キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

山へキャンプに行こう!

2014年07月31日 | イベント
サマーデイスクール2週目は、「山へキャンプへ行こう!」と題して活動を行ないました。

幼児クラスのハイライトは星の影絵と洞窟探検、スモア作りでした。子どもたちが大好きな大人の道具である懐中電灯を使って行なう活動でしたので、とてもわくわくしていました。スモアはキャンプの定番スナックですが、幼児クラスは火を使わないで作るスモアを体験しました。

小学生クラスのハイライトは、影絵とランタン作りでした。やはり暗闇が楽しかったようです。クッキングでは、上手に材料を小さく切り、ミートパイを作りました。レシピを見ておうちでお母さんと一緒に作ってくれるかな・・・

今週の遠足はモリコロパークでした。森の学舎で活動した後、小学生は林の中を探検しました。森の学舎では、幼児クラスの子どもたちは葉っぱの博物館を作ろう!ということで、いろいろな葉っぱを集めて、色や感触や形の違いを見ました。小学生は、「さわってちょう」作りをして、触感の違いを感じました。そして午後はみんなの大好きな水遊び。水を掛け合ったり、噴水をくぐったり、思い切りお友だちや先生たちと遊びました。

さみしいなぁ、あと1週間で夏のプログラムもおしまいです。教師たちはみんな残念そうです。

川へキャンプに行こう!

2014年07月24日 | イベント
あっという間にサマーデイスクールの1週目が終了しました。「川へキャンプに行こう!」というテーマで様々なアクティビティを楽しんできました。

幼児クラスで人気があったのは、お散歩に行って自分たちで拾ってきた自然の物を使って作ったネイチャーコラージュと、ソーセージをはさんだパン作り(Bannock)でした。小学生クラスでは、ペットボトルでオリジナルのボートを作ってプールで走らせたり、釣竿を作って川につりに行ったり、アウトドアの遊びを一緒に楽しみました。また、小学生のインテンシブクラスでは、川の近くで見つけられる動物にフォーカスして、自分でその動物について調べたり、模型を作ったりしました。英語を自由に使える子どもたちなので、自分で興味のあるものを伝えたり、それについて表現したり、みんなで情報を分かち合ったりしました。

最終日の遠足では、まずテントの立て方を学び、午前中は幼児クラスは林で過ごし、小学生は川で水遊びをしました。午後からは遊び場を交代して過ごしました。大変気温の高い日でしたが、ほとんど日陰や冷たい水の中で過ごしたので、それほど暑さを心配することはありませんでした。小学生クラスは探検に行った時、自作の釣り竿を池にたらしたら、本当に亀が釣れてしまいびっくりしていました。幼児クラスの探検では、せみの羽やぬけがら、黄金虫などを見つけることができました。

自然の中を探検したり、暑かったので少しの時間でしたが、テントの中で過ごしたり、少しはキャンプ気分が味わえたのではないかと思います。来週も楽しむぞ!!

Summer Day School

2014年07月20日 | イベント
いよいよ明日からサマーデイスクールの始まりです。スクールの飾り付けも終了し、キャンプ気分を盛り上げています。

キャンプを経験したことがない子どもたちにもキャンプ気分を味わってもらえるといいな、と思います。先日は、キャンプの雰囲気を察したのか、カブトムシも園庭に遊びにきてくれました。じりじりとした暑さの中、水遊びも楽しみです。

Let's enjoy camping out together!!

シリースポーツデー

2014年07月12日 | イベント
今日のシリースポーツデーを最後に2013-2014年度が終了しました。会場の都合で今年は土曜日の開催になりましたが、そのおかげでたくさんのお父様たちにご参加いただきました。特別な日になって、教師たちはみんな喜んでいました。

親子競技2種を含め、綱引きや障害物競走など全員で楽しみました。親子競技では、こどもたちと保護者の方たちが一緒に取り組んでいただく様子がとても微笑ましく、あっという間に終わったような気がして残念でした。

子どもたちの中には、競争心むき出しの子どももいますし、慎重な子どももいます。どちらも子どもの個性で、両方大事にしてあげたいと思います。勝ち負けをつけることに対して私たちはあまり積極的ではありませんが、時には勝ったことを喜び、負けた子どもたちを思いやることも教えたいと思っています。そして、負けたことにめげずに「次はがんばろう!」と気持ちを切り替えることも大事です。運動だけではなく、室内外の遊びの中でも日常的に経験していることです。

今年もあっという間の一年でした。子どもたちの成長を保護者の方たちと喜べた一年だったことを感謝しています。

読書

2014年07月05日 | 園長の雑感
先日、安城でアメリカ ボストン在住のジャーナリスト菅谷明子さんの講演を聞く機会に恵まれました。

菅谷さんは、アメリカの図書館をリサーチされた様子を「未来をつくる図書館」にまとめられており、安城市が準備を進めている図書情報館のあり方について考える市民フォーラムのために講演をされたのでした。ニューヨーク公共図書館は、日本の図書館と異なり、本当にさまざまな役割を地域で担っており、人々があらゆるシーンで情報を求め、図書館に足を運んでいることに驚きました。また、日本人は「ボランティア」で地域に自分の力を活かすという意識が根付いていないということも残念ながらあらためて思いました。「私はこれが得意だから、この力を他の人たちにシェアする。そして知りたいこと、学びたいことをそれが得意な人から学ぶ。」という循環が、ボランティア精神が根付いているアメリカだとうまくいくのですね。お互いに持てる力を地域に役立てることで、うまくギブ&テイクで地域が活性化されていくのです。

安城の図書情報館に期待が高まりましたが、ぜひ私たちの地域の図書館でもほんの少しでもアメリカの公共図書館のエッセンスが取り入れられればいいのに、と思いました。市民が声をあげて、変えていく意識を持つことが大事なのかもしれません。

また、菅谷さんのお子様が、担任の先生から「○○ちゃんは、本を読むのが大好きだけれど、読み方を間違っている。」と言われたというエピソードも興味深かったです。本を読むことは大事だけれど、自分の経験から共感できる本だけ読んでいては学べないので、考えたことも遭遇したこともない状況を本で読み、自分だったらどうするかということを考えるきっかけにする。そのためには、様々な本を読まないといけないということでした。確かにそれが本の醍醐味でもあるかもしれませんね。読書を通じて、思考力や多角的なものの考え方を養うためにどのような読み方をするのがよいのか、どのような問いを投げかければよいのか、ということを教師として再考するきっかけになりました。