キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

贈り物

2014年12月27日 | 園長の雑感
プレゼントが行き交う楽しいクリスマスが終わりましたね。私も10人以上の人たちにプレゼントを考えて贈りました。プレゼントを贈る時には、贈る相手は何が好きかな、何だったら喜んでくれるかな、と普段の生活の様子や身につけている物を考えて購入します。できるだけその人の事を理解しようとしているということなので、「何が欲しい?」と聞いて購入するよりもずっと価値があるような気がします。

先日幼児教育のサイトでおもしろい提案を読みました。子どもたちにプレゼントをあげる時に、「ちょっと待って、おもちゃ以外のプレゼントも考えてみよう」というものでした。例えば、料理の材料とレシピをプレゼントするとか、美術館や博物館などのチケットをプレゼントして一緒に行くとか、ダンスやテニスなど1日体験するチケットを送って一緒に楽しむなど「体験」を「一緒に」楽しむ提案がされていました。「親」から「子」だけではなく、祖父母や親戚の大人から贈られたら素敵だな、と思って読みました。残念ながら、私にはお年玉をあげるような年齢の親戚の子どもがいませんが、もしもいたら「一緒に作ろう!」と、クッキーの材料を送ってあげたいな・・・と、思いました。保護者以外の大人だけと「どこかへ行く」や「何かをする」ことは、子どもにとってはわくわくする特別な体験になるに違いありません。

ブログを読んでくださった方、今年一年ありがとうございました。どうぞ楽しい年末年始をお過ごしください。

グローバルスキル

2014年12月12日 | 園長の雑感
2015年4月に英語学童保育「キッズイングリッシュアフタースクール(KEA)」をオープンすることになりました。長久手市は若い世代の方たちがたくさん流入してみえて、子どもたちの数も大変増えています。保育園はここ2年の間に次々とオープンしましたが、小学生の居場所の確保が追いついていません。両親にとって、子どもが安全に充実して過ごせる場所を確保することは、安心して働く上で欠かせません。毎日放課後をどのように過ごすか、特に低学年にとっては大きな問題だと思います。

そこで、子どもたちが安心して過ごせる場所を提供するためにKEAは生まれるのですが、KEAでは、子どもたちそれぞれの存在や個性を認め、世界に目を向けることができる道を開いて行こう、そのために子どもたちがグローバルスキルを獲得していく援助をしようと考えています。

では、グローバルスキルとはいったい何なのでしょうか。「世界で通用する力」なのですが、具体的にどんな力が含まれるのかは様々な考え方があると思います。KEAが子どもたちに獲得してほしいグローバルスキルは、「自立心」「自律心」「コミュニケーション力」「自尊心」「好奇心と探究心」「思いやりと助け合いの力」「論理的思考力」の7つです。この7つの力をつけるために子どもたちが自ら考え、実行する場所がKEAです。

6年間じっくり一緒に過ごす中で、子どもたちがどのように花開くかとても楽しみです。

子育てその2

2014年12月05日 | 園長の雑感
先週子育てへのお父様の関わりについて書きましたが、その次の日曜日の中日新聞の「6Kライフのススメ」におもしろいことが書かれていました。すこし引用します。

「十年前、『女性の愛情曲線』という調査をした。女性に愛情100%の配分先を回答してもらうと、結婚直後のトップは「夫」だ。しかし、これは一時期のあだ花にすぎず、子どもが生まれると子どもがトップの座につき、夫への愛情はガクッと下がる。その後、徐々に回復していくグループと、低迷しいくグループに二極化していく。出産前後から乳幼児期にかけて、「夫と二人で子育てした」と回答した女性たちの夫への愛情は回復し、「私一人で子育てした」と回答した女性たちの愛情は低迷したまま。」

ママたちはやはりパパたちの助けを子育てに求めているということですね。

子育てに関しては、様々な本がでていますし、今はウェブサイトやSNSなど参考にするものが溢れています。情報過多で、逆にどうしたらいいのかわからなくなることもあるかもしれません。「理想の子育て」「理想の子ども像」に踊らされずに、ありのままの自分の子どもを受け入れ、「理想」を押し付けないことが大事だと思うのです。自分たちの子どもを理解し、受け入れる子育てをご夫婦協力してできるといいですね。