イオンモール釧路昭和内郵便局で「サンタさんへの手紙」の巡回展
道内からの応募作品などをパネル展示
フィンランドのサンタクロースに届けた手紙を紹介する「サンタさんへの手紙」展が、11月12日から25日まで、イオンモール釧路昭和内郵便局(釧路市中央4-18-1、前川英樹局長)のお客さまロビーで開かれています。昨年道内各地から応募のあった幼児から一般までのはがき作品48点が展示され、訪れた買い物客の目を楽しませています。
この企画は、日本・フィンランドサンタクロース協会が、フィンランドのサンタクロース中央郵便局などと2005年から世界各地で行っています。日本でも全国の郵便局や同協会ホームページから申し込むと、サンタからクリスマスカードと返信はがきが届き、そのはがきに「サンタさんへの手紙」を書いて差し出すと、翌年夏にサマーカードが送られてきます。昨年は全国から5046通のはがきがサンタクロース中央郵便局に届き、838点の優秀作品を地域別に分けて作品展を開いています。
サンタクロースの絵に感謝の言葉と「2年生になってもまた来てね」と書いた渡邊結翔さん(7)、雪の降る中でサンタと話す自分を描いた大井川桜月さん(6)など、心温まる作品が多くみられます。10月中旬の札幌中央郵便局から始まった北海道巡回展は、函館中央郵便局を経てイオンモール釧路昭和内郵便局へと移動していました。
同ショッピングセンターは、毎日1万人前後の買い物客が訪れていることから全国初の試みとして大規模商業施設での開催となりました。事前に地元新聞社や同センターの折り込みチラシで告知、社員有志が地元FMラジオに出演してPRするなど、手紙文化普及の一環として取り組みまし。
会場には、サンタクロース中央郵便局でのスタッフの作業風景も展示されており、来場者の中には「サンタさんってフィンランドだったのか」との声も聞かれました。
イオンモール釧路昭和内の展示会場
お便りが並ぶ「サンタさんへの手紙」北海道巡回展
部屋でくつろぐサンタクロースたちの絵