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オリジナルフレーム切手「映画「シサム」公開記念」販売開始

2024年09月12日 15時46分16秒 | 写真
映画「シサム」公開に合わせてオリジナルフレーム切手販売

 日本郵便㈱北海道支社(淨土英二支社長)が8月30日からオリジナルフレーム切手「映画「シサム」公開記念」を販売したのを受けて9月6日、ロケ地となった白糠町の役場で切手贈呈式が行われました。釧路地区連絡会地区統括局長の浪岡雅彦・釧路鳥取郵便局長から棚野孝夫町長に特製切手シートが贈られました。

 9月13日全国公開の映画「シサム(アイヌ語で良き隣人)」は、江戸時代前期の蝦夷地を舞台にアイヌ民族と和人の対立と共生を描いた壮大な歴史スペクタクルで、昨年6月から7月にかけて白糠町で撮影が行われました。同町役場をはじめ白糠アイヌ保存会や町民挙げてチセなどのセット建設、アイヌ料理の指導、50人に及ぶエキストラ出演で撮影をサポートしました。

 今年3月31日に同町社会福祉センターで行われた試写会には、町民約300人が集まりました。アイヌのリーダー役で出演した俳優の平野貴大さんらが顔を見せ、中尾浩之監督が「白糠町と町民の方々の全面的なバックアップがなければ陽の目を見なかった映画です。感謝で胸がいっぱい」と語っていました。

 試写会を見た藏本博幸・白糠郵便局長が、多くの町民が関わって完成したすばらしい映画を郵便局でも形に残るものでPRしたいとの思いからフレーム切手の発行につながりました。映画のシーンをデザインした84円切手5枚で1シート、価格1100円(税込み)でシート単位の販売となっています。

 贈呈式で浪岡局長は「釧路地区連絡会では、地域の発展に貢献したいとの思いからフレーム切手を作成し続けていますが、今回はエキストラ出演した多数の町民の方々に記念になればと考え、多めの1000部を発行部数としました」。

 棚野町長は「アイヌ民族についてのドキュメンタリーの制作は多いが、史実に基づいた映画は初めてです。和人との葛藤や歴史上アイヌがどういった役割を果たしたのかなど、見所が多い作品です。映画のPRを含め、町の活性化をサポートしていただける切手としてうれしい」と笑顔で応えていました。
 
オリジナルフレーム切手「映画「シサム」公開記念」

フレーム切手シートを手に棚野町長(左)と浪岡局長

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