呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

たまには寿司

2012-04-05 23:36:07 | 呑んだり喰ったり語ったり
久しぶりに
まともな寿司を喰いました。

接待というわけではないけど、
長年お世話になっている人に感謝を込めてね。

場所は隠れ家的な店なので「ナイショ」



「ネコザメ」が座ったカウンターの正面でお出迎えしてくれた。

ちなみに「食用」ではないそうです。



ビールと同じタイミングで供されたのは、

 「魚のスープ」
魚の出汁の香るお澄まし。

まずは胃を温めてくれた。

 「酢の物」
「菜の花」と「わかめ」でしたか。

あれ?「酢の物」だったっかな。

 「お造り」
「かつお」「甘エビ」「ホタルイカ」

「かつお」の上には「ねぎ醤油」が乗っていて、そのままいただける。
「ホタルイカ」は「沖漬け」になっていた。

いい「お造り」でしたね。

 「焼き空豆」
写真の写りが最悪ですが、さやに入ったまま焼かれた空豆です。

 「ジュレ」
なんの「ジュレ」だったか忘れました。


「ジュレ」の下には「出し巻き玉子」が。

まあ、、、


いよいよ本番の握りです。

 「やりいか」

基本的にネタには「煮切り」が塗られています。

シャリは「赤酢」で粒が1個1個立つようにしてあり、
かなりこだわったシャリの仕上がりでした。

自分的には若干苦手なシャリでしたが。。。

これは「仕事」なので、評価は出来ます。

 「さより」
春を感じるネタ。

 「中とろ」
非常に上品な「中とろ」でビックリさせられた。

 「平政」
白身。「ひらまさ」だったと思う。

 「しめさば」
大好物で、〆加減といい、柚子の香りといい、申し分なし。
もちろん、ネタの鯖の質も良かった。


ここで焼き物が出た。
 「目光」
深海魚の一種で「めひかり」という目が光ってる魚らしい。

焼くと上品な白身ながら、身に思いっきりコクがある。
軽く一夜干しにしてあるんだろうと思う。

日本酒のツマミに最高の焼き魚だった。


握りが再開。

 「こはだ」
この時期、形のいい「こはだ」はなかなか貴重品だとの事。


このあたりから、
こちらも酒が入って機嫌がよくなり、
やや若めの大将もおしゃべり好きのようで、
話しが大いに盛り上る。

イイ気分だ。


 「あじ」
正直、魂消ました。
切り身のまま細かく表面をたたいてあって、
なんとも不思議な食感。

「あじ」だって気がつかなかったぐらい。。。

 「するめいか」
イカをもう1種類出すあたり、憎いね。

 「しめさば(燻製)」
再度出てきた「しめさば」に完全にノックアウトさせられました。

なんと「しめさば」を「冷燻」してあるのです。

これは、、、
今まで喰らってきた寿司の中でも
かなりのものだと思いました。

くらっくらさせられてしまった。

寿司の極みはネタよりも「仕事」だよ!仕事!!

はぁ~、、、、参った。。。。。

 「焼き雲丹握り」
参りました・・・

香ばしくって、ふわりと甘くって、
う~ん。

お若い大将、
どこかで修行してたんだと思いますが、
それ以上に「魚」に対する憧憬が強いんだろうな。

「やきとん」も好きらしいけど。。。。


この内容で、
ひとり4,000円しないって、、、どうよ!
(酒は別ですからね、酒は)

ヤバくないですか?

京都が行く! その7(奈良編 Part.3)

2012-04-05 21:33:12 | ロック
カミサン&娘と別れたオレは、
自分の趣味の世界へ突入。

佐保路へGO!


トイレを借りに入ったコンビニで目撃。

なんだか「どん兵衛」だらけ。。。

しかも、他のカップ麺も「日清食品」の製品ばっかり。

まあ、
そんなことはどうでもよくって。。。。

ひたすら歩いて、、、、
やっと佐保路に入って
 「不退寺」
こんなお寺に寄る人も少ないだろうなぁ。。。

正式名は「不退転法輪寺」

在原業平が開基したっていうから古い寺だよね。

 「ウワナベ古墳」

 「コナベ古墳」

陵墓参考地

この二つの古墳、
天皇陵として認められていないが、
場所といい規模といい絶対に天皇陵だと思うね。

まあ、その論争は不毛なので、

奈良の田舎の風景を楽しみましょうかね。


 「平城天皇陵」
 「へいぜい天皇」です

オレは学生時代から、
畿内にある「天皇陵」を駆けずり回って訪ね歩いていたんです。

時には山中に入り込んで遭難しかかったり、、、
時には一日2本しかバスが来ない僻地で途方に暮れたり。。。

なんせ天皇は当代で125代目。
途中の南北朝時代の北朝天皇5代を入れると、
130代ですからね。
(重祚した天皇2帝を除くと128帝)

駆けずり回るぐらい天皇陵ってのはあるんですよ。


 「平城京跡」
 復元中
自分にとってはつまらない場所でした。

復元してどーすんの?

以前の
発掘された区画だけが確認できた、
荒涼とした跡地の方が良かったな。


「尼ヶ辻」に着く前に、
小腹が空いたな、、、と思っていたら、

「餃子の王将」をロードサイドに発見!

 「天津飯」380円
餡の色が濃く見えますが、ビックリするぐらいの薄味。

出汁の効いた味なんですが、
関東の人が喰うと、
間違えなく「味が無い!」と怒るだろうね。


「尼ヶ辻」から「西ノ京」までつながる田舎路。

 逆光で見づらい
 「垂仁天皇陵」

26年前に来た時は、
この田舎路は一面の田んぼの中の一本路だった。

今では、右も左も新興住宅地だ。



そして、大好きなお寺「唐招提寺」に到着。


ううむ、、、、

いつ見ても、惚れ惚れとするような見事なラインを描く
「唐招提寺」の金堂です。

このお姿を見るために毎回足を運ぶんだな。

 「御影堂」
いつもは公開されていません。

「鑑真和上坐像」(国宝)と東山魁夷の襖絵で有名。

見て見たいなぁ。。。


団体客が大挙して入ってきたので、
「唐招提寺」を後にして、「薬師寺」へ向かう。



「玄奘三蔵院伽藍」内の紅白梅の見事なこと。

「玄奘三蔵」って、
「西遊記」の「三蔵法師」の事ね。

さて、
「白鳳伽藍」も見ようと思ったら、、、

時間切れでした・・・

まっ、いいか。。。



おお!
結婚前のカミサンと26年前に来た時に入ったお好み焼き屋さんが今も健在!

感動した。


感動しつつ、
腹が減ってきたので、
京都への帰路を急ぐオレでした。


<奈良編 終了>