小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

私のブルックスB17の存在意義が危うい

2012年11月29日 | RoadBike[パナモリ]

 ちょっと前に、『B17のポジションがでないのでパフォーマンスが落ちてる。過去の記録から平地の平均速度は・・・・

  フライト(クラッシック):20~25km/h

  ブルックスB17:19~21km/h

 山道は、フライト、B17とも17~18km/hと変わらず。B17は踏む系のペダリングはOKだけど、回す系のペダリングがダメっぽい感じ。』 なんて言っていましたので、暫くフライトで乗ってました。

 

Sany0022Sany0021

  

 で、その結果・・・・

  フライトの方が、平地の巡航速度が1~2km/h速い・・・・ 

  フライトの方が、2~3kmの登りで1分速い・・・・ 

と言うB17の存在意義を否定するような事実が判明しました。まあ登りについては私の脚力、心肺機能が上がったのかも って要素もありますが。

 

 それにしても久しぶりにフライトに乗ったら尻が痛い・・・・。私は尻痛耐性がある方だと思ってたンですけど、B17に慣れた尻には少しキツかったです。

 

 そんな訳なので、B17のポジションがそんなにダメなのか?ってとこを、以下の写真から検証してみます。

 

Sany0004_3Sany0015_2

 

 これをお絵描きソフトで合成すると・・・・

 

Photo

 

 なんだ座面はピッタリ合ってるじゃんって思うかもしれませんが、フライトは座面が平らなので尻を自由に後ろに動かせるンですよね。これに対しB17はお尻がすっぽりサドルに包まれる感じ。これがB17の良い所なんですけど、お尻を後にずらすと鋲の上にのってしまってえらく居心地悪い。

 

 お尻の落ち着き先合わせで合わせると・・・・

 

Photo_2

 

 こんな感じですかね。シートポスト半分ぶんだから、あと14mm下げたいってことになります。

 フライトもめい一杯下げてるので、B17でポジションがでないのは致し方ないことなのかもしれません。

 

 それにしても、なんで私のパナモリはこんなにポジションがでないのでしょうか?フレームが小さいとシートチューブが立ってきちゃう方向ですが・・・・。ちょっと他のバイクのシート角(° )を比べてみましょう。

 

                     Sサイズ    Lサイズ

                    (46~50)  (54~55)

 私のパナモリ:           74.33      -

 パナモリ(ORC05):       75.55    74.22 

 オルベア・オルカブロンズ:    74.75    73.2

 トレック・ドマーネ5:        74.6     73.7

 ジャイアント・DEFYアドバンス: 74.5     73.0

 クォーター・ケベル:        74.5     73.0  

 インターマックス・Xライト:     74.5     73.5

 BMC・SL01:           73.5     73.5

 BMC・RM01:          73.5     73.5

 アンカー・RIS9:          74.33    73.0

 アンカー・RL8:          75.16    73.0

 アンカー・RNC7:         74.5     74.0

 ボーマ・ヴェルノ:         74.0     72.5

 マキノ・MK01:          74.0     72.75

 アラヤ・エクセラスポルティフ:  75.0     73.5

 アラヤ・スワローランドナー:   73.0     72.0  (ランドナー) 

 パナソニック・OSC8:      73.33    73.33 (ランドナー)

 丸石・エンペラーTM:       74.5     73.0 (ランドナー)

 

 小さいサイズのロードレーサーとしては、私のパナモリのシート角が特別立っているって訳では無さそうです。

 では、私のポジション取りがオカシイのかというと、「膝の皿裏位置が拇指球にくる云々」のポジションよりも15~20mm程後ろなのでそうかもしれません。でも皆さん、「膝の皿裏位置が拇指球にくる云々」だとチョット窮屈じゃありませんか?

 ポジションの不具合無くB17を使うには、ランドナー並の73°程度は欲しいってのは確かなようです。