キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

ホリデーコンサート

2012年12月23日 | イベント
毎学期最後の日には、イベントを持ってきて、子どもたちにも保護者の方たちにも楽しい特別な日にしようとしているのですが、今学期は会場がどうしても押さえられず、最終日の前日にホリデーコンサートを行いました。

ホリデーコンサートは、日頃の音楽活動を保護者に見ていただく「シェアリング(共有、分かち合い)」であり、子どもたちがプレゼンテーションスキルをつける機会でもあります。教室で歌っている歌をたくさんの人に楽しんでもらうためには、どのような態度、声で歌わないといけないのか、教師が教える機会になりますし、子どもたちが学んだことを実践する場になります。もちろん年齢に応じて、ここまでできるようにしようという到達目標は異なります。3歳は、保護者の方が見ている前で泣かないで自分がいるべき場所で歌えたら上出来です。4、5歳は、恥ずかしがったり、ふざけたりせず大きな声で歌うことが目標、6歳は、ステージ上での態度も意識して、自信を持って発表できることが目標です。プロダクト(結果)ではなく、そこに至るまでのプロセス(過程)を幼児の間は大切にしてあげたいと思います。プロダクトを重視すると、教師本位の指導になりますし、「楽しい」の範囲を超えて活動する子どもたちもでてくることになりえます。

各クラス3曲ずつ歌ったり、ダンスしたり、楽器演奏をしましたが、それぞれのクラスが十分に目標を達成し、楽しく発表できていたと思います。おうちでたくさん褒めてもらえたかな・・・そうだといいね。

最後には、子どもたちのがんばりにご褒美、保護者の方たちに感謝、そして楽しいホリデーシーズンを祈って、教師たちが「ウィンターワンダーランド」の曲をプレゼントしました。

ブログを読んでくださっているみなさんが楽しいお休みをすごされますように! 喜びと幸せに満ちた一年を迎えられますようにお祈りいたします。

ゲームとセール

2012年12月14日 | 6歳児クラス
6歳クラスが卒園旅行のための費用を作る第2弾の活動が行われました。今回は、午前中に子どもたち対象のゲームコーナーを開き、午後から保護者対象のゲームコーナー、そしてスクール終了後にベークセールを行ないました。

ゲームコーナーで何をするかクラスで意見を出し、話し合い、廃材を使ってゲームの道具を作り、お金の数え方も練習して当日に臨みました。また、前日にはクッキングの活動としてベークセールのためのクリスマスクッキーを文字通り「山」のように焼きました。保護者の方たちからの寄付でケーキやクッキーがたくさん集まり、おいしいスイーツのパックが6歳クラスの保護者の方たちの手でたくさんできあがりました。ゲームでもベークセールでも子どもたちは笑顔いっぱい、生き生きと活動していました。

卒園旅行のための寄付金を集めることが主目的ではあるのですが、卒園までに子どもたちが大きく成長するために大変意味のある活動なのです。まず、全員で話し合って一つのことを決めて、準備しますが、子どもたちそれぞれがこの大きな活動に貢献できるように教師が配慮します。そしてその活動を成し遂げることで、達成感や自己肯定感、自信が育まれます。また、自分が楽しむだけではなく、ホスト役になることで、人を楽しませる、相手の立場に立つということを学びます。そして、お金の扱い方や桁の学習の実践として購入合計金額を出したり、おつりがいくらになるか考えて会計をします。

今年の活動も大成功でした!6歳クラスの保護者だけではなく全スクールの保護者の方たちがとても活動に理解を示してくださり、支えてくださるからできる活動です。保護者の方たちに感謝をして、子どもたちの成長をみんなで喜びたいと思います。

ハンドベルコンサート

2012年12月07日 | イベント
クリスマスを前に、PTA主催で歌鈴(かりん)の方たちによるハンドベルコンサートが開かれました。

ベルの演奏の前に「昔、時間を知らせるためにベルが使われていて、その練習のためにハンドベルが生まれたんだよ。」と、ハンドベルの始まりについて話してくださいました。そして、演奏の合間には、ベルの様々な鳴らし方も見せてくださいました。普通にベルを振った時と親指を当ててベルを振った時の音の違いを聞き分けたり、ベルの中にあるプラッカーをはじいて音を出すのを見せてくださったりしました。また、教師も子どもたちも一番びっくりしたのが、「マルテラト」という、ベルを台に叩き付ける演奏方法でした。「えーっ!」と息を飲む私たちに「安心してください。」と、クロスで隠された厚いスポンジを見せてくださいました。プラッカーが二方向にしか動かないので、90度に二つベルを持つとバラバラに演奏できるというのも驚きでしたね。

ベルの説明も真剣に聞いていた子どもたちでしたが、演奏を聞くときも集中していました。もともとハンドベルクワイアとは、賛美歌を演奏するために組織されているものですが、歌鈴の方たちは、「さんぽ」や「ジングルベル」など子どもたちがよく知っている曲も演奏してくださいました。笑顔でうれしそうに聞いている子ども、体を動かしてリズムをとる子ども、歌いだす子どもと様々でしたが、それぞれとても楽しんでいることがよくわかりました。

6歳クラスの子どもたちは、ベルを鳴らす機会を与えてもらって、ドレミの音階を奏でたり、ドレミの歌を演奏したりしました。プラッカーが二方向にしか動かないことを忘れて、一生懸命振っているのに音が出ず不思議そうな顔をしている子どももいました。振る方向を教えていただき、みんな最後は上手に演奏することができました。