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日東キャンピーFの取り付け(1)

2015年11月15日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 ヤフオクで入手したノートン・プライマリー。カンティブレーキ部の取り付け調整の無い古い日東のキャンピーフロントが付いてきました。無加工で組み付けられはしますが、上面がシャクってしまってカッコ悪いです。

 Webで調べてみると、ランドナーのキャリアは無加工で取り付けれられる事は稀で、曲げたり延したりと何らかの調整は必要になるとのこと。そう言うことならと、思い切って加工することにします。

 先ずは上面が水平になるように体重を掛けてキャンピーを曲げます。曲げ加工は、取り付け点が動かせないカンティ台座を基準にして、キャンピーの中空パイプが座屈しないよう慎重に行います。これで水平は出せました。

 キャンピーの下の取り付け部がフォークと干渉してしまうので、この部分をカットすることにします。カットが必要な範囲にマジックペンで印を付けます。

 カットラインと取り付け穴をケガキます。正確にケガク為、一旦キャンピーを取り外して安定した場所で金尺で寸法を採って行います。穴中心にはポンチを打っておきます。

 次に取り付け穴を空けますが、いきなり大きな穴を開けると抵抗が大きくなるので、先ずは小さな穴を空けます。

 この穴を手がかりに狙いの径6mmの穴を空けますが・・・・さすが日東、良い材料を使っているのか硬くて貫通できません。

 径4mmの穴を明けてから6mmのドリルを使う事で、無事貫通できました。

 次に不要部分を金鋸でカット。硬いです。

 金ヤスリで形を整えます。

 自転車に取り付け、狙い通りになったか確認します。

 次に、フォークとキャンピーの取り付け穴の位置関係測定し、これらを連結するブラケットの形状を決めます。そのブラケットをボール紙で作成して確認。これで良さそうです。

 キャンピーを切断した部分は鋼が剥き出しなので、防錆の為、手持ちのタッチアップペイントを塗っておきます。

 乾くとこんな感じ。色味が違いますが、新しく作るブラケットに隠れるのでこれで良しです。

 次回は、ブラケットを作ります。