は、ナチュラルバームが連続するスイッチバック。一番気持ちイイ所です。ここはかなりイイ感じに走れます。ハンドルのライズがもう少しあった方が、もっと楽しく走れそうです。
次に、ここからトラブル報告。
やっぱりチェーンは外れました。「71 SS 1×1とりあえず完成」で書いた通り、リアコグとチェーンの噛み合い代不足です。ガタガタの路面で漕ぎに入ると外れます。
幸い、一緒に走っていた
佐藤@電線屋さんが携帯のペダルレンチを持っていたので、アクスルナットを緩めてチェーンを嵌めることができました。佐藤@電線屋さん、有り難う御座いました。助かりました。
リアコグは、前記した通り大きなモノに変更します。
次は、アクスルシャフトナットの緩み。これは単純に、携帯工具での締め付けが甘かったからです。
直線のあと直角コーナーというシュチュエーション。当然コーナー手前はウォッシュボードです。直線でブレーキを掛けると跳ねまくるので、ブレーキを掛けるのは我慢です。
世界が二重三重四重に見えても我慢!なにも見えなくなったところで、リア加重をしてグリップを確保しながら、一気にフルブレーキング。ここで「ブゥゥゥゥゥゥ!」、アクスルシャフトが揺るんで、タイヤがチェーンステーに斜めに嵌り込んでしまいました。
後輪が廻らなくなってしまったので、ここからバイクを担いで下りる羽目になってしまいました。これからは、15mmレンチを持っていこう。
新品ピカピカだったペダルは、この通り傷だらけです。ガレ場のスイッチバックでは、IN側ペダルを擦りながら(支えにしながら)曲がっているので、仕方がありません。
日本では、傷だらけの1×1ってのも少ないでしょうから、これはコレでカッコいいかな?
総括すると、1×1はトレールで乗っても、十分楽しいバイクです。
全国の1×1乗りの方、もしスリックで街乗りのみに使っているのなら、スリックのままで大丈夫でしょうから、川原や林道などの砂利道に乗り入れてみるのも一考かと思います。新しい世界が開けるかも、です。その時は、ヘルメットとグラブを付けて、対向車に十分気をつけて下さい。