キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

サマーデイスクール Week 1

2011年07月29日 | イベント
サマーデイスクールの1週目が終了しました。今週は「ミュージック」がテーマで、金曜日の「フィエスタ」に向けて、マラカスやタンバリン、ドラム、ポンチョ、ソンブレロを作りました。

初めて出会う子どもたちが1週間でとても仲良くなり、最終日のフィエスタではとてもチームワークよくパーフォーマンスできていました。音楽に合わせて各クラスがオリジナルの楽器を演奏し、小学生は複雑なハンドクラッピングを披露してくれました。また、インテンシブクラスが、ディスカッションしながら自分たちで作り上げた音楽と劇が融合したパーフォーマンスもすばらしかったです。


帽子を囲んで踊る「ハットダンス」では、大人の方たちや飛び入りの方たちにも踊っていただきました。そして各クラスのフロート(御輿)パレードに続いて子どもたちはピニャータに大興奮!思い切り何かを叩けることってあまりないですものね!おまけにその結果としてお菓子がもらえるなんて、興奮して当然です。

1週間あっという間でしたが、た~くさん楽しい思い出ができました。

サマーデイスクール2011

2011年07月22日 | イベント
いよいよ来週からサマーデイスクールが始まります。5月からテーマを考えたり、活動を考えたりしてきましたが、今週は、教材を準備したり、スクールを飾り付けたり、ダンスの練習をしたり、月曜日に万全の体制でみなさんをお迎えできるように、教師8人が総力を結集して準備をしました。

今年も教師たちのクリエイティブな飾り付けをぜひ楽しんでください。玄関を入った途端に子どもたちがワクワクするようにテーマの雰囲気を出しています。

1週目は、ミュージックがテーマです。手作りの楽器や衣装を身に着けて、金曜日のフィエスタを思い切り楽しみます。モリコロパークに私たちのダンスを見にきてね!!

シリースポーツデー

2011年07月16日 | イベント
2010-2011年度が7月12日のシリースポーツデーを最後に終了しました。シリースポーツデーは、KISの運動会です。今年は、玉入れ、綱引き、障害物競走、でかパン競争、大玉ころがし、かけっこを楽しみました。

もともとは、2002年に保護者の方たちが、子どもたちを楽しませようと公園でお玉レースやパン食い競争などを企画運営してくださったのが始まりでした。そこに「シリースポーツ」という名前の由来があります。宝さがしや的当てなどその年ごとに保護者の方たちが工夫してくださって、いろいろなゲームを楽しんできました。ここ数年は、日本の運動会の種目が多くなって、「運動会」という色が強くなりました。

来年度はシリースポーツも転換期を向かえ、保護者の手からスクールの運営にかわります。毎年保護者の方々の団結力、運営力、組織力に関心していますが、今までその力で組み立ててくださった枠組みに沿って、子どもたちと保護者の方たちが楽しめる「運動会」にしていきたいと思っています。

たなばた

2011年07月09日 | 園長の雑感
梅雨の最中なので、本当によく七夕には雨が降ります。今年も残念ながら天の川を見ることはできませんでしたし、子どもたちが作った笹飾りも外できれいに風に揺れることはできませんでした。

自然豊かな長久手町という地にスクールがあるので、七夕が近づくとご近所の竹林をお持ちの方にお願いして竹を切らせていただきます。毎年交替で一人の先生を連れて、竹切りに行きますが、これも貴重な体験です。外国人の先生はもちろん、日本人の先生も竹を切った経験がない人は喜んでついて来てくれます。

教師にとってなくてはならない資質の一つに「好奇心」があります。「好奇心」が乏しい教師は、特に幼児教育には向いてないとさえ思っています。子どもの好奇心を発達させるためには、教師が何にでも「おもしろそう!見てみたい!やってみたい!」という気持ちを持っていることが大事でしょう。「やってみたらおもしろそうよ!」と心から教師が思っていると、子どもも絶対わくわくしますよね。

にほんご

2011年07月01日 | 園長の雑感
私たちはインターナショナルスクールですから、共通語が英語で、スクール時間中は子どもたちも教師も英語を話します。日本人にとっては、第2言語である英語での生活になります。

幼児にとって母語である日本語の発達過程で第2言語を習得することは母語に悪影響を及ぼさないか、という疑問を持つ方がみえます。言語学的にみてもそういったことはありませんし、2言語習得者の方が論理的思考、思考力の柔軟性、問題解決能力が優れているということが言われています。しかしながら、母語をなおざりにする事は当然好ましくありません。第1言語での思考力が第2言語においても反映されてきますので、母語の確実な発達が保証されなければなりません。

言語発達という側面だけではなく、言語は文化の大きな側面を担いますので、日本人としてのアイデンテティを形成していく上でも、日本人の子どもたちには日本語を大事にしてほしいと思います。

先日オフィスで雑談中、ほたるは英語でfireflyと言うけれど、日本人は単にハエの仲間として捕らえるよりももっと感傷的な捕らえ方をするね、という話しになりました。ほたるは四季を彩る大切な風物詩で、俳句や和歌にも多く詠われてきました。「ほたる」という言葉から連想されるイメージは、大人になるまでの間に学ぶ俳句や和歌、わらべ歌やお話を通じて作られていくものだと思います。

保護者の方たちに、ご家庭でたくさんの日本語の絵本を読んでいただくようにお願いしています。子どもたちには、たくさんの日本語に触れ、日本語の音の楽しさ(擬音語が多い言語です)、季節感などを絵本を通じて感じていってほしいと思います。四季を感じ方や、言葉の意味を子ども向けにとてもわかりやすく書いている本を見つけました。気持ちが「ほっこり」する絵本です。