キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

劇と卒園式

2012年03月26日 | イベント
3月24日に劇の発表会と卒園式を行いました。前半の劇の発表会では、どのクラスも練習の成果を十分に発揮できました。

6歳クラスの劇は、"Hug"というストーリーをもとに、主人公を動物から人間に変えて演じました。おじいちゃんの誕生日に誕生日カードと一緒にオーエンは、ハグ(抱擁)を送ろうとします。絵に描いたら?というママの提案に「本当のハグを送りたい」とオーエンは言います。郵便局の受付のおじさんにハグをして、送ってくれるように頼み、その受付のおじさんは、ポーターさんに、そして、郵便を運ぶドライバー、飛行機のパイロット、次のドライバーとハグが伝えられ、ついに郵便屋さんがおじいちゃんにハグをします。

舞台で、次々に子どもたちがハグを伝えていく様がとてもかわいらしく、今まで4年に渡って友情を培ってきた子どもたちの卒園にふさわしい劇でした。毎日ケンカをしたり、仲直りをしたり、笑ったり、怒られたり、一緒に協力していろいろなことを成し遂げてきました。心を許して、自分が出せる大事なともだちです。卒業しても、ぜひつながりを大事にして、友情を保ってほしいと思います。

"Make new friends, but keep the old. One is silver and the other is gold."

職場体験

2012年03月19日 | イベント
今年度2回目の職場体験が終了しました。今回は、1日ずつ8名、3日間で合計24名の中学生の方たちが各クラスに入ってくれました。

3歳クラスに入る生徒たちには、人見知りをされないためには、「笑顔」が大事だから、とにかくスマイル!とお願いして送り出しました。5歳、6歳クラスでは「体力」と「積極性」が大事。背中によじ登ってくる子どもたちもいますし、園庭では鬼ごっこやサッカーに誘われます。適性をなんとか見極めながら、クラスに入ってもらいましたが、初めて会う生徒さんたちなのでうまくいかない場合もあります。でも、それぞれのクラスで子どもたちは、遊んでくれるゲストを歓待しますから、中学生たちも楽しんでくれたようでした。

「弟がほしくなりました!」「子どもを見ていると楽しい」という感想や、「先生の仕事は大変」、「インターナショナルスクールっていい所」だと思った中学生もいました。そして、みんな一様に子どもたちの英語力に感心していましたし、自分たちの英語に関しては、何とか聞き取ることはできたけれど、「言いたいことがうまく伝わらなくてもどかしかった」という感想を言っていました。学校で学ぶ英語と日々の生活で使う英語は違うということを感じたかもしれません。

いろいろな意味で日常とは違う経験がしてもらえてよかったと思います。子どもたちにとっても楽しい経験でした。

卒園式リハーサル

2012年03月12日 | イベント
KISでは、卒園式の前に各クラスが劇の発表を行ないます。大きなホールの舞台でどのように動いたらいいのか、どれくらい大きな声を出さないといけないのか、マイクとの位置はどれくらいがよいかなどを見るためにリハーサルを行ないました。

クラスの中では大きな声を出しているつもりでも、大きなホールの中では声の大きさが足りず、とても後ろの席までは聞こえないだろうと思われることがほとんどです。せっかくのせりふが観客に聞こえないと、とても残念ですから、何とか大きな声をだしてほしい。でも、大きな声を出そう!と言うと、子どもたちの中には「叫ぶ」子も結構いるので、「叫ぶ」のではなく「大きな、いい声で」話させるということがなかなか大変なのです。今回は、マイクを使うので、マイクの力を借りつつ、観客の皆様に心地よく聞いていただけるようにリハーサルの反省を踏まえつつあと2週間練習をしていきます。

それぞれのクラスが今学期学んできたテーマ学習に沿ったオリジナルの劇を行ないますが、6歳はお気に入りの本を担任が脚色した劇を演じます。リハーサルでは、せりふも動きもたどたどしかった6歳でしたが、せりふを覚えるだけではなく、どんな気持ちで言えばいいかな、どうやって動くとその人物らしいかな、などもっともっと子どもたちに考えさせて、劇を作り上げて本番を迎えたいと思っています。

科学館

2012年03月02日 | 4歳児クラス
今学期 4歳クラスは恐竜について学んでいます。5つの恐竜について特徴を学んだ後、火山や沼やジャングルなど住んでいた場所について学びました。教室の中には、子どもたちによって火山や沼地やジャングルが作られています。テント風に作られた火山の中でごっこ遊びをするのが、今4歳クラスの子どもたちの間では大人気です。

恐竜のテーマ学習のまとめとして、科学館に遠足に行きました。今までクラスの中で恐竜の大きさも話をしてきたけれど、4歳の子どもたちにとってそれほど大きいものの概念を理解することは困難です。実際に大きなティラノザウルスの化石を目にして、恐竜がこんなに大きいんだ!ということが初めて実感できたのではないかと思います。大きすぎて、怖がって近くへ行けない子どももいました。

名古屋市科学館は、新しくなって、たくさん手で触れたり体験したりするものが増えました。2階の展示は幼児の子どもたちにも楽しく、次から次に触ったり、動かしたりして楽しんでいました。マイナスの部屋や暑い部屋に入ったり、水の流れにあひるのおもちゃを漂わせたり、洞窟の中の迷路を楽しんだりしましたが、それはほんの一部で、ゆっくり時間を取ったつもりでも、展示の数が多いので、子どもたちはまだまだ遊び足りない感じだったと思います。

雨で予想以上に帰路に時間がかかってしまいましたが、たくさん楽しい体験をした盛りだくさんの一日でした。