キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

サンクスギビング

2013年11月28日 | イベント
今日は、アメリカの祝日サンクスギビングです。
KISでは、それぞれのクラスが料理を作り、全員で一緒にランチを食べました。各クラスが毎年恒例になっている料理を作るので、お互いにアドバイスし合いながら取り組むことができています。6歳クラスの子どもたちは毎年鶏の丸焼きにも挑戦します。鶏の中にマリネソースを塗りこみ、詰め物をします。気味悪がる子はほとんどいなくて、興味津々で触ったり中をのぞいたりする子もいました。6歳の教師たちは、子どもたちが怖がらないように「チキンは、冷蔵庫に長い間いたから、みんなでマッサージをしてあげようね。」と言って、マリネソースを塗りこませたそうです。子どもたちにマッサージしてもらって、チキンは温かく気持ちよくなったかしら・・・

今年も異年齢の子どもたちが同じテーブルに座って食事をしました。年齢の上の子どもが早くたくさん食べるのに見とれている子どももいましたし、おしゃべりを楽しむ子、年下の子どもを助ける子、励ます子など見られて微笑ましかったです。おかわりを何回もしてくれる子どももいましたし、慣れない味に苦戦している子どももいました。6歳クラスの子どもたちは、自分たちの手作りのピルグリムの帽子とアメリカ先住民のヘッドバンドをつけて参加してくれました。サンクスギビングの雰囲気を高めてくれるとてもかわいい演出でした。日本人の子どもたちにとっては、これも一つの楽しい異文化体験だったと思います。






保育参観

2013年11月23日 | イベント
一年に一回保育参観日を11月23日(祝)に設けています。今年もたくさんの保護者の方が参加してくださいました。通常の保育を見ていただきたいので、各クラスできる限り普段通りのスケジュールで行ないました。

朝のサークルタイムやアート、クラフト、サイエンスや言語活動、算数活動などいろいろな活動を見ていただきました。たくさんの保護者の方たちがみえるので、1学期ごとに見ていただくクラスビデオと違い、子どもたちも普段と違う姿を見せることが多く残念です。でも、パパやママが一緒にスクールで過ごしてくれるのは、どの子どもにとって大変特別でうれしいことなので、いつもはどうしているのかということよりも、この特別な日を一緒に楽しく過ごすことを目的にしていただくといいのかな、と思います。

3歳の子どもたちにとっては、一日の途中で保護者の方たちと別れるのはつらく、泣けてしまう子どもも何人かいましたが、「ママ来る?」「来るよ、遊んでグッバイの歌を歌ったら会えるからね」と言うと納得していましたから、成長したことが実感できました。3歳もそうですが、5歳や6歳の子どもたちもスクールではとてもよくがんばっているのだと思います。ママやパパが一緒だと甘えがでてしまっていつもと違う姿が見られるのは仕方のないことですね。

今年もお父さんたちがたくさん子どもたちの様子を見に来ていただいて、とてもうれしかったです。子どもたちが過ごしている環境や教師、お友だちに会う機会があると、子どもたちが何を話しているのか、どんなことを楽しんでいるのかよりよく想像していただけると思いますし、子どもたちも自分が話すことを本当にお父さんが理解して相槌を打ってくれるととてもうれしいはずです。

たくさんの保護者の方たちが時間を作っていただいて、本当にありがとうございました。

Good Mother

2013年11月15日 | 園長の雑感
あるアメリカ人のエッセイに、母親について書いたものがありました。

夫は「子煩悩ね」「「がんばっているわね」「子どもに優しいのね。」と人に褒められるけれど、母親が評価される時にはハードルはもっとずっと高い。確かに夫はいい父親だけれど、彼が子どもに対してすることは全部私だってしている。でも、「いい母親」の声は「まだ十分じゃないわ」と常に私にささやきかけてくる。一番大変なのは、毎日107個ものことをどうするか決めて、やっているけれど、お給料をもらってする仕事と違って、私がしていることに対してだれもフィードバックをくれないということ。だから、母親として私たちはお互いに「あなたは、とてもいいお母さんね」と言い合うべきだし、そう人に言われた時には、しっかり聞くべきだと思う。子育てはみんな違うし、性格や心の傷や自分の親からの無意識の連鎖や本やブログなどいろいろなものが私たちの子育てには影響をしている。私たちは人間でふぞろいな存在だから、完璧な子育てなんてないし、子どもだって人間ででこぼこの存在なのよね。("The Good Mother" by Lynn Shattuck)

