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音楽の話を中心に、日々のできごと‥

THE BIX BEIDERBECKE STORY VOLUME3 WHITEMAN DAYS

2015年01月18日 11時18分56秒 | ブログ
「B・バイダーベックは、トランペットのサウンドをエレガントなものにした。(中略)C・ベイカーの作品には、バイダーベックのスタイルが、モダン・ジャズにかたちを変えたのではないか、とさえ感じられることがある。」(J・ベーレント/ジャズ~ニューオリンズからフリー・ジャズまで)
若いころはB・バイダーベックの良さは正直、あまりわからなかったですね。トランペットってそういう風に吹くもんじゃないだろ、なんてね。バイダーベックの魅力に気がついたのは随分あとになってからのことです。若いころはベートーベン、年を重ねてモーツァルトって感じですか?
CBSのB・バイダーベック物語第三集を入手しました。第三集はタイトルにもあるようにP・ホワイトマン楽団に在籍していた頃の演奏を集めたもの。このバンドに彼が入ったのは1927年で、第一集や第二集のようにソロがふんだんに聴けるというアルバムではありませんが、録音の少ないバイダーベックの貴重な記録。F・トラムバウアーのCメロディ・サックスも楽しめます。1920年代のニューヨークの街が浮かんでくるようなレコード。あくまでもイメージですが‥。

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