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利尻町役場で一時避難施設協定締結式

2024年09月02日 16時00分30秒 | 写真
利尻くつがた郵便局が津波時等における一時避難施設に
利尻町役場で協定締結式

 日本郵便㈱北海道支社(淨土英二支社長)と利尻町は、同町に津波等が発生または発生する恐れがある場合、利尻くつがた郵便局を緊急的かつ一時的な避難施設として使用するための協定を結びました。これを受けて8月27日に利尻町役場で締結式が行われ、上遠野浩志町長と利尻くつがた郵便局の滝沢誠人局長が、協定書に署名し取り交わしました。

 締結を終えた上遠野町長は「利尻町の沓形港から市街地に向かう地域は海抜も低く、人口も密集しており、万が一、地震が発生した場合、津波による被害が予想されます。高台へ避難するには距離があり、高齢者のことを考えると2階以上の頑丈な建物に垂直避難することが命を守る有効な方策と考え、協定を締結しました。町にとって対応策が増えたことで住民の不安解消につながり、心強い気持ちです。日本郵便北海道支社には、今後ともご支援、ご協力をお願いし、感謝とお礼の言葉に代えさせていただきます」と語りました。

 また、滝沢局長は「約半年前から協議を重ね、本日の締結となりました。災害はいつ発生するか分からないので、当局を一時避難施設として提供することが、住民の方々の安心、安全につながればとの思いで今回の締結に至りました。利尻町とは今後も多様な分野で連携、協力する活動を進めていきたいと思います」とコメントしました。

 郵便局が災害時の一時避難施設となるのは函館中央郵便局に次いで道内2例目となります。

協定書を手に上遠野町長(左)と滝沢局長


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