キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

おすもう

2016年06月24日 | イベント
すもうの名古屋場所が近づき、湊部屋の力士の方々が子どもたちと遊びに来てくださいました。
大きさに圧倒されて泣きださないように、おすもうさんの写真を見たり、おすもうさんの手形と自分の手の大きさを比べたり、紙相撲を楽しんだりして準備してきましたが、やはり何人かの子どもたちは泣いてしまいました。

「どんな動物が好きですか」「おすもうは好きですか」「食事は何回しますか」「好きな食べ物は何ですか」「おにぎりはいくつ食べますか」など、子どもたちからのたくさんの質問に優しく答えてくださいました。逸の城がおにぎりを20個食べるという答えには、びっくりした声が上がっていました。

おすもうさんのからだがとても柔軟だということ、礼儀を重んじるということも学ぶことができました。

大きな体になるためには、たくさん食べないといけないということもわかったのか、今朝は「おなかがいっぱいだけどがんばって食べる!そうすれば大きくなれるよね!」と朝食のおかわりをしている子がいたと聞いて、微笑ましく思いました。

トドラーとアート

2016年06月17日 | 2歳児クラス
トドラークラスでは、感覚遊びやアートの活動が大きな役割を占めます。アートの活動では、絵筆やクレヨン、マーカーを使って描くだけではなく、綿棒やビー玉、スポンジ、水風船、指や手、車や恐竜などのおもちゃなど様々な道具を使って自由に描く機会を与えます。アートに興味をなかなか示さない子どもの関心を引くためにもいろいろな道具を使うことは役立ちます。絵を描くことに興味はなくても、大好きな車や電車のタイヤに絵の具をつけて白い紙の上を走らせることには興味を示すことがあります。

今月トドラークラスは恐竜をテーマにした活動を行っているため、恐竜の足に絵の具をつけて足跡を紙に残していくアートをしました。色の違いや足の大きさの違いを楽しんだり、ジャンプしたり小さな歩幅で歩いたり、足を引きずったりという恐竜の動きを楽しみ、単に形を残すということ以外も楽しむことができました。

感覚遊びとアートを合わせたような活動が、手を使って絵の具で大きな紙に絵を描く、色を塗るという活動です。絵の具の感触を直接手のひらで感じながら、大きく手を動かして紙に色を塗っていきます。トドラークラスに入ったばかりの頃は、手が汚れる活動を敬遠する子どももいます。いろいろな素材に触れる機会を持っていくことでだんだん慣れて、汚れる活動にも取り組めるようになっていきます。



水たまり

2016年06月09日 | KISの風景
梅雨入りをして雨が降る日が増えています。雨の日の後は、園庭のくぼみに水がたまって、大きな水たまりができます。そこが自然に子どもたちの水遊び、泥遊び場になります。

トドラーさんの中には、全身で水たまりに突っこんでいく子どももいます。少しだけぬれても着替えなくてはいけないことにかわりはないので、時間が許せば思い切り遊ばせます。体中どろんこになるのは、この年齢でしかできない貴重な体験です。

全身で泥遊びをしなくても、静かに水たまりの周りで、水をすくったり、泥を集めたりして遊ぶ子どもはたくさんいます。砂場の乾いた砂と違う感触が楽しめますし、カレーライスやスープなどの再現もしやすいですね。いろいろな感触、自然の素材に触れて遊ぶことで五感が育ち、集中力、想像力、好奇心が培われます。子どもによっては、ごっこ遊びで容器に入れる泥の量と水の量を調節しながら遊んだりもしています。自分でいろいろ試しながら遊べることは大事ですね。どろんこになりながら、子どもたちは大事な力を育んでいます。