キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

お兄さん、お姉さん、さようなら

2016年03月18日 | 2歳児クラス
5歳クラスの子どもたちを送る会をトドラークラスが開いてくれました。

トドラークラスの子どもたちがまず歌を歌ったり、ダンスをしたり、劇をしました。今学期は動物に関した絵本をたくさん読んで、それに関する活動を楽しんだので、ダンスでも動物の真似をしました。1歳も2歳もサルやゾウ、トラの鳴き声や動作を真似して楽しそうに踊ってくれました。劇は、クマを捕まえに行こう!という絵本の再現で、草原を抜ける、川を泳ぐ、沼を歩く、森を抜ける、雪の中を歩いてクマをついに見つけるのですが、教師の言葉に合わせて、ちゃんと理解して動いていました。

トドラークラスの発表のお返しに、5歳クラスの子どもたちも「3匹のヤギのがらがらどん」を演じて、「カントリーロード」の歌を歌ってくれました。こわーいがらがらどんの声を出したり、小さなヤギ、中くらいのヤギ、大きなヤギの特徴を出して演じてくれて、成長を感じました。

そして、トドラークラスの子どもたちが染めた紙と鉛筆を使って作ったお花を5歳クラスの子どもたちにプレゼントをしてくれました。一緒にお昼ご飯を食べてくれたり、遊んでくれたり、絵本を読んでくれたお兄さん、お姉さん、ありがとう。そして、さようなら。

明日は卒園式。うれしいけれど、さみしい日です。

スペシャルミュージック

2016年03月11日 | KISの教育
今日は子どもたちも教師も楽しみにしている月に1回のスペシャルミュージックの日でした。そして、卒園を控えた5歳クラスの子どもたちにとっては、最後のスペシャルミュージックでした。

2歳から音楽をつけて読んでもらった本も40冊を越えました。毎回絵本のイラストやストーリーに合った音楽を楽しんで聞いてきました。音楽の効果で、より一層笑いや涙や感動を誘うこともありました。

楽器演奏もリズム遊びも子どもたちは大好きで、毎回新鮮な気持ちで特別な音楽の時間を楽しんできました。楽しい音楽活動を通して、おなじみのクラッシックミュージックに触れられるのもすばらしいところです。今日は、運動会でおなじみの「クシコス・ポスト」に合わせてタンバリンとカスタネットの演奏をしました。音符を読みながら、とても集中してリズムを刻むことができ、カスタネットを弾く子どもたちは、クレッシェンド(だんだん強く)にも挑戦しました。集中力も理解力もリズム感もしっかり育めていることがうれしかったです。

音楽の楽しさをずっと覚えておいてね!!

キッザニア

2016年03月04日 | イベント
今年も恒例のキッザニアへの卒園旅行に行ってきました。

朝の集合が6時30分と早いので、毎年朝食は新幹線の中で食べます。事前に保護者の方にお願いして、子どもたちに内緒で朝食と一緒にメッセージカードを入れてもらっています。

名古屋を出発して朝食を出すと、「あれ?」「なにこれ?」と子どもたちから驚きの声が聞こえてきます。英語でメッセージが書かれている場合も、日本語で書かれている場合もあります。子どもたちは、お互いに助け合ったり、教師に助けを求めたりしながらメッセージを読みます。うれしそうにニコニコと回りの友だちや教師に見せてくれる子もいますし、真剣な顔で読んで、失くさないようにさっさとしまう子もいます。どのメッセージにも保護者の方たちの愛情がたくさん込められていて、5年間大事に育てられてきた子どもたちの自立を少し不安に感じながらも、喜んでみえる様子が伝わってきます。

朝食をバタバタと終えるとアッという間に新大阪に到着します。ラッシュアワーの中を電車を2つ乗り継いで、キッザニアに到着。グループを作って、お仕事に取りかかっていきます。今年もほとんど私の待機場所に戻ってくる子どもはいませんでした。次々好きな仕事を見つけて、今年は新記録で8つもの仕事をした子どももいました。選ぶ仕事にも個性が出ていて、「こっちがすいているからこれはどう?」と提案しても、興味がなければ見向きもしません。毎年回り方やお仕事の選び方など子どもたちの様子を観察しながら、興味深く見守っています。

まだ6歳ですから、将来の自分の職業に直結はしないでしょうが、世の中にはいろいろな仕事があるんだな、自分にもいろいろな選択肢があるんだな、ということがわかってくれるといいと思います。