キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

キッザニア

2013年02月22日 | 6歳児クラス
6才クラスが卒園旅行でキッザニアに行きました。今年で6年目ですが、甲子園にキッザニアができる前は東京に行っていましたので、それに比べると随分早く、らくに行けるようになって助かっています。新大阪までは1時間、朝早いので新幹線の中で朝食を食べたり、保護者の方からのお手紙を読んだりしていると、あっという間に着いてしまいます。大阪に着くと、ちょうど朝のラッシュアワーに当たるのですごい人の波です。迷子にしないように神経を使いますが、子どもたちはルールを守って、先生たちの支持によく従えました。1列になったり、2列になったり指示がめまぐるしく変わるのにもパッと対応していましたから感心しました。

キッザニアに着くと、事前に決めていたお仕事にみんなが散って行き、それぞれペアになったお友だちと120%楽しんでいました。何がやりたいのか、やりたいものが一杯だったら次に何にトライするのか、しっかり決めてあったので、あまりウロウロと迷う子どももいなく、次々と仕事に臨めていたようです。ペアにしていたのもよかったようです。一人では心細い子どももお友だちと一緒だったので、躊躇することなくお仕事を選んだり、順番を待ったりできていました。

キッザニアは街全体が薄暗くなっています。子どもたちが大人になった気分を味わえるように夕方から夜の時間設定にしてあるようです。確かに朝入場した時も係のお兄さんは「こんばんは!」と挨拶をしてみえました。夜に仕事?と疑問はありますが、夜更かしに対する子どものあこがれは確かにありますから、その辺でワクワク感を狙っているのでしょう。

毎年平日に行く卒園旅行の日には、たくさんの小学生が遠足に来ています。今日も6年生の遠足が多かったようです。高学年の子どもたちですから、ごっこ遊び的な職業が比較的すいていて、食べ物を作る職業が混んでいるようです。幼児とは当然ながら異なる意識で臨んでいるので見ていて興味深かったです。中学生も遠足で来るようですが、将来の職業観に何らかの影響を与えることがあるのかどうか興味深いところです。6才児の子どもたちは高度なごっこ遊びの感覚なので、本当にどの職業も楽しんでいました。どの職業がたくさんお金がもらえるか、などと話している子どもがいたのは現実とつながっていておもしろかったです。

とっても早起きで長い1日だったのに、駅で到着を待っていてくださった保護者の方たちのもとに、全員元気いっぱいで帰って来ました。

バレンタイン

2013年02月15日 | 6歳児クラス
Happy Valentine's Day!!

今週は、大きなハートを飾ったり、ママにハートのネックレスを作ったり、どのクラスでもバレンタインのお祝いをしました。6歳クラスでは、バレンタインデーにトリュフチョコとココナッツキスを作り、今日はバレンタインパーティを行ないました。

ピンクと赤で飾ったバレンタインハットをかぶり、クラスメイトのバレンタインバスケットにハートのメッセージカードを入れ、みんなで作ったチョコレートを食べました。

日本では、バレンタインは女性が男性にチョコレートを渡す日になっていますが、欧米では家族や友人、恋人の愛に感謝し、自分も愛しているというメッセージを伝える日です。日本人があまり口にしない「愛している」「大好き」というメッセージは、子どもたちの自尊心や自信を育むのにとても大切です。大好きな人には「大好き」と伝えようね、ということをバレンタインの活動を通じて教えています。ぜひ大人も大切な人に愛を伝えたいですね。






感情のコントロール

2013年02月06日 | 園長の雑感
子どもたちは、日々今まで経験したことがないような事柄に遭遇します。生まれてからたった3年、4年、5年ですから当然です。そして、楽しいことだけではなく、自分では乗り越えられないこと、他の人の助けが必要なこともたくさんあります。そんな時には感情を爆発させたり、うまく自分の気持ちを表現できないこともあります。私たち周りの大人は、子どもたちがまだ未熟であることを理解し、その感情を受け止めてあげなければなりません。泣いたり、怒ったりすることを非難したり、罰せられたりすると、感情をコントロールすることを学びにくくなってしまいます。

ことばで気持ちが伝えられるようになったり、気持ちを静める方法を見つけるようになるまで、大人が感情を受け止め、忍耐強く教え導いていく必要があるでしょう。

2・3歳クラスで、悲しいことがあるとロッカーに頭を突っ込んだり、ロッカーの中に小さくなって入ってしまう子どもが時々います。教師が気持ちを受け止め、「悲しいんだね。」と愛を注ぎながら感情を言葉に変えていくと、徐々に心を開き、ロッカーに入ることをしなくなってきます。また、卒園生のある子は、小学校に入ってしばらくした頃には、保護者の前で怒りを爆発させた後には自分で部屋に行き気持ちを静め、落ち着いて話すことができるのを待つようになったそうです。

自分の気持ちと向き合えるようになるには、たくさんの練習と受け止めてもらえる「愛」が必要なのだと思います。

そりツアー

2013年02月01日 | イベント
旭高原元気村にそりツアーに行ってきました。お天気を心配していましたが、午前中は晴れて、とてもいいコンディションですべることができました。

今年は行きも帰りも順調で、ほぼ時間通りの道程でした。今年のゲレンデは、斜面の下の部分がすっきりと広くなっていて、歩く歩道に行く道にも囲いができていました。

ゲレンデでは係の方がとてもわかりやすくそりすべりのルールを教えてくださり、止まり方も3つあるよ、顔に雪がかからないためにはこうするといいよ、など細かなことまで説明してくださいました。団体は私たちだけでしたので、ゲレンデを広く使えて、みんな思い切り滑ることができました。怖くてなかなか滑り出すことができなかった子も何とか滑ることができてホッとしました。一人でただひたすら滑る子もいましたが、お友だちと一緒に楽しんだり、保護者の方と滑ったり、先生と滑ったり、雪遊びをしたり、みんなで楽しく1時間余り過ごすことができました。

運動した後のお弁当はおいしく、いつもゆっくりしたペースで食べる子どもたちもさっさと食べ終えていました。

「また行きたいな。」と保護者の方におねだりしている子もいました。