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「イル・ポスティーノ」コンサート

2019年11月05日 15時36分22秒 | その他
「イル・ポスティーノ」が11月4日に10年ぶりの単独コンサート開催
マーチや映画音楽などハーモニー豊な吹奏楽演奏を披露

                        


 北海道郵政吹奏楽団「イル・ポスティーノ」のスペシャルコンサートが、11月4日午後7時から札幌市生涯学習センター「ちえりあ」ホール(西区宮の沢1条1丁目)で行われました。JPグループ各社の社員と部外からの助っ人を含む35人が、第1部で吹奏楽のために作曲されたマーチなど、第2部では洋楽や映画音楽、歌謡曲を吹奏楽用にアレンジした曲などを美しいハーモニーや切れの良いリズムで披露しました。10年ぶりの単独演奏会は、音楽に対する情熱あふれるメンバーたちがそれぞれのパートで素晴らしい音色を響かせ、全体でボリューム豊な金管バンドの魅力を生み出し、250人余りが駆けつけた会場を沸かせていました。

 「イル・ポスティーノ」は、平成3年に当時の北海道郵政局の器楽演奏が好きな職員によって結成され、定期演奏会や吹奏楽コンクールに参加し、レベルアップを図ってきました。吹奏楽コンクール全道大会で3年連続金賞に輝くこともありましたが、郵政民営化以降は活動が厳しくなって解散の恐れに見舞われましたが、通信文化協会北海道地方本部が「全国的にも例のない郵政吹奏楽楽団活動の灯を消すのは惜しい」と支援に乗り出し、現在に至っています。今回も通信文化協会北海道地方本部が共催で支援、札幌市と札幌市教育委員会も後援しています。

 部内の団員は北海道支社や北海道施設センターの社員が3人、圧倒的に郵便局勤務が多く札幌市内局が5人、残る10人が地方局勤務で、サークル活動のため部内外の出演を問わずギャラはなく、交通費も自己負担のうえ平日には有給を取って社内イベントに華を添える演奏会を中心に活動しています。今回は元社員4人と外部の助っ人13人が加わって編成しましたが、地方局では遠矢局や美深局、落石局などの遠隔地勤務もおり、通常はイベントの直前に集まって1回の練習で本番となるところを、今回は久々の単独演奏会とあって団員の意欲も高く、8月から5回の練習を重ねてこの夜のコンサートに臨みました。

 第1部は、オープニングにふさわしく平成19年度吹奏楽コンクール課題曲の「ブルースカイ」や吹奏楽の隠れた名曲と言わる難易度の高い「インペラトリクス」、平成24年度同コンクール課題曲「さくらのうた」など5曲を演奏、ブラスバンドの魅力的な音量と調べで来場者を圧倒しました。様々なジャンルの音楽を盛り込んだ第2部は、スティービー・ワンダーの「愛するデューク」でスタート、演奏中間部のデキシー調メロディーではクラリネットの柴田真志さん(部外者)、トランペットの本間静晴さん(別海郵便局)、トローンボーンの石坂正行さん(帯広郵便局)が帽子を被ってソロ演奏を披露しました。3曲目の「ニュー・シネマ・パラダイス」は、ホルンの正源雪さん(元社員)が情感豊な金管の調べを奏でていました。続く「ファンダンゴ」は、トランペッターのハーブ・アルパートによるヒット曲を本間さんが見事な演奏でソロを吹き切り、会場から大きな拍手がおくられるとともに声援が飛んでいました。合わせて6曲を披露した後のアンコールに応えてNHK連続テレビ小説「なつぞら」主題歌、スピッツの「優しいあの子」を演奏、約2時間のコンサートを締めくくりました。



 
郵政吹奏楽団「イル・ポスティーノ」のメンバー

素晴らしい演奏で金管バンドの魅力を伝えた「イル・ポスティーノ」

指揮棒を執った宮崎則幸さん

「愛するデューク」でソロ演奏した帽子を被った3人

ホルンのソロ演奏を披露した正源雪さん

渾身のトランペットソロを聞かせた本間静晴さん

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