キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

大高緑地

2012年09月28日 | イベント
大高緑地に遠足に行ってきました。本当に広い公園で、教師だけで下見に行った時は、公園の中で道に迷ったくらいです。いくつかある遊び場の中から今日の遠足は、恐竜すべり台のある児童遊園でした。

午前中は、コンクリートのお山や汽車ポッポ、シマウマや滑り台のある公園で遊んでから芝生広場に移動しました。コンクリートの山では、結構急な坂を滑り降りてくるのですが、4歳~6歳の子どもたちに大人気で、何度も何度も登っては滑ることを繰り返していました。3歳の子どもたちも何人か教師に連れられて頂上まで行きましたが、滑り降りてくるときは、その傾斜とスピードに顔がひきつっていました。その様子がかわいかったのですが、本人たちは必死だったと思います。

芝生広場でそりスベリをしようと思い、この2日間各クラスで段ボールそりを作っていました。しかし・・・いざ滑ろうと思ったら、以外にも滑りが悪く、思うように滑りません。でも、せっかくみんなで作ったそりなので、使わなくちゃ!ということで、教師が引っぱったり、子ども同士で引っぱったり、足でこいだりして遊びました。暑い中相当な運動量でしたが、子どもたちは楽しんでいました。

すぐそばを通る新幹線を楽しみながら、お弁当を木陰で食べた後は、いよいよ大きな恐竜の滑り台がある公園です。そこには、長~いぐるぐる滑り台もあり、年齢の低い子どもたちは、恐竜スベリ台で、5歳~6歳の子どもたちはぐるぐるスベリ台で何回も繰り返し遊んでいました。長いぐるぐる滑り台の中は、真っ暗なので、子どもたちは怖がるかもしれない、と下見の時に教師同士で話していたのですが、少し不安がったのは初めだけ。その後は一人で黙々と何回も滑る子、きゃーきゃー言いながら、連なりあってすべる子などいろいろでしたが、暗闇は平気なようでした。

最後は、いつものようにストーリーを読んで、歌を歌って、楽しい一日を終えました。台風の影響もなく、とても陽射しの強い素晴らしいお天気の一日でした。少し遠出をした遠足でしたが、子どもたちは思い切り楽しんだ一日だったと思います。

見学会

2012年09月21日 | KISの風景
KISでは、月に1回見学会を行なっています。お子様の教育の場として私どものスクールをお考えの保護者の方たちに教育理念やカリキュラムをお話して、各クラスを見学していただきます。できるだけビジュアルな資料もお見せして、子どもたちの生活が思い描けるようにしています。

私たちの教育理念は「遊びを通じて学び」、自尊心、思いやり、コミュニケーションスキル、自主性を育むということにあります。英語を習得させるために英語のプリスクールに入れたい、と思い見学会においでになる方も結構みえますが、言語発達と同じように、身体的発達、情緒的発達、認知的発達も大事だということを理解していただきたいと思っています。どの発達をとっても幼児期は学童期に入る前のとても大事な時期です。この時期につけておかなければならない力を確実に獲得してけるように、楽しく安全で充実した環境を整えるのが私たちの務めです。

個々の子どもが必要としている発達を促し、学ぶことに興味を持たせていくためには、教師が一人一人の子どもを理解し、活動の意味を考えていかなければなりません。教えることに情熱を持ち、子どもたちの発達に喜びを見出しているプロの教師たちのチームがKISの教育理念の遂行に寄与してくれています。

見学会では、私たちの教育理念に共感し、ともにお子様の発達を喜び合えるご家族と出会えることを毎回楽しみにしています。

親の教え

2012年09月15日 | 園長の雑感
教師が子どもと話していて悲しくなることが、時にあります。

子ども同士が喧嘩をして、止めに入った教師が何があったのか聞くと、押された子が押し返して起きた喧嘩のようです。最初に押した子どもには押した原因を聞き、押すのではなく、どうするべきだったのかを一緒に考えさせます。押し返した子どもには、押されたらどうするのか聞くと、やられたらやり返せとお母さん(お父さん)に言われた、という子どもがたまにいます。押されたら押し返すのではなく、押されたらいやだ、やめてほしいと伝えようと教えたいのですが、親の教えをくつがえすことになるのですから教師としても苦しいところです。スクールではこうしようね、と指導しますが、果たして子どもの心に響いてくれるのか...矛盾を感じる子どももいるはずです。

身体的な暴力も言葉の暴力も同じです。やられたらやり返す、言われたら言い返す、という行動は、負の作用しか生みだしません。暴力をよしとする意識を子どもの中に育みますし、暴力の循環を生み出し、止める行動にはつながりません。それよりも大事なのは、暴力に屈しない意思を示すということです。「いやだ、やめて」とはっきり伝える、それでも止まらない場合には、教師やお友だちに助けを求める...これから学校、職場など社会で必要とされる大事な力だと思います。


始業式

2012年09月07日 | イベント
KISの始業式であるウェルカムパーティが9月6日に行なわれ、新しい1年が始まりました。

子どもたちがスクールに帰ってくることを楽しみにしてくれるために、また新しい子どもたちには「何だか楽しそうなところ・・・」「楽しそうな先生、元気そうな先生・・・」と親近感を持ってもらうために毎年教師たちによる歌や劇のショーを行なっています。1学期目と2学期目には子どもたちが歌ったり、劇をする発表会がありますので、教師の発表がその手本にもなります。

今年の劇は、「ももたろう」でした。大きなももが川を流れてきて、みんなびっくり!そしてももから生まれた赤ちゃんをみて大笑い!そしてお話の中には、いつもみんなが言われている "sharing" (分け合おう!)とういうメッセージがちゃんと入っていました。ももたろうは、犬や猿、キジにおばあさんに作ってもらったおいし~いきびだんごを分けてあげますからね。

子どもたちがこれから学習するチャンツを発表に入れたり、学んでほしいメッセージを入れたり、企画の段階でいろいろ考えて、ショーの題目を決めています。これから始まる1年の伏線になるように心がけています。

楽しい実り多い1年になりますように!