NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

OSCAR PETERSON JAM

2014年12月13日 22時16分45秒 | ブログ
O・ピーターソンが亡くなってこの12月で7年が経ちます。この録音の頃はまだ50代前半で、このモントルーでのライヴは、絶好調のプレイが聴けます。そもそもピーターソンという人は極めて健康的で明るいイメージが強く好不調の波はほとんどありませんから、逆に面白くないという人も多いようですが‥。しかし、ピーターソンはライヴですね。お客がいると燃えるタイプなのでしょう。メンバーはガレスピー、C・テリーという二人のトランペットとE"ロックジョー"・ディヴィス、ベースがペデルセン、ドラムスにB・ダーハムという布陣。リズムが安定していて聴きやすい。この中ではロックジョーがちょっとコンセプトが違う感じですが、録音も良く、文字通り"Jam"スタイルで、丁々発止という展開が楽しい。

BEETHOVEN : 9th SYMPHONY

2014年12月13日 10時38分34秒 | ブログ
第九の季節。往年のカラヤン盤。私の持っているのはDGのチューリップ盤ですが、最近Sさんのブログにこの記述があって、「今年は久しぶりこれを聴くか」と思い立った次第。このレコードについては以前にも書いたと思いますが、改めて。1962年の録音。この録音は当時決定盤と言われたもので、カラヤンはまだまだ若く、第一楽章からグイグイと飛ばします。「これぞカラヤン!」と言える名演。第4楽章の独唱陣も充実。この頃は良い歌手がいたなぁ、というのは年寄りの懐古趣味かもしれませんが、ホント素晴らしい。オケと歌の火花の飛ぶような勝負は圧倒的。特にヤノヴィッツ!カラヤンの9番は何枚もありますし、普門館での名演もありますが、やはりこれかな。しかし音楽の途中でレコードをひっくり返すのは、やはり興ざめ。