私たち母親の子育ての葛藤は、出産のすぐ後から始まり、子どもが結婚する頃まで続きます。小さいものから大きいものまで日々しなければならない決断に悩み、あれでよかったのか、こうすればよかったんじゃないか、と思うことも決して少なくないことでしょう。この筆者も言っているように完璧な子育てなどないのですから、好ましくない行動を子どもがしたとしても自分を責めないでおきましょう。自分を許し、子どもも許す、私が母としてカウンセラーの方からいただいたアドバイスです。「安心して。あなたは、とてもいいお母さんですよ。」とすべてのお母さんに伝えたい。







































































































































































































組み立て遊び

2013年11月08日 | 5歳児クラス
子どもたちの大好きな遊びの一つに組み立て遊びがあります。その中には、最もポピュラーなレゴの他に、積み木、ギアブロックやインタースターブロック、マグネットブロックなど様々な種類があります。子どもたちは、試行錯誤を繰り返しながら、自分の望む形を作り上げようとします。その過程を通して、空間認識力や創造力や想像力、問題解決能力が育まれます。また、お友だちと一緒に協力して作り上げることで社会性やコミュニ―ション力も培われます。

さて、自分で作った飛行機や車などを壊したくないので翌日までキープしておきたいということはよくありますが、大きなものは他の活動の邪魔になってしまうので、遊びの時間が終了すると壊してしまいます。何日もかけて工夫することでより複雑な構造や遊びに発展するであろうから残念だね、ということを感じ、5歳クラスでは、積み木のコーナーをテープで仕切り、1週間作った物をキープする試みをしました。すると、やはりどんどん子どもたちは工夫を加え、お友だちと一緒に協力する姿もよくみられるようになりました。教室は狭くなってしまいますが、子どもたちは足元に気を付けながら限られたスペースで過ごし、自由遊びの時間には積み木コーナーで遊んでいます。

次はどうやって遊びを広げる環境を作ろうか、担任も楽しみにしているところです。


ハロウィーン

2013年11月01日 | イベント
少し怖くて、楽しいハロウィーンの10月が終わってしまいました。今月は、どのクラスもたくさんハロウィーンに関するアートや工作を楽しみました。スクール中がハロウィーンの飾りにだんだん覆われていくにつれてワクワク感もどんどん高まっていきました。今年はオレンジかぼちゃもたくさん寄付していただき、各クラスでそれぞれ工夫したジャック・オー・ランタンが出来上がっていました。3歳は箒に乗った魔女、4歳はスケアリーフェイス(怖い顔)、5歳はかわいい猫、6歳はファニーフェイス(おもしろ顔)でした。

31日のハロウィーン当日は、園庭がかわいく仮装した子どもたちでいっぱいになりました。毎年保護者の方たちの創造力には感動させられていますが、今年も「ボードゲーム」というテーマに沿って、トランプや将棋、オセロやゲームの中のキャラクターなどそれぞれ工夫された仮装をしてきた子どもたちを見て、また脱帽でした。PTAの方たちによってきれいに飾り付けられた園庭でクラスごとにコスチュームパレードをした後、ご近所にトリック・オア・トリートに出かけました。この日のためにそれぞれが飾りつけたバッグに入りきらないほどのお菓子やおもちゃをもらって、スクールに帰ってきました。
お弁当を食べた後に1つずつお菓子を選んで食べることが許され、あとはおうちへ帰ってからのお楽しみ!連休中ずっと楽しめるくらいのお菓子の量だったのではないでしょうか・・・?

トリック・オア・トリートを手伝ってくださった保護者の方たちの仮装も今年はすばらしかったです!たくさんのプリンセスや魔女など子どもたちが喜びそうなキャラクターがいっぱいでした。子どもたちだけに楽しませておくことはありませんよね。大人も楽しまなくちゃ!私も1日シマウマで過ごし、子どもたちにも喜んでもらえたので、楽しかったです!!