キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

そり遠足2017

2017年01月27日 | イベント
今年も無事にそり遠足に行ってきました。

5歳児クラスのバスに同乗しましたが、子どもたちがナンセンスな言葉が入った歌を教師について一生懸命歌おうとしているのに感心しました。長すぎて絶対覚えられない!と思っても、子どもにとってはそれがおもしろいのでしょうね。「よく覚えていられるねぇ」とアメリカ人の担任に言うと、「私もこれくらいの年齢の時に楽しくてずっと歌っていたから覚えているのよ。」と言っていました。

そりゲレンデでは、5歳の子どもたちはひたすら何回も滑り続けていました。3歳と4歳クラスには、顔に雪のしぶきがかかるのを嫌がったり、スピードを怖がったりして、小さなそり遊び場でずっと遊ぶ子どもたちも結構いました。5歳になってビュンビュン飛ばして滑っている子も以前は怖がっていましたね、と保護者の方となつかしく思い出しました。

数年前まで何回か行っていたトレインをぜひ今年は復活しましょう!と教師の呼びかけで、今年はなんと3台ものトレインを作って滑り降りました。途中で切れないで最後まで滑りきったのは1台だけでしたが、「楽しかった!!」という感想を保護者の方々からいただきました。大勢で行った時しかできない楽しみ方ですものね。ぜひ毎年やっていきましょう!!


ベイクセール

2017年01月20日 | 5歳児クラス
卒園旅行のための寄付金活動その2で、ベイクセールを行いました。

事前に看板を作ったり、呼びかけの言葉を練習したり、レジの案内をしたり、お釣りの計算を練習したりして当日を迎えました。

5歳クラスの子どもたちがクラスのクッキング活動でブラウニーとバナバブレッドを作り、その他に各クラスの保護者の方に焼き菓子の寄付をお願いしました。保護者の方たちが118パックもの詰め合わせを作ってくださって、子どもたちが声を出して販売し、すべて売り切りました。実際のお金を扱うお店屋さんなので、子どもたちは興奮して張り切っていました。

事後の活動として、売上金を教師と一緒に数え、キッザニアの旅行につなげます。寄付金活動が終わると、一挙に旅行が身近なものとなってきます。


exclude と include

2017年01月13日 | 園長の雑感
15年以上前に南カロライナから来ていた教師がいました。当時話してくれたことによると、南部の家庭には人種的な偏見をもつ保護者も結構みえたようです。そのような家庭で育った子どもは高い確率で人種差別的な発言や行動をとります。学校では、人種の違いや身体的な障害や特徴がある子どもを除外(exclude)するのではなく、仲間に加え(include)、共に学び合う環境を作り出す努力をしますが、家庭やコミュニティなど相反する考えに影響されることも少なくないのです。思春期までには、子どもたちの思想も固まってきてしまいます。

柔軟な心を持つ幼児期に様々な人に関わり、多様性を学ぶことが、広い視野と柔軟な考え方を培うために大変重要だということを私たちは認識しなければなりません。どんな人も除外(exclude)するのではなく、仲間に加える(include)ように導き、経験させていくことが学童期になってからの子どもたちの考え方に影響を与えていくのです。一人一人がクラスやスクールの大事な一員なのだというメッセージをたくさん与えていきたいと思います。










謹賀新年

2017年01月04日 | KISの風景
新年あけましておめでとうございます。
昨年同様今年も暖かいお正月で、3日はコートが必要ないほどの暖かさでしたね。
本日から全クラスが再開しました。病気でお休みの子どももほんの1~2人で、各クラスで元気な声が響いていました。

日本では、年神様を迎えるためにきれいにする意味で大掃除を年末に行いますが、欧米では春が大掃除の時期です。確かに寒い日の窓ふきや雑巾がけはつらいものです。しかし、これも日本のお正月文化の一つとして、各クラスなどスクール内の大掃除を終えて新年を迎えました。新年が明けてからは、新しい学期のために教室の準備に追われた教師たちですが、どのクラスも模様替えしたごっこ遊びコーナーや新しいライブラリーコーナーなど子どもたちが、わくわくと新たな気持ちで学べるような工夫をしました。

本年も教師、スタッフ一同、子どもたちにとって最善の学びの環境が提供できるよう努力をしていきます。ご支援の程、よろしくお願いいたします。