キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

お父さん会

2015年01月30日 | イベント
初めての試みとして "Dad's Night Out"というイベントを行ないました。お母様たちとは日頃子どもたちの送迎でお会いしてお話しすることができるのですが、なかなかお父様とはゆっくりお話しする機会がありません。くつろいだ雰囲気の中、子育てやご家族のこと、子どもたちの様子について教師と話したり、お父様同士知り合う機会を設けたいと思いました。

担任教師も全員参加して、土曜日の夜、居酒屋で食べたり飲んだりしながら大変話が盛り上がりました。途中には2回質問タイムも設け、「お父さんとお子さんとどんな所が同じですか。」「自分が子どもの時には何が楽しかったですか。」などの質問に答えていただいて、そこからまた話が弾みました。

参加されたお父様方とはぐ~んと距離が縮まった気がしました。「またやりましょう!」と声をかけていただいて、教師一同うれしかったです!


リーディング

2015年01月23日 | 6歳児クラス
5-6歳クラスでは先月からリーディングのプログラムを始めました。それぞれのリーディングのレベルに合わせて本を持ち帰り、自分のペースで読み進んでいくというプログラムです。レベルに合った本なので、自分で読める喜びを感じながら読むことができます。

今週は、自分が今読んでいる本を1-2歳クラスの子どもたちに読んで聞かせました。初めは1-2歳の子どもたちも5-6歳の子どもたちも恥ずかしがっていましたが、本を読み始めたら、1-2歳の子どもたちは乗り出すようにお話を聞いていましたし、読み終わった後には質問をする子もいました。5-6歳の子どもたちが帰った後には、「また来てくれるの?」と聞いていましたし、「6歳になったらあんなふうに本が読めるんだよ」と教師に言われて、きっと憧れを抱くことができたと思います。

5-6歳の子どもたちの中には教師が子どもたちに読むように真似をして読んでいる子どもいて、よく見ているなぁと感心しました。

"No" と "Why"

2015年01月16日 | KISの教育
子どもたちとの会話の中には、よく"No"と"Why"がでてきます。

「~しよう。」あるいは「~してね。」と言うことに対して、「No」と返したり、だれかが近くに来ただけで「No!」と叫んだりすることがあります。「No」ということで、自分の時間や場所を守ろうとしているのです。もし、「No!」と拒否されることがあったら、こちら側の都合を押し付けているかもしれないと考えて、「あと○分で××しようか?」と投げかけたり、「何分でできるかな?」と聞いて、子どもに判断をさせることでパワーが子どもに移動します。そうすることで子ども自身が納得して行動しやすくなります。他の子どもに対して「No!!」と言う時も、自分の場所や権利や時間が脅かされることに対して拒否の意思を示しているので、安心させてあげたうえで、子どもに選択肢をあげることが納得するためには大事でしょう。

「Why?」と質問することも子どもは大好きです。自分の身の回りに起きることを不思議に思ったり、理解しようとして聞く場合と、「どうして、ぼくにそんなことを言うの(させようとするの)?」と大人の権力に対する疑問を「Why」で表す場合があります。No の場合と同じように子どもに選択肢を与えて、パワーを移行させることで納得してスムーズに動くことができます。

選択肢の例は・・・
親:「買い物に行くから遊んでいるものを片付けてね。」
子:「どうして?」
親:「足りないものを買いたいからよ。」
子:「いやだ。」
親:「あと3分必要?5分?」あるいは「(ブロックなど)作っているものを棚の上にキープして今行くのがいいか、あと5分遊ぶのがいいのか、どっちがいい?」など

「どうして?」に対して「どうしても!」というのは避けたいですね

縦割り保育

2015年01月09日 | KISの風景
冬休みが終わって、通常の年令別クラスが木曜日から始まりました。冬休み中は、ロングタイムコースの子どもたちを対象に縦割り保育を行なっていました。

12人ほどの子どもたちを二人の教師で保育しましたが、年齢の上の子どもたちが下の子どもたちの面倒を見てくれたり、とても和気あいあいと過ごしました。上の子どもたちが一日英語で過ごすので、1-2歳の子どもたちも頑張って英語を話していたので驚きました。クミコ+いろいろな先生と過ごし、いろいろな遊び方やコミュニケーションができて楽しく過ごせたと思います。工作を楽しんだり、クリスマスの日にはブッシュドノエルを作って食べたり、ゲームをしたりさまざまな活動を楽しみました。

1週間一緒に過ごして、違うクラスに仲のいいお友だちができたので、声を掛け合う姿が見られることと思います。

笑顔

2015年01月03日 | 園長の雑感
明けましておめでとうございます。今年もキッズインターナショナルスクールでの子どもたちの様子や子育て、保育に関することを書いていきますので、ぜひおつきあいください。

今年の元旦は雪の幕開けでしたね。休日に雪が降ると子どもたちと一緒に雪遊びができないのでがっかりします。この冬はこの調子でいくと何回か雪が降りそうなので、子どもたちと遊べる日もきっとあるでしょう。

12月30日の中日新聞の「中日春秋」に「笑顔」についておもしろいデータが引用してありました。『米デポー大学の研究者が、20-80代の大学卒業アルバムを集め、その写真の表情と「その後」の人生を分析した。その結果、それほど笑っていない人の離婚率は満面の笑みの人に比べ、5倍も高かった。満面派には長寿の傾向もあったという。あくまでも米国での調査。卒アルであまり大笑いしない日本人には当てはまらぬだろうが、心から笑っている人は「より前向きに」「より幅広く社会や人とつながる」ので、順調な人生を送れる可能性が高くなると研究者はみている。』

KISでは毎年フォトスタジオの方に来ていただいて、子ども一人一人の写真を撮って、それをまとめてクラス写真にしています。プロの技で今年も抜群の笑顔に仕上がっていました・・・が、2~3歳の子どもたちと5~6歳の子どもたちの笑顔は明らかに違っていました。2~3歳の子どもたちは、小道具を駆使しておもしろおかしく笑わせてもらった笑顔で、5~6歳の笑顔は、自分たちで自然に微笑んだ笑顔でした。とても落ち着いていて美しく、成長を教師たちと喜び合っていました。

心が満たされていれば自然に笑みは作られるものなのでしょうが、どちらかというと感情を顔にあまり表さない日本人ですから、「笑顔」を作る練習もある程度必要なのではないかと思っています。回りの大人がたくさん笑顔を見せて、笑顔からもらう幸せを感じさせていく、すてきな笑顔を見せてくれた時には、それを褒めるなど、少し意識してみるといいかもしれません。

KISには、気持いいあいさつと抜群の笑顔で朝から私に元気をくれる教師が何人もいます。「笑顔」の力は、決して馬鹿にできないな、と実は毎朝思っているんですよ。笑顔は回りの人を幸せにしますし、それによって「福」を寄せる力があると思います。

みなさまが心から笑える一年でありますように! そして、たくさんの「福」が訪れますように!