キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

フェスティバル2

2015年07月31日 | イベント
サマーデイスクールの2週目は「Circus」というテーマで様々なアクティビティを楽しみました。

幼児クラスでは、帽子などピエロのコスチュームを作って、リングトスや綱渡り、リンボーダンスの練習をしてきました。金曜日には、他のクラスを招待してお互いに芸を披露し合いました。

小学生クラスでは、針と糸を使って、大きなシュシュを縫いました。まったく針を持ったことがない子どもが多く、予想以上に時間がかかっていました。サーカスに関連することばを使ったアルファベットブック作りも1週間を通して行いました。しかし、何と言ってもハイライトはピエロのメーキャップとバルーンアートでした。白いドーランを塗った後、それぞれ思い思いのピエロの顔に仕上げて楽しみました。バルーンアートでは、ポンポン風船が割れる音を怖がりつつも、ゲストの方に教えていただいておもしろい帽子を仕上げました。

木曜日の公園への遠足では、林の中でゲームを楽しんだり、水遊びをしたりしました。小学生クラスは大縄跳びで大いに盛り上がりました。暑さを気にしなければ、もっと満足するまでやらせてあげたかったな。

「今日で最後なのがさみしい。」と言ってくれたお友だち、私たちもさみしいよ。また来年会おうね!

フェスティバル 1

2015年07月24日 | イベント
サマーデイスクールの1週目が終了しました。「County Fair」というテーマで様々なアクティビティを楽しんできました。

幼児クラスで人気があったのは、手作りのふわふわペイントで描いた綿菓子、ティッシュボックスの的をねらって倒すスリングショット、簡単アップルパイ作りでした。金曜日には、保護者の方に来ていただいて、子供たちの手作りのレモネードとダンスと歌を楽しんでいただきました。

小学生クラスでは、フェアについて話し合い、自分たちで決めた飾りを作ったり、ゲームを作ったりしました。レギュラークラスの子どもたちは、保護者の方たちをフェアにご招待し、ゲームを楽しんでいただきました。賞品まで用意しておもてなしできました。インテンシブクラスは、フェアについて理解したことを絵で表したり、コミックブックにして保護者の方にお見せすることができました。金曜日には、公園にでかけてゲームを楽しんだり、水遊びやどろんこ遊びをしました。手作りのサラダ付きホットドッグスタンドも楽しかったし、おいしかったね。



夏休み

2015年07月17日 | KISの風景
夏休みに入り、サマーデイスクールの準備も整いました。フェスティバルの雰囲気満載のスクールに変身しました。3週間お祭りを楽しんだ後は、2学期が始まるまで、ほとんどの子どもたちは3週間おうちでご家族と夏休みを過ごすことになります。

長い夏休み、何をしようかなぁ、と考えてしまったり、夏休み明けに「やっとスクールが始まってくれて、ホッとしました。」とおっしゃる保護者の方たちがみえます。毎日「特別」な活動をするわけにはいきませんし、子どもと一緒に何をして過ごせばいいのか考えるのは大変なのかもしれません。

夏休み前のニュースレターに夏休みにお子様と一緒にできることを書いてみましたが、もう少し付け加えてみましょう。ぜひお子様と一緒の時間を楽しんでくださいね。

✿花や野菜を一緒に植えて、毎日水やりをして観察する。
✿夏休みのお天気チャートを毎日つける(など)
✿毎日できるお仕事を与えて、責任をもたせる(お皿やおはしを並べる、テーブルを拭く、タオルなどの洗濯物をたたむ、郵便や新聞を取ってくるなど。できれば、夏休み以降も続けられるお仕事にしましょう。)
✿お子様と交換絵日記をする
✿おやつや食事を一緒に作る
✿図書館で本を借りて読む
✿毎朝早く一緒に散歩をする
✿紙粘土工作をする(スーパーで見た野菜シリーズやお出かけの思い出シリーズなど)
✿段ボールやシーツなどで基地を一緒に作り、夏休み中子どもがその中で遊べるようにする
✿子どもの絵や写真を使って祖父母様へのジャーナルを作る
✿家の中で数字や文字をさがす。(今日は数字の2を探そう!など。いくつ探せたか記録していく。)
✿スーパーへのお買い物をトレジャーハントにする(「今日は○○を買いたいから探してね」野菜や果物が簡単すぎる年齢には、箱や袋に入った食品にして、買いたいもののパッケージや写真を持たせる。)


