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さて「カラヤンの第九」。今日は1977年の大晦日に録音されたDVDです。ちょうど全集録音と同じ時期ですが、こちらはライブ。独唱陣では全集がP・シュライヤー、こちらのライヴがR・コロです。あと合唱陣も、全集盤はウィーン楽友協会、ライヴ盤はベルリン・ドイツ・オペラ合唱団です。このDVD、まさに絶頂期の演奏で名演のひとつですね。緩徐楽章は完璧な演奏で、逆にちょっと「あっさりし過ぎかも‥」と感じていたのですが、「いやいや終楽章の前の計算ですよ」みたいな‥。オケも歌手も見事ですが、このDVDで私が最も印象に残ったのは合唱陣。凄いな、と思って合唱指揮を見たら、やはりワルター・ハーゲン・グロルでした。この77年という年は、このほかに例の普門館のライヴもあり、カラヤンの第九の豊作の年でしたね。