学期の終わりに

2015年07月12日 | 園長の雑感
シリースポーツデー(運動会)が終わり、KISは今週から夏休みです。

今年も綱引きや障害物競走、親子競技を楽しみました。子どもたち対教師の綱引きでは、たくさんの保護者が助っ人に入り盛り上がりましたね。親子競技はいつもながらとても微笑ましく、保護者の方たちのご協力に大変感謝しています。種目や時間配分など来年に向けていろいろ反省点も教師たちと話し合い、来年は更によりよいイベントに出来るように努めようと誓い、1学期を締めくくりました。

今週の教師たちとの勉強会はリテラシーがテーマでした。リテラシーの活動の中には読書も入っており、絵本をどのように読むか、どのようにして子どもたちに本に興味を持たせるかなど話し合いました。このブログでも何回か「読書」については取り上げています。本をたくさん読む子は、想像力や語彙力が豊かになるだけではなく、集中力も高くなり、学力も高くなると言われています。子どもを本好きにするためには、まだ本が読めない時期から絵本とのできるだけ楽しい出会いや思い出を作ってあげることです。図書館を利用していろいろな絵本と出会う機会を作るのもいいでしょうし、本屋さんや地域によっては、読み聞かせの会をやっている所もありますので、そのような機会を利用しても楽しいでしょう。おうちでは、きっと子どもたちにはお気に入りの絵本があることでしょう。またこの本?と思うくらい同じ絵本を繰り返し読んでほしがるでしょうが、いやがらないで読んであげましょうね。読むたびに子どもたちは違う発見をしているかもしれませんし、言葉や絵を楽しんでいるのかもしれません。私の3人の子どもたちもそれぞれにお気に入りの絵本がありました。写真の本意外にも「じごくのそうべえ」という何ともおもしろくこわい本が男の子たちは大好きでした。繰り返し繰り返し読んだ記憶があります。

それぞれの子どもたちのお気に入りの絵本をクラスでシェアできたら、また本を楽しむ機会ができるね、と教師たちが話していましたので、読書の秋になる来学期はそんな機会も作られるかもしれません。

お別れがつらい

2015年07月02日 | KISの風景
新しく入園した子どもたちにとって朝の保護者の方とのお別れはつらいものですが、子どもに泣かれる保護者の方にとってもつらいものです。先日も「預けるのが早かったのかしら」「親の身勝手で子どもにつらい思いをさせているのではないかしら」と心情を吐露される保護者の方がみえました。

まず子どもたちにとって、朝の別れを早くらくにするためには・・・
*同じルーティン、スケジュールでスクールに来るようにする
*お別れの儀式を決めて、毎回その儀式を済ませたらサッと別れる。ずるずるとお別れを長引かせると、つらい期間も長引きます。(キスをする、這いファイブをする、ハグをするなど)
*お迎えの時間を具体的に伝えて、必ずそれを守る。(お昼寝の後、お片づけをしたら迎えに来るよ、など)

絶対にしてはいけないことは、子どもが気づかないうちにそっといなくなることです。子どもの信頼も失いますし、大きな不安を抱かせます。

そして、保護者の方にとって子どもとのお別れをらくにするためには・・・
子どもとずっと一緒に過ごすのが「よい母親」だという迷信から解き放たれることです。一緒に過ごす時間の長さが問題なのではなく、どのように過ごすのか、ということを大事にするべきでしょう。ずっと一緒に過ごしているとストレスも溜まりやすくなります。少し離れる時間を持つと、心に余裕をもって過ごすことができるかもしれません。子どもの社会性も築かれますし、保護者の方が子どものことを相談できる場ができるのも大きいでしょう。子育てでは、狭い視野になるのを避けて、多角的に子どもを見ることも大切です。そのためには身近な父親や祖父母、保護者仲間、教師などたくさんの人の力を積極的に借りた方がいいと思います。